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ラクトフェリンの妊活効果|妊娠率を高める飲み方とサプリの選び方

公開日:2026.01.17
ラクトフェリンの妊活効果|妊娠率を高める飲み方とサプリの選び方を解説します

妊活において、ラクトフェリンが着床しやすい子宮環境を整える働きをすることから注目されています。
ラクトフェリンは母乳や哺乳類の乳に多く含まれる成分で、免疫力の調整や抗菌作用が知られています。

この記事では、ラクトフェリンが妊活にもたらす具体的な効果やメカニズム、効果を最大化するための正しい飲み方、そして自分に合ったサプリメントの選び方までを詳しく解説します。

ラクトフェリンが妊活をサポートすると言われる理由

ラクトフェリンが妊活のサポート役として期待される背景には、子宮内の細菌バランス、すなわち子宮内フローラを整える働きがあります。
近年の研究で、子宮内フローラの状態が妊娠率や着床率に深く関わることが明らかになってきました。

不妊の原因は様々ですが、子宮内環境の乱れもその一つと考えられています。
ラクトフェリンは、この環境を改善することで、受精卵が着床しやすい状態へと導く手助けをすると考えられています。

子宮内フローラのバランスを整え着床しやすい環境へ

子宮内は無菌状態と考えられていましたが、実際には多様な細菌が存在し、「子宮内フローラ」を形成しています。
この子宮内フローラの90%以上を善玉菌であるラクトバチルス属の乳酸菌が占めている状態が、妊娠率や着床率を高める上で理想的とされています。

ラクトフェリンは、この善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあるため、子宮内フローラのバランスを整えるのに役立ちます。
これにより、受精卵が着床しやすく、育ちやすい子宮環境が作られると考えられています。

善玉菌(ラクトバチルス)を増やして妊娠・出産率の向上を助ける

子宮内フローラにおける善玉菌の代表がラクトバチルスです。
複数の研究により、子宮内のラクトバチルスが優勢な状態であることは、体外受精の成功率や生児獲得率(出産に至る確率)の向上と関連があることが報告されています。

ラクトフェリンの摂取は、このラクトバチルスを増やすことで子宮内の環境を改善し、結果として妊娠・出産率の向上をサポートする可能性があります。
妊活において子宮内の善玉菌を増やすことは、着床からその後の妊娠維持に至るまで、重要な役割を果たします。

妊活から産後まで!ラクトフェリンに期待される4つの効果

ラクトフェリンは妊活中だけでなく、妊娠から産後、育児中に至るまで、女性のライフステージの様々な場面で嬉しい効果が期待できる成分です。

子宮内環境の改善による着床サポートはもちろん、妊娠中の母体の健康維持、母乳を介した赤ちゃんの成長応援、さらには育児中のストレス緩和まで、その働きは多岐にわたります。
それぞれの時期で、ラクトフェリンがどのように心身をサポートするのかを具体的に見ていきましょう。

【妊活中】子宮内環境を良好に保ち、受精卵の着床をサポート

妊活中におけるラクトフェリンの最も重要な役割は、子宮内環境を整え、受精卵の着床を助けることです。
子宮内フローラのバランスが乱れ、悪玉菌が増えると、子宮内膜で軽微な炎症が起こり、受精卵を受け入れる準備がうまく進まないことがあります。

ラクトフェリンは、善玉菌であるラクトバチルス菌を増やし、悪玉菌の活動を抑えることで、子宮内フローラを理想的な状態に近づけます。
これにより、子宮内膜が受精卵にとって着床しやすい良好な状態に保たれ、妊娠の成立をサポートします。

【妊娠中】早産のリスク軽減や鉄分の吸収促進

妊娠中のラクトフェリン摂取は、母体と胎児の健康維持に貢献します。

特に注目されるのが、早産のリスク因子とされる細菌性腟症の予防です。
ラクトフェリンは腟内の環境を整え、悪玉菌の増殖を抑えることで、このリスクを軽減する効果が期待されています。
また、ラクトフェリンには鉄と結びつきやすい性質があり、鉄の吸収を助ける働きも知られています。
妊娠中は胎児の成長のために多くの鉄分が必要となり、貧血になりやすいため、鉄分の吸収促進は母体の健康管理において非常に重要です。

【授乳中】母乳を介して赤ちゃんの健やかな成長を応援

ラクトフェリンは、特に出産後数日間の初乳に豊富に含まれている成分です。
母乳に含まれるラクトフェリンは、まだ免疫機能が未熟な赤ちゃんの体を感染症から守る重要な役割を担っています。

具体的には、病原菌の増殖に必要な鉄分を奪うことでその活動を抑制したり、腸内環境を整えて善玉菌であるビフィズス菌を増やしたりします。
母親がラクトフェリンを摂取することで、母乳を通じてこれらの有益な成分を赤ちゃんに届け、健やかな成長と免疫力の基盤づくりを応援することができます。

【育児中】ストレスによる心身の不調を和らげる

育児中は、睡眠不足やホルモンバランスの変化、慣れない育児へのプレッシャーなどから、多くの母親が心身のストレスにさらされます。ラクトフェリンには、ストレスによって上昇する唾液アミラーゼ濃度を抑制する可能性が研究で示唆されています。

また、腸内環境を整えることは、精神的な安定につながる「セロトニン」の生成にも関わっており、「脳腸相関」の観点からも重要です。心身のバランスを整えることで、育児に前向きに取り組むためのサポートとなります。

妊活効果を最大化するラクトフェリンの正しい飲み方

ラクトフェリンの効果を妊活で最大限に活かすためには、適切な摂取方法を知ることが重要です。
ただ漠然と摂取するのではなく、1日あたりの推奨量や摂取を開始するタイミング、そして妊娠が判明した後の継続について正しく理解しておく必要があります。

ここでは、ラクトフェリンの恩恵をしっかりと受けるための、具体的な飲み方のポイントを解説します。
日々の生活に正しく取り入れ、健やかな体づくりを目指しましょう。

1日あたりの摂取量は300mgを目安にする

妊活を目的としてラクトフェリンを摂取する場合、1日あたりの摂取量の目安は300mgとされています。
研究によっては、より多くの量を摂取することで効果が見られたとする報告もありますが、まずはこの量を基準に始めると良いでしょう。

サプリメントを利用する際は、製品の成分表示を必ず確認し、1日の摂取目安量でどれくらいのラクトフェリンが摂れるのかを把握することが大切です。
継続的な摂取が子宮内環境の改善につながるため、毎日推奨量をきちんと補給することを心がけてください。

いつから飲む?妊活を考え始めたタイミングでの開始が理想

ラクトフェリンの摂取を開始するのに最も適したタイミングは、妊活をしようと決めた時です。
子宮内フローラを改善し、着床しやすい環境を整えるには、ある程度の期間が必要になります。
効果を実感するまでの時間には個人差がありますが、一般的には摂取を始めてから数ヶ月かかることも考えられます。

そのため、本格的な不妊治療やタイミング法を始める前から飲み始め、体を妊娠しやすい状態へと準備しておくことが理想的です。
早めにスタートすることで、余裕を持って体づくりに取り組めます。

妊娠判明後も摂取を続けて問題ないか

妊娠が判明した後も、ラクトフェリンの摂取を続けることに基本的に問題はありません。
むしろ、妊娠中の摂取には早産リスクの低減や貧血予防といったメリットが期待できます。

ラクトフェリンはもともと母乳に含まれる安全性の高い成分です。
ただし、妊娠中は体がデリケートな時期であり、使用しているサプリメントにラクトフェリン以外の成分が含まれている場合もあります。
安心して摂取を続けるためにも、かかりつけの産婦人科医に相談し、指示を仰ぐことが推奨されます。

失敗しない!妊活向けラクトフェリンサプリを選ぶ3つのポイント

ラクトフェリンは食品から十分な量を摂取することが難しいため、サプリメントの活用が効率的です。
しかし、市場には多種多様な製品があり、どれを選べば良いか迷うかもしれません。
妊活という目的に合った、おすすめのサプリメントを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。

ここでは、成分の効果を最大限に引き出し、安心して継続できる製品を見つけるための3つの選び方を解説します。

ポイント1:成分を腸まで届ける「腸溶性」の加工がされているか

ラクトフェリンを選ぶ上で最も重要なポイントの一つが、「腸溶性」であるかどうかです。
ラクトフェリンは熱や酸に非常に弱い性質を持っており、胃酸によってその多くが分解されてしまいます。

成分が本来の力を発揮するためには、胃で溶けずに腸までしっかりと届く必要があります。
そのため、サプリを選ぶ際には、胃酸から成分を守る特殊なコーティングが施された腸溶性の製品を選びましょう。
パッケージや公式サイトで「腸溶性カプセル」や「腸まで届く」といった表記があるかを確認することが重要です。

ポイント2:必要なラクトフェリン量がしっかり配合されているか

次に確認すべきは、1日の摂取目安量で推奨されるラクトフェリンがしっかり含まれているかという点です。
妊活目的の場合、1日あたり300mgの摂取が目安とされています。
サプリメントのパッケージや成分表示を確認し、ラクトフェリンの配合量を必ずチェックしてください。

製品によっては、1粒あたりの配合量が少なく、推奨量を満たすために多くの粒を飲む必要があるものもあります。
1日に必要な量を無理なく摂取できる配合量のサプリを選ぶことが、継続のしやすさにもつながります。

ポイント3:毎日続けられる価格や形状であるか

子宮内環境の改善には継続的な摂取が不可欠なため、無理なく続けられるかどうかもサプリ選びの重要な基準です。
まず、経済的な負担が大きすぎないか、毎月のコストを考慮しましょう。
高価な製品でなくても、品質の良いサプリはたくさんあります。

また、カプセルの大きさや錠剤の形状、1日に飲む粒の数なども確認が必要です。
つわりなどで体調が優れない時期でも飲みやすいか、自分のライフスタイルに合っているかを検討し、ストレスなく毎日続けられる製品を見つけることが成功の鍵となります。

ラクトフェリンは食品からでも十分に摂取できる?

ラクトフェリンは乳製品に含まれると聞いて、ヨーグルトや牛乳などの食品から摂取しようと考える人もいるかもしれません。
しかし、妊活に有効とされる量を食品だけで補うのは現実的ではありません。

ラクトフェリンは非常にデリケートな成分であり、その性質を理解することが重要です。
ここでは、食品からの摂取がなぜ難しいのか、そしてサプリメントを利用するメリットについて解説します。

熱や酸に弱い性質のため食品からの摂取は難しい

ラクトフェリンは、熱と酸の両方に極めて弱いという特性を持っています。
市販されている牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、製造過程で加熱殺菌処理が施されるため、その段階でラクトフェリンの多くがその働きを失ってしまいます。

また、たとえ未殺菌の食品から摂取できたとしても、強力な胃酸によって大半が分解されてしまい、腸まで届く前に効果を失います。
そのため、日常的な食事から妊活に有効な量のラクトフェリンを体内に取り込むことは非常に困難です。

サプリメントなら効率的に必要な量を補える

食品からの摂取が難しいラクトフェリンを効率的に補うことができるのがサプリメントです。
特に、胃酸の影響を受けずに成分を腸まで直接届けられる「腸溶性」に加工されたサプリは、ラクトフェリンの持つ力を最大限に活かすことができます。

サプリメントであれば、1日に必要な300mgといった量を手軽かつ確実に摂取することが可能です。
妊活という明確な目的を持ってラクトフェリンを取り入れるのであれば、品質管理されたサプリメントを活用するのが最も確実で効率的な方法です。

ラクトフェリンの妊活利用に関するよくある質問

ラクトフェリンを妊活に取り入れるにあたり、副作用の有無や男性への効果、他のサプリメントとの飲み合わせなど、様々な疑問が浮かぶかもしれません。
安心して摂取を始めるために、ここでは多くの人が抱く疑問点について簡潔にお答えします。

正しい知識を持つことで、より効果的にラクトフェリンを妊活に役立てることができます。

Q1.ラクトフェリンを摂取することによる副作用はありますか?

ラクトフェリンは母乳にも含まれる安全性の高い成分で、適切に摂取する限り重篤な副作用の報告はほとんどありません。
ただし、体質によっては、一度に大量摂取するとお腹が緩くなるなどの軽い消化器症状が出ることがあります。

基本的には安全ですが、推奨量を守って摂取してください。

Q2.男性がラクトフェリンを摂取しても妊活に良い影響はありますか?

現時点では、男性の精子の質改善など、男性不妊への直接的な効果に関するヒトでの科学的根拠はまだ確立されていません。しかし、マウスを用いた研究では、ラクトフェリンが精子の細胞死を抑制し生存率を改善する可能性、および受精率や着床率を向上させる可能性が示唆されています。ラクトフェリンには免疫調整作用や抗酸化作用があるため、男性が健康維持や体調管理の一環として摂取すること自体に問題はなく、間接的に妊活をサポートする可能性はあります。

Q3.葉酸サプリなど他のサプリメントと併用しても大丈夫ですか?

ラクトフェリンと、妊活で推奨される葉酸サプリなどを併用することは基本的に問題ありません。
これらの成分が互いに悪影響を及ぼすという報告はなく、多くの人が併用しています。

ただし、複数のサプリを飲む際は成分の重複に注意し、心配な場合はかかりつけの医師や薬剤師に相談するとより安心です。

まとめ

ラクトフェリンは子宮内フローラのバランスを整え、善玉菌であるラクトバチルスを増やすことで、受精卵が着床しやすい環境づくりをサポートします。

妊活中の効果を期待する場合、1日300mgを目安に胃酸から成分を守る「腸溶性」のサプリメントで摂取することが効率的です。

妊活を考え始めたタイミングで摂取を開始し、妊娠後も継続することで早産リスクの軽減などのメリットも期待できます。

副作用のリスクは低いですが、他のサプリメントとの併用も含め、不安な点は医師に相談することが推奨されます。

この記事の監修者

峯岸 里美

峯岸 里美

本八幡鍼灸院 院長

日本鍼灸理療専門学校/学校法人花田学園卒業後、鍼灸院3年、鍼灸整骨院2年勤務後2008年6月株式会社ブレイシングに入社。
住吉鍼灸院で5年勤務した後2013年2月本八幡鍼灸院を開院し院長に就任。
開院から13年院長に従事。
不妊、男性不妊をメインに不妊に悩むご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校
住吉鍼灸院勤務
本八幡鍼灸院院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会

《SNS》

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