1. ホーム > 
  2. ブログ > 
  3. 妊活中  > 
  4. 葉酸サプリ  > 
  5. 葉酸サプリは飲まない...

葉酸サプリは飲まない方がいい?飲まないとどうなるか、デメリットや必要性を解説

公開日:2026.02.12
葉酸サプリは飲まない方がいい?飲まないとどうなるか、デメリットや必要性を解説します。

「葉酸サプリは飲まない方がいい」という噂を聞いて、飲むべきか迷っている方もいるかもしれません。
この記事では、葉酸サプリを飲まないとどうなるのか、なぜ摂取が必要かについて、さまざまな角度から解説します。

副作用や添加物への不安を解消し、安心して葉酸サプリと向き合うための情報を提供します。

結論:「葉酸サプリを飲まない方がいい」は誤解!国が摂取を推奨する理由

結論から言うと、妊活中や妊娠中の女性は「葉酸サプリを飲んだ方がいい」というのが専門家や国の共通見解です。
厚生労働省は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減させるために、サプリメントなどから1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。
この推奨は、多くの研究結果に基づいており、母子双方の健康にとって葉酸が非常に重要な栄養素であるという事実を裏付けています。

「葉酸サプリは飲まない方がいい」と言われる5つの理由を徹底解説

葉酸サプリの重要性は広く知られている一方で、副作用や添加物への懸念から「飲まない方がいい」と考える人々もいます。
なぜそのような意見が出るのでしょうか。
ここでは、葉酸サプリに対してネガティブな意見が出る5つの主な理由を取り上げ、それぞれの内容について詳しく解説していきます。

噂や情報が事実に基づいているのかを確認し、不安を解消しましょう。

関連記事:鉄分サプリの効果が出るまでの期間は?貧血改善の飲み方も解説

【理由1】過剰に摂取すると、かゆみや発疹などの副作用が出る?

葉酸サプリを過剰に摂取すると、かゆみ、発疹、じんましん、呼吸障害などの副作用が現れる可能性があります。
しかし、これはサプリメントからの葉酸(モノグルタミン酸型葉酸)の1日あたりの耐容上限量である1,000μg(1mg)を超えて摂取し続けた場合に起こり得る話です。

市販されている葉酸サプリの多くは1日の摂取目安量が400〜480μgに設定されており、通常の用法・用量を守っていれば過剰摂取になる心配はほとんどありません。
複数のサプリを併用する場合などを除き、適切に利用すれば副作用のリスクは低いと言えます。

【理由2】サプリに含まれる添加物が赤ちゃんに悪影響を与えないか心配

サプリメントには、品質を保つための保存料や、錠剤を固めるための賦形剤などの添加物が含まれていることがあります。
これらの添加物が赤ちゃんに悪影響を与えるのではないかと心配する声は少なくありません。
しかし、日本国内で製造・販売されているサプリメントに使用される添加物は、国が定めた厳しい安全基準をクリアしたものだけです。

そのため、基本的には安全性に問題はないと考えられます。
どうしても添加物が気になる場合は、香料、着色料、保存料などが無添加の製品を選ぶと、より安心して摂取を続けられます。

【理由3】サプリが体質に合わず、つわりが悪化したり吐き気を感じたりする

つわりの時期は匂いに敏感になり、サプリメントの独特の匂いや味によって吐き気を感じることがあります。
また、葉酸サプリに配合されていることの多い鉄分が、胃腸に負担をかけて気持ち悪さを引き起こすケースも考えられます。
サプリを飲むこと自体が苦手で、ストレスに感じる人もいるでしょう。

このような場合は、無理に同じサプリを続ける必要はありません。
無味無臭の製品や、粒が小さいもの、ゼリーやドリンクタイプなど、自分が摂取しやすい形状のサプリメントを探してみるのがおすすめです。

【理由4】葉酸サプリを飲むとダウン症や自閉症のリスクが上がるという噂は本当?

「葉酸サプリを摂取するとダウン症や自閉症のリスクが上がる」という情報がインターネット上に見られますが、これは科学的根拠のない誤った情報です。
現時点において、葉酸の摂取がこれらの先天性疾患のリスクを高めるという医学的な関連性は証明されていません。
むしろ、厚生労働省が葉酸サプリの摂取を推奨しているのは、胎児の神経管閉鎖障害という先天異常のリスクを大幅に低減させる効果が確認されているためです。

不確かな噂に惑わされず、公的機関や医療機関が発信する正確な情報に基づいて判断することが重要です。

【理由5】持病の薬を飲んでいる場合やアレルギー体質の人は避けるべき?

持病の治療で薬を服用している方や、アレルギー体質の方は、葉酸サプリの摂取に注意が必要です。
特に、抗てんかん薬や一部の抗がん剤などは、葉酸の働きを妨げたり、逆に葉酸が薬の効果に影響を与えたりする可能性があります。
また、サプリメントに含まれる成分がアレルギー反応を引き起こすことも考えられます。

自己判断で摂取を開始するのではなく、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。
医療専門家は、個々の健康状態や服用中の薬との相互作用を考慮した上で、サプリ摂取の可否や適切な製品についてアドバイスをしてくれます。

葉酸サプリを飲まなかった場合に起こりうる赤ちゃんへのリスク

葉酸サプリを飲まないという選択には、どのようなリスクが伴うのでしょうか。
特に妊娠初期は、赤ちゃんの体を作る上で非常に重要な時期です。
この時期に必要な栄養素が不足すると、その後の成長に大きな影響を及ぼす可能性があります。

ここでは、葉酸サプリを摂取しなかった場合に起こり得る、赤ちゃんへの具体的なリスクについて解説します。
正しい知識を持つことが、後悔のない選択につながります。

胎児の「神経管閉鎖障害」の発症リスクが高まる

妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることが多くの研究で明らかになっています。
神経管は、赤ちゃんの脳や脊髄といった中枢神経系の基盤となる重要な器官で、妊娠6週頃までには形成が完了します。
この時期に葉酸が不足すると、神経管が正常に閉じず、無脳症や二分脊椎といった深刻な先天異常を引き起こす可能性があるのです。

葉酸サプリを適切に摂取することで、このリスクを約50〜70%低減できると報告されており、妊娠を計画する女性にとって葉酸の摂取は極めて重要であると言えます。

 

なぜ食事だけで必要な葉酸を補うのは難しいのか

ほうれん草やブロッコリーなどの食品にも葉酸は含まれていますが、食事だけで妊娠期に必要な量を摂取するのは非常に困難です。
食品に含まれる葉酸は「ポリグルタミン酸型」と呼ばれ、熱や光に弱く調理過程で失われやすい性質があります。
さらに、体内での吸収率が約50%と低いのが特徴です。

一方、サプリメントに含まれる葉酸は「モノグルタミン酸型」で、吸収率が約85%と非常に高いことがわかっています。
国がサプリメントからの摂取を推奨しているのは、この吸収率の違いが大きな理由であり、効率的かつ確実に必要な量を補給するためです。

「あの時飲んでおけば…」先輩ママたちの後悔の声

インターネットの掲示板やSNSでは、「葉酸サプリを飲んでいなかったことを後悔している」という先輩ママたちの声が見受けられます。
これらの声の多くは、子どもの健康診断で何らかの指摘を受けたり、発達に不安を感じたりした際に、「妊娠中にできることをもっとやっておけばよかった」という気持ちから生まれています。

もちろん、すべての問題が葉酸不足に起因するわけではありません。
しかし、神経管閉鎖障害のように、葉酸の摂取でリスクを低減できることが分かっている先天異常がある以上、予防のために行動しなかったことへの後悔は残りやすいものです。

30代で妊娠しやすい人の特徴は?すぐできる体づくりと妊活の始め方

後悔しないために知っておきたい!安全な葉酸サプリの選び方

葉酸サプリの必要性を理解しても、市場には多くの製品があふれており、どれを選けば良いか迷ってしまうかもしれません。
安心して毎日飲み続けるためには、成分や品質、飲みやすさなどをしっかりと見極めることが大切です。
ここでは、後悔しないための安全な葉酸サプリの選び方について、5つの重要なポイントを解説します。

自分に合ったサプリを見つけるための参考にしてください。

葉酸の含有量が400μgで吸収されやすい「モノグルタミン酸型」を選ぶ

葉酸サプリを選ぶ際に最も重要なのは、葉酸の種類と含有量です。
厚生労働省が推奨しているのは、1日に400μgの葉酸をサプリメントから摂取することです。
この推奨量は、吸収率の高い「モノグルタミン酸型」の葉酸を基準としています。

モノグルタミン酸型は、食品に含まれるポリグルタミン酸型に比べて体内での利用効率が約1.7倍も高いことが特徴です。
製品の成分表示を確認し、「モノグルタミン酸型葉酸」が400μg配合されているものを選びましょう。
これにより、推奨量を効率的に摂取できます。

品質の安全性を保証する「GMP認定マーク」を確認する

毎日口にするサプリメントだからこそ、品質管理が徹底されている製品を選びたいものです。
その客観的な指標となるのが「GMP認定マーク」です。
GMP(Good Manufacturing Practice)とは、原材料の受け入れから製造、出荷までの全工程において、製品が「安全」に作られ、「一定 quality」が保たれるようにするための製造工程管理基準です。

この認定を受けている工場で製造された製品は、品質と安全性のレベルが高いと考えられます。
パッケージなどにGMP認定マークがあるかどうかは、安心してサプリを選ぶための重要なチェックポイントです。

鉄分やカルシウムなど妊娠中に必要な栄養素が一緒に摂れるかチェック

妊娠中は、葉酸以外にも鉄分やカルシウム、ビタミンDなど、通常時よりも多くの摂取が必要となる栄養素があります。
特に、胎児への血液供給のために鉄分は不足しやすく、貧血になりがちです。
また、赤ちゃんの骨や歯を形成するためにはカルシウムが欠かせません。

つわりなどで食事が思うように摂れない時期は、これらの栄養素をサプリメントで補えると非常に効率的です。
葉酸に加えて、こうした妊娠中に特に重要な栄養素がバランス良く配合されているかを確認することで、複数のサプリを飲む手間を省き、健康管理をサポートしてくれます。

こちらもおすすめ:ビタミンD摂りすぎの症状と上限量|サプリが原因?対処法も解説

香料や保存料など、不要な添加物が含まれていないか確認する

サプリメントの安全性にこだわるなら、不要な添加物が含まれていないかどうかも確認しましょう。
サプリメントには、飲みやすさや品質維持のために香料、着色料、甘味料、保存料などが使われることがあります。
これらの添加物は国の安全基準を満たしていますが、妊娠中は特にシンプルな成分構成の製品を選びたいと考える人も多いでしょう。

最近では、これらの添加物を使用していない「無添加」を謳う製品も増えています。
成分表示をよく見て、自分が納得できる製品を選ぶことが、安心して摂取を続けるためのポイントになります。

毎日続けられる価格か、粒が小さく飲みやすい形状かも重要

葉酸サプリは、妊娠前から授乳期まで長期間にわたって毎日飲み続けることが推奨されます。
そのため、継続できる価格であることは非常に重要です。
高価な製品は経済的な負担になり、続けるのが難しくなる可能性があります。

また、飲みやすさも継続の鍵です。
つわりの時期は特に、粒の大きさや匂いが気になることがあります。
1日の摂取目安が4粒など、飲む量が多いと負担に感じるかもしれません。
粒が小さく、匂いが少ない、1日の摂取粒数が少ないなど、自分が無理なく続けられる形状の製品を選びましょう。

葉酸サプリはいつからいつまで飲む?推奨される摂取期間

葉酸サプリを飲む必要性は分かったけれど、「具体的にいつから飲み始めて、いつまで続ければいいの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
葉酸が特に必要とされる時期は決まっており、そのタイミングを逃さずに摂取することが重要です。

ここでは、厚生労働省などが推奨する葉酸サプリの理想的な摂取期間について、開始時期から終了時期までを具体的に解説していきます。

関連記事:アルギニンの女性への効果とは?妊活から美肌、疲労回復まで解説

理想的な開始時期は「妊活を始めたとき」から

葉酸サプリを飲み始める最も理想的なタイミングは、妊娠を希望する「妊活」を始めたとき、具体的には妊娠の1ヶ月以上前からです。
なぜなら、赤ちゃんの脳や脊髄の基となる神経管は、妊娠6週頃という非常に早い段階で形成されるからです。
この時期は、まだ妊娠に気づいていない人も少なくありません。

そのため、妊娠が判明してから飲み始めるのでは、最も重要な時期を逃してしまう可能性があります。
将来の赤ちゃんのために、妊娠を計画した段階から体内の葉酸濃度を高めておくことが、神経管閉鎖障害のリスクを低減する上で非常に効果的です。

最も重要な期間は「妊娠が発覚する前から妊娠3ヶ月まで」

葉酸の摂取が最も重要とされるのは、妊娠が発覚する前から妊娠3ヶ月までの期間です。
この時期は、胎児の脳や心臓といった主要な器官が形成される器官形成期にあたり、細胞分裂が活発に行われます。
葉酸は、この細胞分裂や増殖に不可欠なDNAの合成を助ける働きがあるため、特に多くの量が必要とされます。

妊婦がこの重要な時期に十分な葉酸を摂取することで、神経管閉鎖障害のリスクを効果的に下げることができます。
妊娠中ずっと葉酸は必要ですが、特にこの期間は意識してサプリを摂取することが推奨されます。

関連記事:亜鉛の女性への効果とは?髪の悩みやホルモンバランスを整える飲み方

授乳期まで飲むことが推奨される理由

葉酸の必要性は妊娠中だけでなく、出産後の授乳期まで続きます
授乳期に葉酸の摂取が推奨される理由は主に二つあります。
一つは、出産でダメージを受けた母親の体の回復を助けるためです。
葉酸には血液を作る働きがあるため、産後の体力回復や貧血予防に役立ちます。

もう一つは、母乳を通じて赤ちゃんに栄養を届けるためです。
葉酸は赤ちゃんの成長と発育に欠かせない栄養素であり、母乳の質を高めるためにも重要です。
母子双方の健康のために、授乳期が終わるまで葉酸サプリを継続することが望ましいとされています。

葉酸サプリに関するよくある質問

葉酸サプリについて調べていると、さまざまな疑問や不安が湧いてくるものです。
つわりで飲めない時や、飲み始めるのが遅れてしまった場合など、具体的な悩みを持つ方も少なくありません。
ここでは、葉酸サプリに関して多くの人が抱えるよくある質問にお答えします。

疑問を解消し、安心して葉酸サプリの摂取を続けましょう。

Q1.つわりがひどくてサプリを飲めません。どうしたらいいですか?

つわりでサプリが飲めない時は無理をする必要はありません
体調が良い時間帯に試したり、匂いの少ないものや小粒の製品に変えたりしてみましょう。
錠剤が苦手なら、グミやドリンクなど形状の違うタイプを選ぶのも一つの方法です。

どうしても摂取が難しい場合は、一時的に中断し、かかりつけの医師に相談してください。

Q2.妊娠に気づくのが遅れました。今から飲み始めても意味はありますか?

意味がないことはありません。
気づいた時点からすぐに摂取を始めることをお勧めします。
妊娠初期に飲めなかったとしても、葉酸は妊娠中期・後期においても胎児の成長や母体の造血に必要です。

また、産後の体力回復や授乳のためにも役立つので、どの時期からでも摂取を開始することにメリットがあります。

Q3.ほうれん草など食べ物から葉酸を摂るだけでは不十分なのでしょうか?

はい、食事だけで必要量を満たすのは非常に困難です。
食品に含まれる葉酸は熱に弱く、体内での吸収率がサプリメントの約半分と低いためです。
厚生労働省も、通常の食事に加えてサプリメントから400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

食事からの摂取も大切ですが、サプリを併用するのが確実です。

まとめ

「葉酸サプリは飲まない方がいい」という意見は、過剰摂取や添加物への懸念から生じることがありますが、基本的には誤解です。
厚生労働省は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減するために、妊活中から妊娠初期にかけてサプリメントでの葉酸摂取を強く推奨しています。

副作用のリスクは用法・用量を守れば極めて低く、品質が保証された製品を選ぶことで安全性への懸念も解消できます。
食事だけで必要量を補うことは困難なため、正しい知識を持ち、自分に合った安全なサプリを選んで適切に摂取することが重要です。

↓こちらの記事を読まれた方はこちらも読まれています。↓

妊娠を希望される方へ

男性不妊・ご夫婦妊活でお悩み方

この記事の監修者

峯岸 里美

峯岸 里美

本八幡鍼灸院 院長

日本鍼灸理療専門学校/学校法人花田学園卒業後、鍼灸院3年、鍼灸整骨院2年勤務後2008年6月株式会社ブレイシングに入社。
住吉鍼灸院で5年勤務した後2013年2月本八幡鍼灸院を開院し院長に就任。
開院から13年院長に従事。
不妊、男性不妊をメインに不妊に悩むご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師

《経歴》

日本健康医療専門学校
住吉鍼灸院勤務
本八幡鍼灸院院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会

《SNS》

インスタグラム
アメーバブログ
YouTube

  • 電話予約はこちら
  • 電話予約はこちら
  • LINE予約はこちら
大島はり灸院 平井鍼灸院 錦糸町はり灸院 住吉鍼灸院 住吉鍼灸院アネックス

営業時間

火曜・水曜・金曜 10:00~20:00
土曜・日曜 9:00~18:00

【休業日】月曜・木曜・祝日

アクセス

JR本八幡駅徒歩3分
都営新宿線本八幡駅徒歩5分