1. ホーム > 
  2. ブログ > 
  3. 妊活中  > 
  4. 睡眠の質  > 
  5. 腹巻き  > 
  6. 寝る時の腹巻は逆効果...

寝る時の腹巻は逆効果?よくない理由と正しい使い方・効果を解説

公開日:2026.01.02
寝る時の腹巻は逆効果?よくない理由と正しい使い方・効果を解説します。

寝る時に腹巻を着用すると体に良くないと聞き、不安に感じている方もいるかもしれません。

しかし、腹巻が逆効果になるのは、選び方や使い方を間違えているケースがほとんどです。
自分の体に合った腹巻を正しく着用すれば、むしろ冷えの改善や睡眠の質の向上など、多くのメリットが期待できます。
この記事では、寝る時の腹巻がよくないと言われる理由から、正しい選び方、そして体に良い効果までを詳しく解説します。

寝る時の腹巻が「よくない」と言われる3つの理由

体を温める目的で使う腹巻も、選び方や使い方を間違えると逆効果になる場合があります。
特に寝るときに着用する腹巻は、睡眠の質に直接影響を与えるため注意が必要です。
その主な理由として「締め付け」「素材」「厚さ」の3点が挙げられます。
これらのポイントを知らずに選んでしまうと、血行不良や寝冷え、睡眠の質の低下といった問題を引き起こす可能性があります。

なぜ腹巻がよくないと言われるのか、具体的な理由を見ていきましょう。

理由1:締め付けが強いと血行不良を招き、逆効果になることも

体を温めるためには血行を良くすることが重要ですが、サイズが合わない腹巻やゴムの締め付けが強いものは、体を圧迫してしまいます。
お腹周りが締め付けられると、全身の血の巡りが悪くなり、温めるどころかかえって体の冷えを助長する原因になりかねません。

特に、手足などの末端は血流が滞りやすく、温かいはずの中心部とは裏腹に冷えを感じることがあります。
また、血行不良はむくみの原因にもつながるため、就寝中に体をリラックスさせるためにも、過度な締め付けのある腹巻の着用は避けるべきです。

理由2:素材が合わないと汗で蒸れて寝冷えや肌トラブルにつながる

人は季節を問わず、寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくと言われています。
この汗をうまく吸収・発散できない素材の腹巻を着けていると、内部が蒸れてしまいます。

ポリエステルなどの化学繊維は吸湿性が低いものが多く、かいた汗が肌表面にとどまり、その汗が気化する際に体温を奪って「汗冷え(寝冷え)」を引き起こす可能性があります。
また、蒸れは雑菌の繁殖を促し、あせもやかゆみ、かぶれといった肌トラブルの原因にもなります。
デリケートなお腹周りの肌を守るためにも、素材選びは非常に重要です。

理由3:厚すぎる腹巻は体の放熱を妨げ、睡眠の質を低下させる恐れがある

質の高い睡眠をとるためには、体の中心部の温度である「深部体温」がスムーズに下がることが不可欠です。
人は眠りにつく際、手足の血管を広げて熱を体外へ放出することで、この深部体温を効率的に下げています。

しかし、分厚すぎる腹巻でお腹周りを過剰に温めると、体の熱がこもってしまい、この自然な体温調節の妨げになります。
その結果、なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまったりと、睡眠の質を大きく低下させる恐れがあるため、保温性が高すぎる厚手の腹巻は就寝時には不向きです。

正しく使えばメリットも!就寝中に腹巻を着ける効果

これまで解説したようなデメリットは、適切な腹巻を選ぶことで回避できます。
選び方と使い方さえ間違えなければ、夜に腹巻を着けて寝ることは、心身に多くの良い効果をもたらしてくれます。

お腹を優しく温めることで血行が促進され、リラックス効果が高まるだけでなく、冷えからくる様々な体の不調を和らげる助けにもなります。
ここでは、就寝中に腹巻を着用することで期待できる具体的なメリットについて見ていきましょう。

効果1:お腹を優しく温めてリラックス効果を高め、安眠をサポートする

お腹には心身をリラックスさせる働きを持つ副交感神経が集中しています。
腹巻でお腹周りをじんわりと温めることは、この副交感神経を優位にし、心と体の緊張をほぐすのに役立ちます。

体がリラックス状態になると、自然と眠りに入りやすくなり、睡眠の質も向上します。
特に、ストレスや緊張で寝つきが悪いと感じる人にとって、腹巻による温め効果は安眠をサポートする心強い味方になります。
冷えによる体のこわばりが解消されることで、より深い眠りを得やすくなるでしょう。

効果2:冷えによる体の不調(腹痛・腰痛など)を和らげる

お腹や腰回りの冷えは血行不良を引き起こし様々な不調の原因となります。
例えば胃腸が冷えることで機能が低下し腹痛や下痢を起こしやすくなることがあります。
また腰周りの筋肉が冷えて硬直すると血行が悪化して腰痛につながるケースも少なくありません。

腹巻を着用しこれらの部位を直接温めることで血流が改善され筋肉の緊張が緩和されます。
これにより冷えが原因で生じる腹痛や消化不良慢性的な腰痛といった症状の軽減が期待できます。

効果3:内臓を温めて働きを活発にし、基礎代謝の維持を助ける

私たちの体は、体温が1℃下がると基礎代謝が約12%低下すると言われています。
腹巻でお腹を温めることは、胃や腸、肝臓といった内臓の温度を適切に保つことにつながります。

内臓は、体温が適正範囲に保たれることで最も効率的に機能するため、温めることで消化・吸収・解毒といった働きが活発になります。
内臓機能が活発化すると、エネルギー消費量、つまり基礎代謝が維持・向上しやすくなります。
そのため、腹巻の着用は、冷えの改善だけでなく、健康的な体作りやダイエットのサポートにも間接的に貢献します。

睡眠の質を下げない!寝る時用腹巻の正しい選び方3つのポイント

腹巻のメリットを最大限に活かし、デメリットを避けるためには、就寝時に適した製品を選ぶことが何よりも重要です。
日中用と就寝時用では、腹巻に求められる機能が異なります。
睡眠中の体を快適に保ち、質の良い眠りをサポートするためには、特に「サイズ」「素材」「厚さ」の3つのポイントを意識して選ぶ必要があります。

ここでは、睡眠の質を下げずに安心して使える、寝る時用腹巻の正しい選び方について具体的に解説します。

ポイント1:締め付け感のない、ゆったりしたサイズを選ぶ

就寝時に使用する腹巻で最も重要なのは、体を締め付けないことです。
血行やリンパの流れを妨げず、リラックスした状態で眠れるよう、フィット感の強いものではなく、ゆったりとしたサイズを選びましょう。

具体的な目安としては、腹巻と体の間に手のひらがスムーズに入る程度の余裕があるものが理想的です。
伸縮性に優れた素材や、ウエスト部分にゴムを使用していない筒状のタイプは、寝返りを打っても体に負担がかかりにくくおすすめです。
サイズ選びで迷った場合は、小さい方ではなく大きい方を選ぶと失敗が少なくなります。

ポイント2:肌への負担が少なく吸湿性に優れた天然素材(綿・シルクなど)を選ぶ

寝ている間の汗による蒸れや肌トラブルを防ぐため、直接肌に触れる腹巻の素材選びは非常に大切です。
就寝時におすすめなのは、綿(コットン)やシルク(絹)といった天然素材です。

これらの素材は、汗を素早く吸収し、湿気を外に逃がす吸湿性・放湿性に優れているため、肌をサラサラの状態に保ちやすく、汗冷えを防ぎます。
また、化学繊維に比べて肌への刺激が少なく、優しい肌触りなので、敏感肌の人でも安心して使用できます。
特にシルクは、保温性と通気性を両立した高機能な素材として人気があります。

ポイント3:寝返りの邪魔にならない薄手のタイプを選ぶ

温かさを求めて厚手の腹巻を選びがちですが、就寝時には体の放熱を妨げない薄手のものが適しています。
厚すぎると熱がこもりすぎて深部体温が下がりにくくなるだけでなく、生地のごわつきが気になって寝返りの妨げになることもあります。

睡眠中の快適性を考えると、体に優しくフィットし、着けていることを忘れるくらいの薄手のタイプが理想的です。
薄手であっても、シルクやオーガニックコットンなどの保温性に優れた素材を選べば、お腹を優しく温めるには十分な効果があります。

効果を最大限に引き出す!腹巻を使う際の注意点

自分に合った腹巻を選んだら、次は正しく使うことが大切です。
せっかく良い腹巻を手に入れても、使い方を誤ると期待した効果が得られないばかりか、かえって不快に感じることもあります。

特に、寝汗への対処や着用するタイミングの見極めは、快適な睡眠を維持するために重要なポイントです。
ここでは、腹巻の効果を最大限に引き出し、より快適に冷え対策を行うために、実際に使用するときの注意点を3つ紹介します。

汗をかいたらこまめに着替えて汗冷えを防ぐ

吸湿性に優れた素材の腹巻を選んでいても、体調や室温によっては予想以上に汗をかくことがあります。
特に夏場や風邪をひいている時などは注意が必要です。

汗で湿った腹巻を着け続けると、その水分が気化する際に体温を奪い、体を冷やす原因となってしまいます。
もし夜中に汗で腹巻が濡れていることに気づいたら、面倒でも一度脱ぐか、乾いたものに着替えるようにしましょう。
濡れた衣類を身につけたまま寝ることは、汗冷えによる体調不良のリスクを高めるため、避けるべきです。

体が冷えていると感じる日や体調に合わせて着用する

腹巻は、毎日必ず着けなければならないものではありません。
その日の気温や体調に合わせて、必要だと感じた時に着用するのが最も効果的です。
例えば、特に手足が冷たく感じる日や、お腹の調子がすぐれない日、生理中で腰回りを温めたい時などに活用するのが良いでしょう。

逆に、暑くて寝苦しい日や、体が十分に温まっていると感じる日に無理して着ける必要はありません。
自分の体の声に耳を傾け、快適だと感じる範囲で柔軟に取り入れることが、腹巻と上手に付き合っていくためのコツです。

腹巻だけに頼らず食生活や運動習慣も見直す

腹巻は冷え対策に有効なアイテムですが、あくまで対症療法の一つです。
根本的な冷え性を改善するためには、腹巻だけに頼るのではなく、生活習慣全体を見直すことが欠かせません。
体を内側から温める食事を心がけたり、適度な運動で血行を促進し、熱を生み出す筋肉をつけたりすることが重要です。

腹巻を使いながら、体を温める食材の摂取や軽いストレッチ、ウォーキングなどを日常生活に取り入れることで、冷えにくい体質へと改善していくことができます。

腹巻が苦手な人向け!お腹を温めるその他のセルフケア

腹巻が体に良いとわかっていても、お腹周りに何かを巻くこと自体に抵抗がある方や、どうしても着用感が気になって眠れないという方もいるでしょう。
しかし、腹巻を使わなくてもお腹や体を温める方法はたくさんあります。
アイテムを活用したり、体の内側からアプローチしたりと、様々なセルフケアを組み合わせることで、冷えを防ぎ快適な睡眠を得ることが可能です。

ここでは、腹巻が苦手な方でも手軽に実践できる、お腹を温めるための代替案を紹介します。

湯たんぽやレッグウォーマーで足元から温める

お腹を直接温めるのが苦手な場合は、他の部位を温めて全身の血行を促すという方法が効果的です。
特におすすめなのが、足元を温めることです。
太い血管が通っている足首をレッグウォーマーで温めたり、就寝時に湯たんぽを足元に置いたりすると、温められた血液が全身を巡り、体の中心部もじんわりと温まります。

この方法は、手足の末端が冷えて寝付けないという方にも非常に有効です。
ただし、カイロは低温やけどの危険性があるため、就寝中の使用は避けてください。

寝る前に白湯やハーブティーを飲んで内側から温める

体の外側からだけでなく、内側から温めることも冷え対策には不可欠です。
寝る前に温かい飲み物を飲む習慣をつけると、胃腸から体が温まり、リラックス効果も得られます。

おすすめは、胃腸への負担が少ない白湯や、カフェインが含まれていないハーブティーです。
特にショウガ入りの紅茶やカモミールティーなどは、体を温める作用や鎮静作用が期待でき、安眠へと導いてくれます。
ただし、コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物は、睡眠の質を下げる可能性があるため避けましょう。

パジャマを吸湿性・保温性に優れた素材に見直す

腹巻をしなくても、身に着けるパジャマの素材を工夫するだけで、お腹周りの冷えを効果的に防ぐことができます。
腹巻選びのポイントと同様に、パジャマも汗をしっかり吸い取り、適度な保温力のある素材を選ぶことが重要です。

肌触りが良く、吸湿性・保温性に優れた綿やガーゼ、シルクなどの天然素材のパジャマは、快適な睡眠環境を整えるのに役立ちます。
また、最近では腹巻とズボンが一体化したタイプのパジャマもあり、これならズレる心配なくお腹をしっかりと温められます。

寝る時の腹巻に関するよくある質問

ここまで寝る時の腹巻について詳しく解説してきましたが、まだ細かい疑問や不安が残っている方もいるかもしれません。
特に、具体的な締め付けの度合いや、季節ごとの使い方、特定の状況下での使用については、多くの方が迷うポイントです。

ここでは、そうした寝る時の腹巻に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
疑問を解消し、より安心して腹巻を日々の習慣に取り入れるための参考にしてください。

Q1. 腹巻の締め付け具合はどのくらいが適切ですか?

着用した際に、腹巻と体の間に手のひらがすっと入るくらいのゆとりがある状態が適切です。
体にフィットしすぎたり、脱いだ後にゴムの跡がくっきり残ったりするものは締め付けが強すぎます。
血行不良の原因となるため避けましょう。

就寝時はリラックスできることが最も重要なので、少し緩いと感じるくらいのサイズを選ぶのがおすすめです。

Q2. 夏場に腹巻をして寝ても問題ありませんか?

問題ありません。
夏は冷房や冷たい飲食物で内臓が冷えやすいため、腹巻による保温は有効です。

ただし、素材選びが重要で、通気性や吸湿性に優れたシルクや薄手の綿素材を選びましょう。
汗をかきやすいため、汗冷えしないよう、湿ったら着替えるなどの対策を心がけてください。
暑苦しいと感じる日は無理に着用する必要はありません。

Q3. 妊活中に腹巻を着けて寝るのは避けた方がいいですか?

いいえ、むしろ体を冷やさないために着用が推奨されることが多いです。
子宮や卵巣がある骨盤周りを温め、血行を良くすることは、妊娠しやすい体作りの一環と考えられています。

ただし、締め付けの強いものは避け、ゆったりとしたサイズを選びましょう。
妊娠後も使えるよう、伸縮性の高いマタニティ用の腹巻を選ぶのもおすすめです。

まとめ

寝る時の腹巻が「よくない」と言われる主な理由は、締め付けが強い、素材が合わない、厚すぎるといった製品の選び方や使い方に起因します。
これらの点を解消し、「締め付けのないゆったりしたサイズ」「吸湿性に優れた天然素材」「寝返りの邪魔にならない薄手」という3つのポイントを押さえた腹巻きを選べば、むしろ健康や快眠にとって多くのメリットがあります。

腹巻きは、お腹を温めてリラックス効果を高め、冷えによる不調を和らげる心強いアイテムです。
自分の体調や季節に合わせて正しく活用し、日々のセルフケアに取り入れてみてください。

この記事の監修者

峯岸 里美

峯岸 里美

本八幡鍼灸院 院長

日本鍼灸理療専門学校/学校法人花田学園卒業後、鍼灸院3年、鍼灸整骨院2年勤務後2008年6月株式会社ブレイシングに入社。
住吉鍼灸院で5年勤務した後2013年2月本八幡鍼灸院を開院し院長に就任。
開院から13年院長に従事。
不妊、男性不妊をメインに不妊に悩むご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校
住吉鍼灸院勤務
本八幡鍼灸院院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会

《SNS》

インスタグラム
アメーバブログ
YouTube

  • 電話予約はこちら
  • 電話予約はこちら
  • LINE予約はこちら
大島はり灸院 平井鍼灸院 錦糸町はり灸院 住吉鍼灸院 住吉鍼灸院アネックス

営業時間

火曜・水曜・金曜 10:00~20:00
土曜・日曜 9:00~18:00

【休業日】月曜・木曜・祝日

アクセス

JR本八幡駅徒歩3分
都営新宿線本八幡駅徒歩5分