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冷え性改善で妊娠した体験談|妊活中に効果のあった温活のコツ

公開日:2026.02.10
冷え性改善で妊娠した体験談|妊活中に効果のあった温活のコツについて解説します。

妊活において、多くの女性が悩む「冷え性」。
実は、体の冷えは妊娠しにくい体質につながる可能性があるため、改善に向けた「温活」が注目されています。

この記事では、冷え性が妊娠に与える影響を解説するとともに、筆者が長年の冷え性を改善して妊娠に至った体験談、そして妊活中に実践して効果があった具体的な温活のコツを紹介します。

そもそも、なぜ冷え性を改善すると妊娠しやすくなるの?

「体を温めると妊娠しやすくなる」と耳にすることは多いですが、その背景には医学的な理由が存在します。
冷え性は単に手足が冷たいというだけでなく、体全体の血流が悪化しているサインであり、この血行不良が妊娠確率に影響を及ぼす複数の要因につながるため、改善することが重要視されています。

子宮や卵巣への血流が滞り機能が低下するため

体が冷えている状態では、血管が収縮して全身の血流が悪化します。
特に、子宮や卵巣といった骨盤内の臓器は、生命維持に直接関わる心臓や脳への血流が優先されるため、後回しにされがちです。
その結果、子宮や卵巣に新鮮な血液と栄養が十分に行き渡らなくなり、卵子の質の低下や、受精卵が着床するために必要な子宮内膜が十分に厚くならないといった機能低下を招く可能性があります。

血流を改善し、これらの臓器を温かい状態に保つことが、妊娠しやすい環境づくりの基本となります。

こちらもおすすめ:【40代の妊活】卵子の質を上げる方法|不妊治療と併用できる食べ物・運動

ホルモンバランスが乱れやすくなるため

女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部や下垂体からの指令によってコントロールされています。
体の冷えやそれに伴う血行不良は、自律神経の働きを乱す一因となります。
自律神経が乱れると、ホルモン分泌の指令がうまく伝わらなくなり、月経不順や排卵障害などを引き起こす可能性があります。

血液はホルモンを全身に運ぶ役割も担っているため、血流が滞ること自体がホルモンの働きを妨げ、バランスを崩す原因にもなり得ます。
体を温めて血行を促進し、自律神経を整えることは、正常なホルモンバランスを維持するために不可欠です。

着床に必要な基礎代謝が下がってしまうため

冷え性は、体全体の熱を生み出す力、すなわち基礎代謝が低下している状態ともいえます。
基礎代謝が低いと、細胞分裂に必要なエネルギーが不足しがちになります。
受精卵が子宮内膜に着床し、細胞分裂を繰り返して成長していく過程には、多くのエネルギーが必要です。

しかし、体が冷えていて代謝が悪い状態では、このエネルギーを十分に供給できず、着床の維持が難しくなる可能性があります。
体を温めて基礎代謝を上げることは、細胞活動を活発にし、受精卵が根付きやすい、ふかふかなベッドとなる子宮環境を整えることにつながります。

関連記事:妊活中の岩盤浴は効果ある?排卵日後のタイミングと注意点を解説

【体験談】長年の冷え性を改善して妊娠できた私の実体験

私自身、妊活を始める前から重度の冷え性に悩まされていました。
「体質だから」と諦めていましたが、妊活が思うように進まない中で、専門家から冷えの改善を指導されたことをきっかけに、本気で温活に取り組むことを決意。

ここでは、そんな私が冷え性を克服し、待望の妊娠に至るまでの実体験をお話しします。

妊活歴3年、基礎体温もガタガタだった日々

妊活を始めて3年、毎朝基礎体温を測るものの、グラフは低温期と高温期の差が不明瞭で、いわゆる「ガタガタ」の状態が続いていました。
手足は常に氷のように冷たく、特に冬場は厚着をしても体の芯から温まらない感覚に悩まされていました。
クリニックでは大きな問題はないと言われる一方で、周期も不安定で、いつ排卵しているのかも分かりにくい状況でした。

先の見えない妊活と体の不調から、精神的にも落ち込むことが多く、毎月生理が来るたびに深い絶望感に襲われる日々を送っていました。

温活を始めて3ヶ月で感じた体の変化

専門家のアドバイスを元に、食事の見直し、毎日の入浴、簡単なストレッチといった温活を生活に取り入れました。
最初の1〜2ヶ月は大きな変化を感じませんでしたが、3ヶ月が経つ頃には、明らかに体の変化を実感するようになりました。
まず、あれほどガタガタだった基礎体温のグラフが、少しずつ二層に分かれるようになってきたのです。

手足の冷えも以前より和らぎ、寝つきが良くなったことにも驚きました。
この「温活」を通じて、自分の体と丁寧に向き合うことで、心も前向きになっていくのを感じました。

冷え性改善が妊娠への大きな一歩になった

温活を始めてから約半年後、安定し始めた基礎体温が高温期を維持し続け、妊娠検査薬で陽性反応を確認することができました。
長年の冷え性が改善され、体が本来の機能を取り戻したことが、妊娠確率を高める大きな要因になったと確信しています。
妊活中は、つい排卵日やタイミング法ばかりに目が行きがちですが、妊娠しやすい体という土台を作ることの重要性を痛感しました。

私の体験から、冷えに悩む方にとって、地道な体質改善こそが、妊娠への確かな一歩になると伝えたいです。

今日から真似できる!私が実践して効果があった5つの温活習慣

特別なことや高価なものを揃えなくても、日々の生活習慣を少し見直すだけで「温活」は始められます。
ここでは、私が実際に妊活中に試し、体の変化を実感できた5つの具体的な温活習慣を紹介します。
どれも簡単なものばかりなので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

①食事:体を内側から温める食材を毎日の食卓にプラスする

食べ物には体を温める性質を持つものと、冷やす性質を持つものがあります。
温活の基本は、体を内側から温める食材を積極的に摂ることです。
私が意識していたのは、ショウガやニンニク、ネギなどの香味野菜や、ゴボウや人参といった土の中で育つ根菜類です。

これらの食材を発酵食品である味噌を使ったお味噌汁の具にするのがおすすめです。
逆に、トマトやきゅうりなどの夏野菜や南国の果物、白砂糖は体を冷やす傾向があるため、摂りすぎないように注意しました。
飲み物も、冷たいものは避け、常温か温かいものを選ぶようにするだけで、体の中から温まる活習慣になります。

子宮内膜を厚くする食べ物とは?着床を助ける栄養素と食事法を解説

②入浴:38〜40℃のぬるま湯に20分以上浸かる

忙しいとシャワーで済ませがちですが、体を芯から温めるためには湯船に浸かることが非常に効果的です。
ポイントは、熱すぎない38〜40℃程度のぬるま湯に、20分以上ゆっくりと浸かること。
これにより、体の表面だけでなく深部体温がじっくりと上昇し、血行が促進されます。

熱いお湯は交感神経を刺激してしまいますが、ぬるま湯は副交感神経を優位にし、心身ともにリラックスさせる効果も期待できます。
血行促進効果のある炭酸ガス系の入浴剤などを活用するのも、温活を助ける良い方法です。

 

③運動:寝る前の5分でOK!簡単なストレッチを習慣にする

運動は熱を生み出す筋肉を増やし、血流を促進する上で欠かせません。
しかし、激しい運動を続けるのは大変です。
そこでおすすめなのが、寝る前の5分程度の簡単なストレッチです。

特に、下半身の血流が滞りやすい骨盤周りや股関節、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをゆっくり伸ばすことで、全身の血の巡りが良くなります。
体が温まることで寝つきもスムーズになり、睡眠の質の向上にも繋がりました。
無理なく続けられる簡単な運動を毎日の習慣にすることが、体質改善への近道です。

④服装:「3つの首」を温めて全身の血流をアップさせる

効率的に体を温めるには、「」「手首」「足首」の3つの首を冷やさないことが重要です。
これらの部位は皮膚のすぐ下を太い血管が通っているため、温めることで温まった血液が全身を巡りやすくなります。
冬場はもちろん、夏場でも冷房の効いた室内では、ネックウォーマーやアームウォーマー、レッグウォーマーや靴下を活用して、3つの首を常に保護するように心がけましょう。

特に足首には、冷えに効くツボが集中しているため、重点的に温めることで効果を実感しやすくなります。

⑤アイテム:腹巻きとレッグウォーマーは妊活中のマストアイテム

数ある温活グッズの中でも、私が特に手放せなかったのが腹巻きとレッグウォーマーです。
腹巻きは、子宮や卵巣があるお腹周りを直接温め、骨盤内の血流をサポートしてくれます。
薄手のシルク素材のものなら、季節を問わず服の下に着用できるのでおすすめです。

また、レッグウォーマーは足首からふくらはぎまでを温め、下半身の冷えを防ぎます。
心臓から遠い足元は特に冷えやすいため、温かい血液を全身に送り返すポンプの役割を助けるレッグウォーマーは、妊活中の必須アイテムと言えます。

関連記事:寝る時の腹巻は逆効果?よくない理由と正しい使い方・効果を解説

体がポカポカするのは冷え性改善?それとも妊娠超初期症状?

温活を続けていると、体が温まってきたことを実感する日が増えてきます。
この体のポカポカとした感覚が、温活による体質改善のサインなのか、それとも待望の妊娠超初期症状なのか、気になるところです。
妊娠中の変化は個人差が大きいですが、いくつかのポイントで見分けるヒントがあります。

体温上昇と基礎体温の変化で見分けるポイント

温活によって冷え性が改善されると、低温期の体温が全体的に底上げされ、安定した基礎体温になる傾向があります。
一方、妊娠超初期症状による体温上昇の最も大きな特徴は、高温期が長く続くことです。
通常、排卵後の高温期は12〜14日程度で終わり、体温が下がって生理が始まります。

しかし、妊娠が成立すると、黄体ホルモンが分泌され続けるため、高温期が16日以上続きます。
基礎体温を毎日記録していれば、この持続期間の違いが妊娠の可能性を見分ける一つの目安となり、妊娠確率を予測する助けになります。
妊娠中の体温変化を知る上でも基礎体温の計測は重要です。

妊娠の可能性があるならフライング検査も検討する

高温期が続き、普段の生理前とは違う体調の変化(強い眠気やだるさ、胸の張りなど)を感じた場合、妊娠の可能性が考えられます。
生理予定日を待てずに結果を知りたい場合は、通常の妊娠検査薬よりも早い時期から使える「早期妊娠検査薬」でフライング検査をするのも一つの方法です。

ただし、フライング検査は尿中のhCGホルモン濃度が低い時期に行うため、実際には妊娠していても陰性となる場合があります。
より正確な妊娠確率を知るためには、やはり生理予定日の1週間後以降に再度検査することが推奨されます。

さらに詳しい記事:妊娠検査薬は性交後何日で反応する?最短時期と正しい計算方法

セルフケアで効果が出ない時に頼れる専門家への相談

温活などのセルフケアを続けても、なかなか冷えが改善されなかったり、妊活が思うように進まなかったりする場合、一人で抱え込まずに専門家の力を借りることも大切です。
東洋医学や西洋医学など、さまざまなアプローチから原因を探り、自分に合ったケアを見つけることが、妊活を前進させるきっかけになるかもしれません。

漢方薬局で自分の体質に合った処方をしてもらう

漢方は、その人の体質や心身の状態を総合的に判断し、根本的な体質改善を目指すアプローチです。
専門の漢方薬局では、丁寧なカウンセリングを通じて、冷えの原因が血行不良(瘀血)なのか、エネルギー不足(気虚)なのかといった「証」を見極め、一人ひとりに合った漢方薬を処方してくれます。
血の巡りを良くしたり、体を温める力を補ったりする処方は、妊活における体づくりを力強くサポートします。

保険適用外の場合もありますが、自分の体とじっくり向き合う良い機会にもなります。

鍼灸院で血行を促進する施術を受ける

鍼灸は、特定のツボを鍼や灸で刺激することで、気血の流れを整え、体の不調を改善する東洋医学の施術です。
特に、子宮や卵巣周辺のツボを刺激することで骨盤内の血流を直接的に促進する効果が期待でき、妊活中の女性に人気があります。

また、鍼灸には自律神経のバランスを整える働きもあるため、冷えだけでなく、ストレスやホルモンバランスの乱れに悩む方にも適しています。
定期的に通うことで体質が整い、リラックス効果も得られるため、心身のコンディションを整える上で有効な妊活サポートです。

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不妊治療クリニックで医学的な原因を調べる

セルフケアや東洋医学的アプローチで体質改善を図ると同時に、不妊治療クリニックで医学的な検査を受けることも重要です。
冷え性以外に、卵管の詰まりや子宮筋腫、ホルモン値の異常など、妊娠を妨げる別の原因が隠れている可能性もあります。
原因がはっきりと分かれば、それに合わせた的確な治療に進むことができます。

専門医に相談することで、自分たちの状況を客観的に把握し、今後の妊活プランを立てる上での安心材料にもなります。
体質改善と並行して、医学的な視点からのアプローチを検討することも選択肢の一つです。

冷え性改善と妊娠に関するよくある質問

ここでは、冷え性の改善や妊活に取り組む中で、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式で解説します。
温活を続ける上でのヒントや、パートナーとの関わり方など、妊活中のさまざまな疑問を解消するための参考にしてください。

Q1. 温活を始めてからどれくらいで効果が出ますか?

効果には個人差がありますが、一般的に体質改善には最低3ヶ月程度の継続が必要とされます。
これは、体の細胞が約3ヶ月周期で生まれ変わるためです。

最初の1〜2ヶ月は変化を感じにくくても、まずは3ヶ月を目標に焦らず続けてみましょう。
この習慣が、妊娠しやすい体づくりの土台となります。

Q2. 夏でも冷え性対策は必要ですか?

はい、必要です
夏は冷房の効いた室内で過ごしたり、冷たい飲食物を摂取したりする機会が増えるため、体が内側から冷える「内臓型冷え性」に陥りやすい季節です。

お腹を冷やさないように腹巻きをしたり、温かい飲み物を意識して摂ったりと、夏場でも油断せずに温活を続けることが大切です。

Q3. パートナー(男性)も冷え性対策をした方が良いですか?

はい、男性も冷え性対策を行うことを推奨します。
体の冷えは血行不良につながり、精巣の機能に影響を与え、精子の質や運動率を低下させる可能性があります。

妊活は夫婦二人で取り組むものですので、サウナや長風呂を避ける、体を締め付けない下着を選ぶといった対策をパートナーと一緒に行うのが理想的です。

まとめ:冷え性改善は妊娠への大切な第一歩

冷え性は「体質だから」と見過ごされがちですが、妊活においては改善すべき重要な課題の一つです。
体を温めて血流を良くすることは、子宮や卵巣の機能を高め、ホルモンバランスを整えるなど、妊娠しやすい体づくりの基本となります。
今回紹介した温活は、日々の生活に少し加えるだけで実践できることばかりです。

自分に合った方法を見つけて、焦らず楽しみながら続けることが、未来の赤ちゃんを迎えるための大切な一歩となります。

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この記事の監修者

峯岸 里美

峯岸 里美

本八幡鍼灸院 院長

日本鍼灸理療専門学校/学校法人花田学園卒業後、鍼灸院3年、鍼灸整骨院2年勤務後2008年6月株式会社ブレイシングに入社。
住吉鍼灸院で5年勤務した後2013年2月本八幡鍼灸院を開院し院長に就任。
開院から13年院長に従事。
不妊、男性不妊をメインに不妊に悩むご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校
住吉鍼灸院勤務
本八幡鍼灸院院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会

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