坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて伸びる坐骨神経が圧迫・刺激されることで起こる痛みやしびれの総称です。

症状の出方は人によって異なり、

• 腰の痛みが中心の方
• 足のしびれが強い方
• 歩行時に痛みが出る方
  などさまざまです。

東洋医学では「下焦（かしょう）の気血の滞り」や「寒湿」により、経絡の流れが妨げられている状態と考えます。

坐骨神経痛で出やすい症状

• 腰からお尻、太もも、ふくらはぎにかけての痛み・しびれ
• 座る・立つ・歩く動作での痛み
• 足の冷え・感覚の鈍さ
• 痛みの左右差（片側に出ることが多い）
• 夜間痛や寝返り時の痛み

放っておくと、筋肉の緊張や姿勢の悪化が進み、慢性化することがあります。

坐骨神経痛の原因

西洋医学的な原因

• 腰椎椎間板ヘルニア：神経が圧迫される
• 腰部脊柱管狭窄症：神経の通り道が狭くなる
• 梨状筋症候群：お尻の筋肉（梨状筋）が坐骨神経を圧迫
• 骨盤の歪みや姿勢不良
• 冷えや筋力低下による血行不良

東洋医学的な原因

• 気血の滞り（瘀血）：血流が悪く、痛みが続く
• 寒湿（冷えと湿気）：下半身が冷えることで経絡の流れが悪化
• 腎虚：エネルギー（腎気）が不足して回復力が低下
• 肝気鬱結：ストレスにより筋肉が緊張し、血流を妨げる

病院での坐骨神経痛治療法

• 痛み止め・湿布・神経ブロック注射
• 理学療法（リハビリ・牽引）
• 手術（重度のヘルニアや狭窄症の場合）

薬やブロック注射で一時的に痛みを抑えることはできますが、根本原因である筋肉の硬さ・骨盤の歪み・血流不良を整えなければ、再発することが多いです。

本八幡鍼灸院（市川市）でのアプローチ

当院では、「痛みのある部分」だけでなく、腰・骨盤・足全体のバランスを整えて、根本から改善を目指します。

施術の特徴

• 鍼灸治療
  　坐骨神経の通り道（腰・お尻・太もも）に沿って鍼を行い、神経圧迫をやわらげます。
  　血流を促し、筋肉の緊張を緩め、炎症を鎮めます。
• 活法整体
  　骨盤の歪み・腰椎のねじれを整え、神経の通りを改善
• 温熱療法・お灸
  　冷えによる血行不良を改善し、痛みの再発を防止
• 生活アドバイス
  　ストレッチ・姿勢指導・冷え対策をお伝えします。

期待できる効果

• 痛み・しびれの軽減
• 腰・お尻の筋緊張の緩和
• 血流改善による自然治癒力の向上
• 再発しにくい体づくり