排卵障害とは?原因と治療法を解説!

このような症状・疾患はありませんか?

  • 基礎体温が二層にならない
  • 低温期と高温期の差が少ない
  • 排卵日がいつかがわかりづらい
  • 排卵をしていないかもしれな
  • いくらタイミングをとっても妊娠しない
  • 月経不順で周期が安定しない
  • 無月経状態が続いている

排卵障害の症状とは

通常、排卵は月経周期ごとに1回行われます。「排卵障害」とは、排卵までの過程、つまり卵子が育つまでの間に何らかの問題があり、排卵が行われない状態をいいます。卵子が育たたない場合と、育っても排卵されない場合があります。

排卵障害かどうかは、「基礎体温を確認する」ことで確認することが出来ます。排卵の直前にはホルモンの影響で体温が一時的に下がります。そしてその後体温が上昇し、2相になります。

基礎体温が2相にならない、生理不順が長く続いている場合は、排卵障害の可能性があります。

または、クリニックで検査をすることでも診断してもらうのも方法の一つです。

排卵障害の原因

排卵障害の原因は、大きく発生部位によって3つに分類されています。

①視床下部性の排卵障害

排卵障害の原因として最も多いとされているのが視床下部によるものです。

視床下部から分泌される、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)というホルモンが、脳下垂体を刺激します。その刺激によって脳下垂体が黄体化ホルモンや卵胞ホルモンを分泌し、それが血液を通して卵巣に届くことで、卵子の入っている袋(卵胞)が大きく育つようになります。

つまり、視床下部の働きが低下しホルモンが分泌されないことには、排卵の仕組み自体が働かなくなってしまいます。視床下部からホルモンが出なくなる要因は様々あり、そのため排卵しづらくなる要素として最も多いとされています。

人間関係の悩み・寝不足・長時間労働・疲労・過度なダイエット(1カ月で2~3キロ痩せるなど)は、視床下部性の原因としてよく言われているものです。月経が止まったり、乱れたりした場合は視床下部からのホルモンの乱れや異常が考えられますので注意しましょう。

 

②脳下垂体性の排卵障害

脳下垂体性の排卵障害は、割合は高くありません。ですが脳下垂体はいろいろなホルモンを分泌をする、重要な作用をしている部位です。例えば腫瘍を取り除く手術などした後は、卵子を育てるホルモン低下に影響があります。

③卵巣性の排卵障害

卵巣性の排卵障害の場合は、卵子の入った袋(卵胞)の数がそもそもない状態。男性で言うと無精子症と同じ状態です。ターナー症候群といわれる先天性の性腺の形成不全で起こる場合があります。また早期閉経といって、通常より早くに閉経が起こってしまう場合にも表れます。(40歳未満で閉経した場合に早期閉経といいます)

一般的な治療法

病院では排卵誘発剤などのホルモン剤を使った治療が一般的な治療法です。

クロミフェン療法

【排卵誘発法】 無排卵・黄体機能不全

投与することで、脳はエストロゲンの分泌が足りていないと錯覚をし、エストロゲンの分泌を促すように脳の視床下部から指令を出します。結果、卵胞発育を促し排卵を起こします。

ゴナドトロピン療法

【排卵誘発法】 無排卵・黄体機能不全

卵胞の発育を促進するホルモン剤(hMg製剤、またはFSH製剤)を投与します。一定の大きさまで卵胞が育ったら、排卵を促すhcg製剤を投与して、排卵を起こします。

本八幡鍼灸院の治療方法

本八幡鍼灸院では、ホルモンの調整をするために自律神経へのアプローチ子宮や卵巣の働きをよくするために骨盤内の血流改善の施術をしていきます。

鍼灸治療をベースに体質改善をしていきますが、不妊は時間との戦いです。
整体・よもぎ蒸し・骨盤調整などの様々な治療を組み合わせる「コンビネーション療法」を用いることで、体の機能改善を早め、より卵子が発育・排卵しやすい体質へと変えていきます。

頭蓋骨の整体による療法

頭蓋骨が歪むことで、ホルモン分泌の指令を出す視床下部の働きが悪くなります。
脳からの指令がなければホルモン分泌は起こらず、卵子までホルモンが運べないため、卵子の成長は止まってしまいます。
ホルモン分泌の大元となる自律神経へのアプローチをかけます。

よもぎ蒸しによる療法

下腹部を温めることで、卵巣への血流量が上がり、卵子が育ちやすくなります。
よもぎには血液を作り出したり、サラサラにする働きもあるので、より質の良い血液をたくさん卵巣に届けることができます。

骨盤調整による療法

骨盤の歪みは骨盤内の血行不良に繋がります。
骨盤の歪みを整えることで、卵巣動脈の流れを良くし、
卵巣に血液を十分に送れる状態を作り、卵子の成長を促します。

 

本八幡鍼灸院に通って妊娠された患者様の声

体質が改善し、妊娠された方の喜びの声

卵の質が良くなり妊娠された方の喜びの声

 

不妊の原因!排卵障害のまとめ

排卵障害を根本から改善するには

  1. ホルモン分泌の指令や調整を行う自律神経系の調整を行う
  2. 分泌されたホルモンを運べるように血流の改善を行う

この二つが大切なポイントとなります。

 

身体と共に精神的な安定も作れるようにして、元気な卵を育て、不妊症の原因を改善していきましょう!

 

執筆者
市川市 本八幡鍼灸院 茂木紗央里

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