卵がなかなか育たないことで困っている方

抗糖化(糖質制限)が卵子の老化を防ぐ

卵子や精子の老化の原因になる終末糖化産物をAGEsといいます。

原因不明の卵の発育不全には、このAGEsの生成を抑えることがとても重要です。その為、糖質制限を意識することがとても重要になります。

AGEsとは?

簡単に言うと、タンパク質と糖が加熱された結果できた物質です。

どうしたらAGEsが蓄積されてしまうの?

暴飲暴食運動不足野菜不足甘いものを多く食べたり、食べるのが早いといったことがAGEsが過剰に蓄積する原因となります。

一般的にダイエットに効果的と思われる行動選択がAGEsの抑制に繋がります。

糖質制限をするためには?

糖質制限は間違った方法で行うと、逆に健康を阻害することにもつながります。

行う場合は、正しいやり方で行って下さい。

ポイント①「完全に糖質を抜かない」

糖質制限は、めまいや疲れ、低体温などの症状を引き起こすことがあります。また、長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中の危険を高める可能性があるといわれています。取り入れる際は、「主食の量を半分にする」、「夕食だけ主食を抜く」など適度に糖質を摂るようにし、完全に抜くのはやめましょう。

ポイント②「おかずは野菜中心で薄味が基本」

主食を減らした分、おかずで栄養を取らなければ栄養不足になってしまいます。

しかし、食べ過ぎは注意です。今まで以上に脂肪や塩分などを摂ることになります。

おかずは、野菜を多く食べることによってコレステロールの吸収を防ぐ効果が期待できます。

味付けは薄味にして多くの野菜を食べて下さい。

 

糖質制限と一緒に行うと良い事はミトコンドリア活性

抗糖化対策・抗酸化対策だけではなく、卵子や精子のエネルギーとなるミトコンドリアの活性化も合わせて対策していくことでいつまでも元気な卵子や精子を維持することができます。

 

一度体内でAGEsになった物質は元に戻りません。

普段から「抗糖化」を心掛けた生活習慣の改善が重要です。

AGESは生活習慣の成績表

AGESは体の外に排出できません。

残念ですが、現時点では体の中のAGEsを分解・排泄する方法は確立されていません。

蓄積をしないように食材や生活習慣を見直していくことが大切です。

入口管理をしていきましょう。

 

 

今回は、卵の発育にフォーカスをして糖について掲載させていただきました。

しかし、「糖は悪いもの」だという解釈は間違いです。

糖質は体にとって重要な栄養素でもあります。

糖質の中には血糖値を上げやすいものや上げにくいものがあります。

糖質の摂り方を工夫することや知識を基に、ご自身で行動選択しながら糖化ストレス対策を行っていくことが、健康・妊活にとってとても大切です。

 

糖の種類

GI値(血糖上昇指数,%)

グルコース

100 *1

マルトース

105 *1

ショ糖

59 *1

トレハロース

37.7 *2