精子のために止めた方が良い5つのこと

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こんにちは。本八幡鍼灸院、院長の峯岸里美です。

妊活を考えて「何か良いこと始めたいな…」と思う気持ちはとても重要です。

それと同時に「本当は止めた方が良いのについやっちゃうな…」と思っている

生活習慣が気になったりしませんか?

今回は「精子のために今すぐ止めた方がいい習慣」をお伝えしますね。

 

①今すぐタバコを止めましょう

「妊娠をしたかったらタバコを止める」!!

これは産婦人科医の先生も言っている、今すぐ止めた方が良い習慣です。

タバコに含まれるニコチンやタールなどの有害物質によって

・精子の数が少なくなる

・精子の運動率が悪くなる

・精子の奇形数が増える

と言うことがヨーロッパの泌尿器科学会の論文により発表されています。

喫煙期間が長ければ長いほど、精子への影響は大きくなります。

タバコは依存性が高いですし、そう簡単に止められませんよね。

まずは、本数を少し減らすところから進めていきましょう。

 

②7時間以下の睡眠を止めましょう

男性ホルモンで精子を作るのに関係する「テストステロン」は、夜寝ている間に分泌されます。

平均睡眠時間が7時間以上の男性と、7時間以下の男性の精子数を比べると

7時間以下の男性の精子数は25.7%も減少することがわかっています。

さらに精液量も4.6%減ってしまいます。

睡眠は7時間程度を目安にしっかりと取るようにしましょう。

多く寝過ぎて平均9時間となると、また精子の数が減ってしまいますので

バランス良くコントロールすることが大切です。

 

③2時間以上座りっぱなし習慣を止める

デスクワークでPC作業を始めると、集中していて気づいたら昼休みの時間になっていた…

そんな習慣ありませんか?

長時間座りっぱなしでいると、陰嚢を圧迫して精子を作るのに障害が起きます。

そのため精子の運動率が悪くなることがわかっています。

座りっぱなしだけでなく、締め付けの強い下着や長時間の自転車、車の運転なども同じです。

新型コロナ感染症予防の影響で、テレワークが増えたという方も多いのではないでしょうか。

座ったら座りっぱなしで、さらにお昼も終了時間も関係なく仕事が出来る状況です。

2時間に1回は席を立ち、ストレッチしたり足を動かすなどして、血流を促すようにして下さい。

 

④暑いサウナでスッキリ…!は止めましょう

サウナが好きという方、多いかもしれません。お風呂も熱い温度が好き!とか。

暑いサウナの中で我慢して我慢して…限界まで挑戦して汗を流す!

とっても気持ちいいですよね。

ですが精子の作られる陰嚢の温度が上がってしまうと、精子は熱に弱いため死んでしまうのです。

先ほど上げた締め付けの強い下着や、膝上でのPC作業、太りすぎなども、

陰嚢の温度が上がってしまうリスクがあるため気をつけましょう。

実際にサウナの後、精子の数が3分の2に減っていたという研究があります。

元に戻るまでに2~5週間かかるので、しばらく行かない期間を作れば回復します。

 

⑤激しい運動、筋トレを止めましょう

運動自体は血流を良くする、とても良い方法なのですが、やり過ぎは禁物です。

運動や筋トレをしすぎると、活性酸素が発生し、あらゆる細胞を傷つけてしまいます。

もちろん精子も活性酸素によって、傷ついて老化してしまいます。

・筋トレなら1日20分程度

・15分~20分のウォーキングや軽いジョギング

が目安となります。

ほどよい運動習慣を作り、精子の質を上げていきましょう!