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妊活で退職するときの伝え方|円満に辞める理由の例文と切り出し方

公開日:2026.02.08
妊活で退職するときの伝え方|円満に辞める理由の例文と切り出し方も解説します。

妊活と仕事の両立に悩み退職を決意したものの、職場への伝え方に迷う方は少なくありません。
円満に退職するためには、退職理由の伝え方や切り出すタイミングが重要です。
この記事では、上司に納得してもらいやすい退職理由の例文や、円満退社までの具体的なステップ、注意点を解説します。

波風を立てずにスムーズに退職し、妊活に専念するための準備を進めましょう。

妊活が理由の退職、本当のことを正直に伝えるべき?

妊活を理由に退職する場合、必ずしも本当の理由を正直に伝える必要はありません。
妊活は非常にプライベートな問題であり、職場によっては理解を得られにくい可能性もあるからです。
嘘をつくことに抵抗があるかもしれませんが、自分の心とプライバシーを守るために、建前上の理由を伝えることも一つの選択肢です。

正直に話す場合と、別の理由を伝える場合の双方のメリット・デメリットを理解し、自分にとって最適な伝え方を検討しましょう。

正直に「妊活」と伝える場合のメリットとデメリット

妊活が理由だと正直に伝える最大のメリットは、後ろめたさを感じずに退職できることです。
職場からの理解が得られれば、応援されて円満に退職できる可能性もあります。
一方でデメリットは、プライベートな不妊治療の状況について、根掘り葉掘り質問される恐れがあることです。

また、善意から「もう少し頑張ってみたら?」といった引き止めにあう可能性や、不妊に関するハラスメントを受けるリスクもゼロではありません。
信頼できる上司や、プライバシーへの配慮がある職場環境かを見極める必要があります。

「一身上の都合」など別の理由で伝える場合のメリットとデメリット

「体調不良」や「家庭の事情」など、別の理由を伝えて退職するメリットは、プライバシーを守りながらスムーズに手続きを進めやすい点です。
詳細を話す必要がないため、余計な質問や干渉を受けずに済みます。
デメリットとしては、事実と異なる理由を伝えるため、人によっては嘘をつくことに罪悪感を覚えるかもしれません。

また、退職後にSNSの投稿などで本当の理由が知られた場合、気まずい思いをする可能性も考えられます。
とはいえ、自分を守るための伝え方として一般的に許容される範囲であり、多くの人が選択する方法です。

【例文付き】上司に納得してもらえる退職理由の伝え方3選

退職の意思を伝える際は、上司に理解してもらいやすい理由を準備することが円満退職の鍵となります。退職理由を伝えるための例文を参考に、自分の状況や職場の雰囲気に合わせて、伝える言葉を調整してみてください。大切なのは、感謝の気持ちと共に、退職の意思が固いことを誠実に示す姿勢です。

例文①「体調不良」を理由に心身の回復を優先したいと伝える

「以前から体調が優れない日が多く、一度仕事から離れて心身の回復に専念したく、退職を決意いたしました。」といった伝え方です。
妊活による心身の負担やストレスは事実であるため、完全な嘘にはなりません。
この理由の場合、診断書の提出を求められる可能性は低いですが、万が一聞かれた場合に備えて、具体的な病名を答える必要はないことを理解しておきましょう。

あくまでも自身のコンディションを整えるための前向きな決断であることを伝え、職場への配慮と感謝の言葉を添えるのがポイントです。

例文②「家庭の事情」を理由にプライベートな事情だと伝える

「この度、家庭の事情により、退職させていただきたく存じます。
大変申し訳ありませんが、プライベートなことですので詳細をお伝えすることは控えさせていただけますと幸いです。」という伝え方です。
結婚などを機に、家庭を優先したいというニュアンスを含ませることで、相手も深く追求しにくくなります。

「家庭の事情」は非常に汎用性が高く、詮索されたくない場合に有効な退職理由です。
個人的な都合で恐縮であるという姿勢を示しつつ、退職の意思が固いことを明確に伝えます。

例文③ 理解のある職場向けに正直に「妊活」を理由として伝える

実は、以前から不妊治療に取り組んでいるのですが、今後は治療に専念したく、退職を決意いたしました。
仕事との両立も考えましたが、心身ともに万全の状態で妊活に臨むために、このような決断をいたしました。
この理由を伝えるのは、信頼できる上司や、妊活への理解がある職場環境であることが大前提です。
正直に話すことで、今後のスケジュール調整などにおいて協力を得やすくなる場合があります。

応援してもらえるよう、これまでの感謝と、前向きな決断であることを伝えましょう。

退職の切り出し方から円満退社までの4ステップ

退職を決意したら、円満に退社するための段取りを計画的に進める必要があります。
感情的になったり、突然辞意を伝えたりするのは避けるべきです。
適切なタイミングで上司に伝え、引き継ぎを丁寧に行うことで、会社への迷惑を最小限に抑えられます。

社会人としてのマナーを守り、良好な関係を保ったまま最終出社日を迎えるための、具体的な4つのステップを確認していきましょう。

ステップ1:退職希望日の1〜2ヶ月前に直属の上司へ相談のアポイントを取る

まず、会社の就業規則を確認し、退職の申し出に関する規定を把握します。
一般的には、引き継ぎや後任者の手配にかかる期間を考慮し、退職希望日の1〜2ヶ月前には直属の上司に伝えるのが適切なタイミングです。
アポイントを取る際は、「お話したいことがあるので、少しお時間をいただけないでしょうか」と伝え、会議室など他の人に話を聞かれない場所を指定します。

メールでアポイントを取る場合は、件名を「ご相談」などとし、退職の件であることは伏せておきます。

ステップ2:会議室など個室で退職したい意思をはっきりと伝える

上司との面談では、まず時間を取ってくれたことへの感謝を伝えた上で、「一身上の都合により、〇月末で退職させていただきたく存じます」と、退職の意思を明確に伝えます。
このとき、会社の不満などを理由にするのは避けましょう。
退職理由を聞かれたら、事前に準備していた伝え方で、簡潔に説明します。

強い引き止めにあう可能性もありますが、退職の意思が固いことを誠実な態度で示してください。
感情的にならず、冷静に話し合いを進めることが円満な合意形成につながります。

ステップ3:就業規則に従い退職届を提出し、業務の引き継ぎを丁寧に行う

上司との話し合いで退職日が正式に決まったら、就業規則の定めに従って退職届を提出します。
退職届のフォーマットや提出先は、事前に人事部や総務部に確認しておくとスムーズです。
並行して、後任者への業務の引き継ぎを開始しましょう。

担当業務の内容や進捗状況、取引先の連絡先などをまとめた引き継ぎ資料を作成し、口頭だけでなく書面でも残すことで、自分が退職したあとも業務が滞りなく進むように配慮します。
丁寧な引き継ぎは、円満退職のために不可欠なプロセスです。

ステップ4:お世話になった人への挨拶回りをして最終出社日を迎える

最終出社日やその数日前には、お世話になった社内の人々へ挨拶回りを行います。
挨拶の範囲は、所属部署のメンバーはもちろん、他部署でお世話になった方々にも直接伝えるのが望ましいです。
社外の取引先などには、後任者と共に訪問して挨拶と引き継ぎを済ませておきましょう。

挨拶では、これまでの感謝の気持ちと、今後の会社の発展を願う言葉を伝えます。
最終日には、自分のデスク周りの片付けや備品の返却などを済ませ、最後まで社会人としてのマナーを守った行動を心がけます。

妊活退職で失敗しないために押さえておきたい3つの注意点

妊活を理由に退職する際には、円満な退職を実現するためにいくつか注意すべき点があります。
自分の都合だけを優先するのではなく、職場への配慮を忘れないことが、最後まで良好な関係を保つための秘訣です。
ここでは、退職のタイミングや引き止めへの対処法、退職後の手続きという3つの観点から、事前に押さえておきたいポイントを解説します。

会社の繁忙期を避けて退職の意思を伝える配慮をする

退職の意思を伝えるタイミングは、会社の繁忙期を避けるのが社会人としてのマナーです。
プロジェクトの佳境や決算期など、職場全体が忙しい時期に退職の話を切り出すと、上司や同僚に余計な負担をかけてしまいます。

自分の都合だけでなく、会社の状況を考慮する姿勢を見せることで、退職をスムーズに受け入れてもらいやすくなります。
職場のスケジュールを事前に確認し、比較的落ち着いている時期を見計らって上司に相談する配慮が、円満退職には欠かせません。

強い引き止めにあった場合でも感謝を伝えつつ、退職の意思を貫く

会社にとって必要な人材であるほど、強い引き止めにあう可能性があります。
上司から待遇改善の提案を受けたり、「後任が見つかるまで待ってほしい」と説得されたりすることもあるかもしれません。
そのような場合でも、まずは引き止めてくれることへの感謝を伝えましょう

その上で、「大変ありがたいお話ですが、退職の決意は固まっております」と、丁寧かつ毅然とした態度で意思を貫くことが重要です。
曖昧な態度を取ると、話が長引いてしまう原因になります。

健康保険や年金など退職後の手続きについて事前に確認しておく

退職後は、健康保険や年金の手続きを自分で行う必要があります。
在職中に加入していた健康保険は、任意継続するか、国民健康保険に切り替えるかを選択します。
また、厚生年金から国民年金への切り替え手続きも必要です。

失業保険については、妊活が理由の退職は原則として自己都合退職扱いとなりますが、状況によっては給付を受けられる可能性があります。
退職後の生活設計にも関わるため、ハローワークや年金事務所のウェブサイトで情報を集め、必要な手続きについて事前に確認しておくと、退職後も安心して就職活動や治療に専念できます。

「妊活で仕事を辞めるのは甘えかも」と悩む必要はない理由

仕事と妊活の両立が難しくなり退職を選ぶことに対して、「甘えではないか」「逃げだと思われないか」と罪悪感を抱いてしまう方もいるかもしれません。
しかし、妊活には心身ともに大きなエネルギーが必要であり、仕事による過度なストレスは妊活に影響を及ぼすこともあります。

自分の人生や体と向き合い、治療に専念するために退職を決断することは、決して甘えではなく、自分自身を大切にするための前向きな選択です。

仕事のストレスが心身のバランスを崩し妊活に影響を与えることもある

長時間労働や人間関係、プレッシャーなど、仕事におけるさまざまなストレスは、自律神経やホルモンバランスの乱れにつながることがあります。
心身が緊張状態にあると、妊娠に必要な体の機能がうまく働かなくなる可能性も指摘されています。
仕事と妊活の両立を頑張りすぎた結果、かえって心身の負担が増大し、妊活が思うように進まなくなるケースは少なくありません。

退職してストレスの原因から離れることで、心と体の状態を整え、妊活に適した環境を作るという選択は理にかなっています。

こちらもおすすめ:妊活が毎日しんどい…ストレスで妊娠確率は下がる?心の保ち方

自分の人生と向き合い治療に専念することは大切な決断

キャリアを中断することに不安を感じるかもしれませんが、人生の優先順位は人それぞれです。
子どもを授かりたいと願い、不妊治療に専念するために退職するという決断は、自分の将来と真剣に向き合った結果であり、尊重されるべき選択です。
仕事はまた再開することも可能ですが、妊娠には年齢的な側面も関わってきます。

今、自分にとって何が一番大切かを見極め、治療のために時間と心身のエネルギーを注ぐことは、未来の自分と家族のための重要な投資といえるでしょう。

妊活での退職に関するよくある質問

妊活を理由に退職を考える際には、さまざまな疑問や不安が浮かぶものです。
ここでは、失業保険の受給や、雇用形態による伝え方の違い、休職制度の利用など、多くの人が気になる点についてQ&A形式で解説します。

退職後の生活や、退職以外の選択肢について正しく理解し、安心して次のステップに進むための参考にしてください。

Q1.妊活や不妊治療を理由に退職した場合、失業保険はもらえますか?

妊活や不妊治療のための退職は、原則として「自己都合退職」扱いとなり、失業保険の受給は可能です。
ただし、通常は2ヶ月間の給付制限期間があります。
しかし、体調不良が理由で仕事の継続が困難であるとハローワークに認められた場合は「正当な理由のある自己都合退職」となり、給付制限がなくなる可能性があります。

医師の証明書などが必要になる場合もあるため、詳しくは管轄のハローワークに相談してください。

Q2.正社員ではなくパートやアルバイトの場合、伝え方に違いはありますか?

基本的な伝え方やマナーは、正社員の場合と大きく変わりません
まずは就業規則で退職の申し出に関する規定を確認し、直属の責任者(店長やリーダーなど)に早めに退職の意思を伝えましょう。
シフト制で働く場合、急に辞めると他のスタッフに迷惑がかかるため、後任の補充やシフト調整に必要な期間を考慮して、できるだけ早く相談することが円満退職のポイントです。

Q3.退職ではなく、妊活のために休職制度を利用することは可能ですか?

会社の就業規則に不妊治療のための休職制度があれば利用可能です。
近年、制度を導入する企業も増えていますが、まだ一般的ではありません。
まずは自社の就業規則を確認するか、人事部に問い合わせてみましょう。

制度がない場合でも、上司に相談することで、病気休暇や特別な配慮として休職が認められるケースもあります。
退職を決める前に、一度相談してみる価値はあるでしょう。

まとめ

妊活を理由に退職する際は、必ずしも本当の理由を伝える必要はなく、「体調不良」や「家庭の事情」などを理由にしても問題ありません。
大切なのは、会社の繁忙期を避け、退職希望日の1〜2ヶ月前には直属の上司に伝えるなど、職場への配慮を忘れないことです。
退職の意思を明確に伝え、引き継ぎを丁寧に行うことで、円満な退職が実現します。

退職は、自分の心と体に向き合い、妊活に専念するための前向きな決断です。
この記事で紹介した伝え方や手順を参考に、スムーズな退職と新たな一歩を踏み出してください。

不妊治療の職場への伝え方|上司・会社に伝える例文とタイミング

 

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この記事の監修者

峯岸 里美

峯岸 里美

本八幡鍼灸院 院長

日本鍼灸理療専門学校/学校法人花田学園卒業後、鍼灸院3年、鍼灸整骨院2年勤務後2008年6月株式会社ブレイシングに入社。
住吉鍼灸院で5年勤務した後2013年2月本八幡鍼灸院を開院し院長に就任。
開院から13年院長に従事。
不妊、男性不妊をメインに不妊に悩むご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校
住吉鍼灸院勤務
本八幡鍼灸院院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会

《SNS》

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