
多嚢胞性卵巣症候群とは?で
こんなお悩みはありませんか?
- 2~3ヶ月月経がない、周期がバラバラなどの月経不順がある
- 卵子が育っても排卵しずらい
- 体毛が濃くなりニキビができやすい
- 基礎体温の高温期がはっきりしない
多嚢胞性卵巣症候群とは?
多嚢胞性卵巣症候群とは女性の不妊の原因として非常に多い疾患であり、特に20代~30代の女性に多く見られます。
ホルモンバランスの乱れによって、排卵がしづらいため月経周期が不規則になります。
排卵時期が定まりにくいため、不妊の原因ともなります。
【生活習慣の改善指導】
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体重管理(ダイエット):BMIが高いと排卵しにくくなる。5~10%減量でも効果あり。
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食事指導:低GI食品、血糖コントロールを意識したメニューに。
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運動療法:ウォーキングや軽い筋トレが排卵を促進する可能性があります。
【排卵誘発剤による治療】
PCOSは排卵障害があるため、排卵を促す治療が基本になります。
クロミフェン(クロミッド)
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第一選択薬
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月経開始5日目から5日間服用する
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約70~80%の方が排卵する
レトロゾール(フェマーラ)
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最近注目されている薬
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クロミフェンより子宮内膜にやさしいとされる。
HMG注射 + HCG注射
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クロミフェンで排卵しない場合に使われる。
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毎日卵胞の成長を見ながら調整する、少し手間のかかる治療。
※ 注意:**多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群(OHSS)**のリスクがあるため、医師の管理が重要。
鍼灸による多嚢胞性卵巣症候群の治療
東洋医学では、PCOSを「痰湿(体に余分な水分や老廃物がたまる)」や「肝気鬱結(ストレスで巡りが悪くなる)」としてとらえます。
主な効果
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卵巣・子宮周りの血流改善
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自律神経・ホルモンバランスの調整
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排卵を促す身体作り
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ストレス軽減、冷えの改善
- また本八幡鍼灸院ではコンビネーション療法でオイルや骨格調整の治療も併用し、早い改善につなげます
PCOSでは骨盤の歪みや自律神経の乱れも影響します。整体では次のようなアプローチを行います。
主な効果
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骨盤・背骨の歪みを整え、子宮・卵巣の血流を促進
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内臓の位置を正してホルモン分泌を助ける
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ストレス緩和・自律神経調整(副交感神経優位へ)
施術例
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骨盤矯正(仙骨と腸骨のバランス調整)
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背骨の柔軟性を高める
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肋骨・横隔膜を緩めて深い呼吸を促す
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自律神経を整える頭蓋調整
多嚢胞戦卵巣症候群(PCOS)と不妊についてのまとめ
鍼灸によりホルモンバランスや血流改善、自律神経を整えます。
さらに整体を組み合わせることで骨盤、内臓の位置を調整し、血流と神経伝達の改善につなげます。
クリニックでの投薬治療、漢方で排卵を誘発を併用すると早い改善につながります。
・長期間の治療を必要とします(3か月~6か月、1年目安です)
・排卵時期に合わせて体質改善を行うと効果的です
・週1ペースの治療を行うことで効果が早く感じられます