妊活中、お菓子を完全に断つ必要はありません。
むしろ、栄養を補う機会として間食を賢く活用することがおすすめです。
この記事では、妊活中に意識したいおやつの選び方のポイントから、コンビニなどで手軽に買える具体的な食品、そして避けるべき間食までを解説します。
正しい知識を身につけ、ストレスなく妊活期間を過ごしましょう。
妊活中のおやつは我慢不要!賢い選択で栄養補給のチャンスに
妊活中におやつを我慢しすぎると、かえってストレスが溜まり、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。
間食は、3度の食事だけでは不足しがちな栄養素を補給する絶好の機会と捉えましょう。
例えば、鉄分やビタミン、タンパク質など、妊娠しやすい体づくりに役立つ栄養素を含む食品を意識的に選ぶことで、おやつタイムがポジティブな時間になります。
大切なのは何を食べるかであり、間食を上手にコントロールすることが妊活をサポートします。
妊活をサポートするおやつ選びの3つのポイント
妊活中のおやつ選びでは、単に空腹を満たすだけでなく、体を良い状態に導くための視点が求められます。
特に「体を温めること」「血糖値の急上昇を避けること」「不足しがちな栄養素を補うこと」という3つのポイントを意識することで、おやつが体づくりの味方になります。
これらのポイントを押さえ、日々の間食を見直してみましょう。
体を温める食材を意識して選ぶ
体の冷えは血行不良を招き、子宮や卵巣の機能低下につながる可能性があるため、妊活中は体を温めることが重要です。
おやつを選ぶ際も、温かい飲み物と一緒に摂ったり、常温の食品を選んだりする工夫が効果的です。
食材としては、血行促進が期待できる生姜やシナモンを使ったものがおすすめです。
逆に、冷蔵庫から出したての冷たいものや、体を冷やす性質のある南国のフルーツなどは、食べる頻度や量に配慮すると良いでしょう。
血糖値の急上昇を抑える低GI食品を選ぶ
血糖値が急激に上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、ホルモンバランスの乱れにつながることがあります。
そのため、おやつには血糖値の上昇が緩やかな「低GI食品」を選ぶのがおすすめです。
例えば、ナッツ類、ハイカカオチョコレート、ヨーグルト、干し芋などは代表的な低GI食品です。
白砂糖を多く使ったお菓子やジュースは血糖値を急上昇させやすいため、できるだけ避けて、体に負担の少ないおやつを選びましょう。
タンパク質や鉄分など不足しがちな栄養素を補う
妊活中は、体の基礎を作るタンパク質や、血液の材料となる鉄分、細胞の働きを助けるビタミン・ミネラルなどを積極的に摂取することが望まれます。
普段の食事で不足しがちなこれらの栄養素を、おやつで補う意識を持つと効率的です。
例えば、タンパク質ならチーズやゆで卵、鉄分ならドライフルーツ、ビタミンEならナッツ類が手軽な選択肢になります。
おやつを栄養補給の機会と捉え、体に必要な成分をプラスしていきましょう。
【コンビニで買える】妊活中におすすめのおやつ7選
妊活中でも、忙しい毎日の中で手軽におやつを楽しみたいものです。
コンビニやスーパーで市販されている食品の中にも、妊活をサポートしてくれるものはたくさんあります。
調理の手間がなく、仕事の合間にもさっと食べられる、おすすめのおやつを7つ紹介します。
成分表示を確認しながら、賢く選んでみましょう。
ビタミンEが豊富な素焼きアーモンド・くるみ
アーモンドやくるみなどのナッツ類には、抗酸化作用があり血行を促進するビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは「子宝ビタミン」とも呼ばれ、ホルモンバランスを整える働きも期待される栄養素です。
選ぶ際は、油や食塩が添加されていない「素焼き」タイプがおすすめです。
食物繊維や良質な脂質も摂れますが、カロリーは高めなので、1日ひとつかみ程度を目安にすると良いでしょう。
腸内環境を整える高タンパク質なギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは、一般的なヨーグルトよりも水分が少なく、濃厚で高タンパク質なのが特徴です。
タンパク質は体の細胞を作る基礎となる重要な栄養素であり、妊活中には特に意識して摂取したい成分です。
また、乳酸菌によって腸内環境が整うことも期待できます。
砂糖が添加されていないプレーンタイプを選び、きなこや少量のフルーツを加えて自然な甘さを楽しむのがおすすめです。
鉄分を手軽に補給できるデーツやプルーン
デーツやプルーンといったドライフルーツは、鉄分を手軽に補給できる優秀なおやつです。
鉄分は血液の材料となり、子宮内膜の環境を整えるためにも不可欠ですが、特に女性は不足しがちです。
食物繊維も豊富に含まれており、便秘の解消にも役立ちます。
ただし、糖分も凝縮されているため、食べ過ぎには注意が必要です。
1日に2〜3粒程度を目安に、間食に取り入れましょう。
カルシウムも摂れるベビーチーズやプロセスチーズ
チーズは、タンパク質とカルシウムを手軽に摂取できる食品です。
特に個包装になっているベビーチーズやプロセスチーズは、保存しやすく、外出先でも手軽に食べられるため重宝します。
タンパク質は筋肉や血液の材料となり、カルシウムは骨の健康維持に欠かせません。
ただし、脂質も多く含まれているため、食べ過ぎには注意し、1日に1〜2個程度を目安に選ぶと良いでしょう。
腹持ちが良く満足感の高いゆで卵
ゆで卵は、タンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルをバランス良く含む「完全栄養食」とも呼ばれる優れた食品です。
良質なタンパク質は、健康な体づくりの基礎となります。
また、腹持ちが非常に良いため、少量でも満足感を得やすく、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
コンビニでも手軽に購入でき、調理の手間もかからないため、忙しい日の間食に最適です。
食物繊維が豊富な焼き芋・干し芋
さつまいもを原料とする干し芋は、食物繊維が豊富で、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品です。食物繊維は腸内環境を整え、便通を改善する働きがあります。
また、自然な甘みがあるため、甘いものが食べたくなった時の欲求を満たしてくれます。ビタミンCやカリウムなどの栄養素も含まれており、添加物を使っていないシンプルなものが多いのも魅力です。
ポリフェノールを含むハイカカオチョコレート
カカオ含有量が70%以上のハイカカオチョコレートは、抗酸化作用のあるカカオポリフェノールが豊富です。
ポリフェノールには、体の酸化を防ぎ、血流を改善する効果が期待できます。
甘いものが欲しいけれど罪悪感なく楽しみたい時に適しています。
ただし、糖質や脂質も含まれるため、食べ過ぎは禁物です。
1日に数枚程度を目安に、リラックスタイムのお供に取り入れましょう。
要注意!妊活中にできるだけ控えたいおやつの特徴
妊活中のおやつ選びでは、体に良いものを選ぶと同時に、悪影響を及ぼす可能性のあるものを避ける視点も重要です。
特に、血糖値の急上昇や体の冷え、血行不良につながるお菓子は控えるのが賢明です。
日頃から口にするものを見直し、意識的に避けることで、より良い体づくりを目指せます。
白砂糖をたっぷり使った甘い洋菓子やスナック類
ケーキ、クッキー、スナック菓子などに多く使われる白砂糖は、血糖値を急激に上昇させる原因となります。
血糖値の乱高下はホルモンバランスの乱れにつながる可能性があり、妊活にとっては避けたい状態です。
また、白砂糖には体を冷やす性質があるともいわれています。
甘いものが食べたくなった際は、白砂糖を多用した洋菓子よりも、素材の甘みを活かしたおやつを選ぶように心がけましょう。
トランス脂肪酸が含まれるマーガリンやショートニング使用の菓子パン
マーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどに含まれるトランス脂肪酸は、摂りすぎると悪玉コレステロールを増やし、血流を悪化させる原因となります。
血行不良は子宮や卵巣への栄養供給を妨げることにもつながりかねません。
菓子パンやクッキー、ケーキなど多くの加工食品に使われているため、購入する際は原材料表示を確認する習慣をつけ、これらの成分が含まれるものは避けるのが賢明です。
体を冷やす原因になるアイスクリームやかき氷
アイスクリームやかき氷などの冷たい食べ物は、直接的に内臓を冷やしてしまいます。
体が内側から冷えると、全身の血行が悪くなり、特に子宮や卵巣の機能に影響を与える可能性があります。
血流が良い状態は、妊娠しやすい体づくりの基本です。
どうしても食べたい場合は、温かい飲み物と一緒に摂るなどの工夫も考えられますが、妊活中はできるだけ頻度を減らすことをおすすめします。
添加物や人工甘味料が多く使われている加工食品
加工食品に含まれる食品添加物や人工甘味料の中には、体内で消化・分解する際にビタミンやミネラルを消費してしまうものがあります。
また、腸内環境を乱す一因となる可能性も指摘されています。
妊活中は、胎児の成長に必要となる栄養素を体に蓄えておくことが重要です。
できるだけ添加物の少ない、原材料がシンプルな食品を選ぶように心がけ、成分表示をチェックする癖をつけましょう。
妊活中のおやつタイムをより効果的にするコツ
妊活中のおやつは、ただ食べるだけでなく、量と時間を意識することで、より体にとってプラスに働きます。
食べ過ぎを防ぎ、体が脂肪を溜め込みにくいタイミングを選ぶことで、体重管理をしながら栄養補給ができます。
ここでは、間食をより効果的にするための2つのコツを紹介します。
食べる量は1日200kcalまでを目安にする
間食から摂取するカロリーは、1日あたり200kcal程度を目安にすると良いでしょう。
これは3度の食事に影響を与えず、体重増加のリスクを抑えながら栄養を補給するのに適した量です。
例えば、素焼きナッツならひとつかみ(約25g)、プレーンヨーグルトなら1カップ、ハイカカオチョコレートなら数枚程度です。
パッケージの栄養成分表示を確認し、食べる量を調整する習慣をつけましょう。
食べる時間は脂肪を溜め込みにくい午後3時頃が最適
おやつを食べる時間として最もおすすめなのは、午後3時頃です。
私たちの体には「BMAL1(ビーマルワン)」という、脂肪の蓄積を促すタンパク質が存在し、その分泌量が1日のうちで最も少なくなるのが午後2時〜3時頃といわれています。
この時間帯に間食を摂ることで、食べたものが脂肪として蓄積されにくくなります。
逆に、BMAL1の分泌が増える夜遅い時間の食事は避けるのが賢明です。
妊活中のおやつに関するよくある質問
妊活中のおやつ選びについて、多くの人が抱える疑問や不安があります。
ここでは、特に多く寄せられる質問に回答します。
正しい知識を持つことで、おやつタイムを安心して楽しむことができます。
Q1.どうしても甘いものがやめられない時はどうしたら良いですか?
白砂糖を多く使った洋菓子より、和菓子がおすすめです。
あんこやきなこ、黒糖を使った和菓子は、脂質が少なく、食物繊維やミネラルを含むものが多いです。
例えば、大福やきなこ餅、黒糖を使ったかりんとうなどを選ぶと良いでしょう。
ただし、糖分が含まれることに変わりはないため、食べ過ぎには注意が必要です。
Q2.妊活中に果物を食べるのは問題ありませんか?
問題ありません。果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、妊活中の栄養補給に適しています。
ただし、果糖も多く含むため、食べ過ぎには注意しましょう。体を冷しやすい南国のフルーツよりは、りんごやベリー類など、その季節に旬を迎える果物を適量摂るのがおすすめです。
Q3.市販のお菓子で添加物が少ないものを選ぶポイントはありますか?
パッケージ裏面の原材料表示を確認し、記載されている材料が少なく、シンプルなものを選ぶのがポイントです。
原材料名は使用量の多い順に記載されており、「/(スラッシュ)」以降に書かれているものが食品添加物です。
家庭のキッチンにないような、見慣れないカタカナの成分が少ない市販のお菓子を選ぶように心がけましょう。
まとめ
妊活中のおやつは、我慢の対象ではなく、妊娠しやすい体づくりをサポートするための「栄養補給」と捉えることが重要です。
体を温め、血糖値の急上昇を抑え、タンパク質や鉄分などの栄養素を補える食品を意識的に選びましょう。
コンビニやスーパーで手軽に買えるナッツやヨーグルト、ドライフルーツなどを上手に活用し、1日200kcalを目安に午後3時頃に食べるのが効果的です。
一方で、白砂糖やトランス脂肪酸、添加物が多いお菓子は避け、ストレスを溜めずに賢く間食と付き合っていきましょう。








