病院でAMH(抗ミュラー管ホルモン)が少ないといわれた方

AMH(抗ミュラー管ホルモン)って何?

初期の発育段階である原子卵胞から1次卵胞へ発育する過程に関わっているホルモンです。

例えていうなら、植物が種から芽を出すまでの段階のことです。

成長はもちろんですが、成長が早く進みすぎないようにブレーキをかける調節弁のような働きもあります。

卵胞が発育し、9~10㎜ぐらいになるとAMHの分泌は止まります。

AMHが低いとどうなるの?

AMHは卵巣にある卵の数を推測できるものです。

AMH値が大体1ng/ml以下になると卵胞が育ちにくくなっていると判断します。2~3ng/ml位が標準的な値になります。

AMHが低い方は、卵の種が少ないことが予想されるため、

例えば、卵を育てようと薬を飲んで排卵誘発剤を使って採卵をしても多くの卵の数は取れないことが多いです。

ただし、AMHが低いから妊娠できないということではありません!!

研究が進むうちに、AMH検査は妊娠率とは相関関係がないことが分かっています。つまり

妊娠率は結局、卵子の数よりが問われるものだったということになります。

なので、「AMHが低いから私は妊娠しづらい」と思っている方も希望はあります!!

 

AMH検査のメリットは?

AMHの値が高すぎる場合も排卵障害の内の一つである、多嚢胞性卵巣の可能性が高いという診断が出来ます。

多嚢胞性卵巣は卵胞が沢山ありすぎている状態ですから、AMHの値が4ng/ml以上だと当てはまります。

20~30代の方でなかなか妊娠できない方の内早期閉経(早発卵巣不全)の方は全体の1%の割合でいらっしゃいます。

がん検診や予防注射のようにAMH検査も大切な項目と言えます。