市川市で不妊治療をしている方必見!鍼灸効果で妊娠体質に!

- update更新日 : 2023年12月28日
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このようなお悩みはありませんか?

  • タイミングをとって半年以上経ってしまった
  • 基礎体温がガタガタでいつタイミングかがわからない
  • 高温期が10日以上続かない
  • 排卵するまでに20日以上かかる
  • ご夫婦ともに検査には問題がない
  • 夫婦生活をとることがストレスになっている
  • ステップアップにはまだ抵抗がある
  • ご主人の精子の状態も気になる

病院やクリニックではどのような治療をするの?

病院やクリニック、産婦人科の一般外来は、妊婦や女性の健康に関連するさまざまな健康問題に対応するための外来診療です。
一般外来は通常、定期的な検診や健康相談、症状の詳細な調査などが含まれます。

一方で、不妊治療に関する診察は、不妊治療に特化した外来で行われます。一般外来で対応できない特殊な知識や技術が必要な場合があるため、不妊治療を検討する方は、不妊治療外来を受診して、専門的なアドバイスや治療を受けることが重要です。
受診する医療機関によって異なる点もありますが、一般的な不妊治療についてご紹介します。

検査

クリニックの治療で大切なポイントの一つが検査です。体の今の状態がわからないままの妊活は、時間もお金も無駄にしてしまう可能性があります。

まずは自分の体の状態を数値的に把握します。不妊治療には、外科的なアプローチと内科的なアプローチがあります。

外科的な治療は、子宮や卵管、卵巣、または精子の通り道に対する手術を含むことがあります。
一方で、内科的な治療はホルモン療法や薬物療法などを通じて、体内の生殖システムに働きかける方法です。
以下のような検査を実施し、具体的な治療方法を決めます。

【ホルモン検査】
E2(エストラジオール)、PRL(プロラクチン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)の状態を検査します。月経が始まって、2日目から4日目の間で血液検査によって測定します。ホルモンの数値は生理周期によって値が変わるので、排卵をした後の高温期(黄体期)に検査するものもあります。

【抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査】
卵巣の予備機能を測定します。卵巣内にある卵胞の数が数値としてわかります。どれくらいの卵が残っているのか、妊活できる期間があとどれくらいあるのかがわかり、治療の方針にも影響します。

【超音波検査】
子宮筋腫や子宮内ポリープ、内膜症、卵巣脳腫、子宮腺筋症など、子宮や卵巣の状態を検査します。卵巣の観察をするときは、卵子の発育の状態も一緒に確認し、排卵時期の予測をしていきます。

【卵管造影検査】
造影剤を使って、卵管の通りが良好か、詰まっていたり狭窄していないかを確認していく検査です。卵管の閉塞や狭窄はもちろん、着床率が低下する卵管留水腫があるかも調べることができます。

月経が終わってから排卵前までの約2週間の間に検査をします。
やり方は、子宮内にチューブを固定し多状態で造影剤を注入します。チューブの固定は、子宮内で風船を膨らませて行います。固定後造影剤を注入し、子宮から卵管、腹腔内へ造影剤が広がっていく様子を観察します。

【通水検査】
卵管の通りの問題の有無を調べる検査です。卵管の問題が原因の不妊症には効果的です。検査後は約半年間、妊娠しやすくなります。

【フーナーテスト】
性交後に、頸管粘液内や膣内に運動精子がいるか調べます。異常があった場合は、女性側の問題である、抗精子抗体を保有しているか、男性側の問題である、乏精子症や、精子無力症といった原因の可能性が考えられます。

薬の処方

ホルモン剤などを使うことにより妊娠しやすい体を作ります。ホルモン療法と呼ばれ、排卵誘発と黄体補充があります。

【排卵誘発に関する薬】
排卵誘発剤には、脳に働きかける経口薬と、卵巣に直接働きかける注射があります。
経口薬の代表的なものは、クロミッド、セキソビット、フェマーラなどです。

注射では、脳の下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を注射薬として使い、卵巣に直接作用します。
卵胞刺激ホルモン(FSH)のみのFSH製剤と、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を含んでいるhMG製剤があります。

【LHサージに関する薬】
排卵前に急激に黄体ホルモン(LH)が上昇することをLHサージと言います。
この黄体ホルモン(LH)に近い働きをするのが、hCG製剤です。

卵が成長したところでhCGを注射し排卵を起こします。hCG製剤を投与すると卵は最終成熟段階に入り、投与から約40時間後に排卵します。

注射以外には点鼻薬もあり、スプレキュアと呼ばれます。鼻の粘膜から吸収されるため、注射より不安定でLHサージが起きない場合もあります。

【黄体補充に関する薬】
受精卵の着床や妊娠継続のために、黄体ホルモン(P4)の分泌が十分でないときに使います。

経口薬、膣剤、注射などの種類があり、経口薬ではルトラールやデュファストンが代表的です。
膣剤はウトロゲスタン、ルティナスがよく使用されます。注射では注射用hcgやプロゲデポーなどが使われます。

【月経周期を調整する薬】
月経を調整して妊娠しやすい体を作ります。代表的な薬はプラノバールです。服用すると高温期の状態となり、服用を終了してから3〜5日後に月経が始まります。

タイミング法

卵の大きさやホルモン値などをクリニックで確認してもらいながら、医師の指示のもと妊娠しやすい時期にタイミングをとることで妊娠の確率を上げる方法です。

タイミングをとる場合、排卵時期がずれてしまうと、妊娠率は下がってしまいます。アプリや基礎体温計などを使って排卵日を予測するよりも、正確な排卵日を知ることができます。
排卵誘発剤を用いて、卵子の発育を促進するし妊娠率をあげる、卵巣刺激を行う場合もあります。

タイミング法を行う期間の目安は4〜6周期ですが、体の状態や年齢によって、早期に人工授精や体外受精などにステップアップをしていくこともあります。

人工授精(AIH)

タイミング法で妊娠できなかったときや、精子の数値が好ましくない場合、女性側が抗精子抗体の保有により自然妊娠が難しい時に行う方法です。

自宅か病院でマスタベーションで精子を採精し、洗浄・濃縮して状態の良い精子だけを子宮内に戻します。
女性側の排卵に問題がある場合は、排卵誘発剤を使って、卵が発育、排卵できるようにします。その時に、卵が育ちすぎることによって卵巣過剰刺激症候群や、多胎妊娠に注意が必要です。
治療期間の目安は3〜6周期です。それでも妊娠しない場合は、体外受精、顕微授精へステップアップをします。

体外受精(IVF)

自力での受精が難しい場合や人工授精(AIH)での妊娠ができなかった場合、卵管に何かしら問題がある場合に行います。

卵巣から卵子を採取し、体外で精子と受精させて培養します。培養の段階は、卵子・精子の状態や年齢にもよって変わりますが、初期胚と胚盤胞に分かれます。その後培養した胚は子宮内の状態が着床しやすいタイミングで戻します。


ホルモン剤を使用して卵巣を刺激します。刺激量の強さによって採卵する卵子の数もかわりますが、複数の卵子を一気に採卵することが一般的です。質の良い卵子を取るには、自分の体に合った刺激方法を選んでいくことが重要です。

顕微授精(ICSI)

採卵・採精までの流れは体外受精と同じですが、受精をさせる際に顕微鏡を用いて、精子を卵子に直接注入する方法です。


精子の状態に問題がある場合や女性が高齢で卵子の数が極めて少なかった場合、あるいは受精障害がある場合に行います。

 
どのくらいの治療費がかかるの?

2022年4月から、不妊治療も保険適応となりました。それに伴い、不妊治療にかかる経済的な負担も大幅に軽減しています。体の状態や治療法によっても差はありますが、大まかな治療費の目安は以下の通りです。

【タイミング法】
1万円前後

【人工授精(AIH)】
1万~3万前後

【体外受精(IVF)】
10万~20万前後

【顕微授精(ICSI)】
15万~20万前後

千葉県市川市の助成や保険制度

市川市での助成制度についてや、保険制度について詳しくお伝えしていきます。

不妊治療助成金の回数・条件・対象

回数は1回のみとなります。

対象となる方の条件は以下の3つです。
・治療開始日から申請日まで夫婦であること。
・1回の治療開始日の妻の年齢が43歳以下であること。
・申請する治療が2022年3月31日までに指定を受けた医療機関で行っているもの。

対象となる治療は2種類です。
・2022年3月31日以前が治療開始日で、以下の「A、B、D、E、F」の場合
・2022年3月31日以前に凍結した胚を移植する「C」の場合

A:新鮮胚移植を実施
B:凍結胚移植を実施
C:以前凍結した胚を解凍して胚移植を実施
D:体調不良により治療の目途が立たず終了
E:受精ができない(胚の分割停止、変性などの以上により停止)
F:採卵したが卵が得られない、または状態のよい卵が得られないため中止

助成金申請に必要な書類

申請には今までの特定不妊治療費助成事業と同じ書類を提出します。
・特定不妊治療費助成申請書
・特定不妊治療費助成事業受診等証明書
上記の2つの書類をお住いの自治体の公式サイトからダウンロードしてご準備ください。

市川市での不妊治療費助成事業

市川市では下記に対して助成金の制度が利用できます。

①一般不妊治療(不妊検査、タイミング法・人工授精など)
・医療機関で行う不妊検査
・医療機関で行う一般不妊治療(タイミング法、人工授精など)
・一般不妊治療の一環で医療機関が処方する処方箋による調剤に限る。

ご夫婦単位で1回分の申請となります。

1回の申請における治療期間は、治療開始から最長1年間となり、
1回の申請における助成限度額は、自己負担額の2分の1(上限50,000円)です。

以下の条件を満たすご夫婦が対象となります。
・一般不妊治療の開始日から助成申請日において、婚姻をしている(事実婚含む)
・一般不妊治療の開始日において、妻の年齢が43歳未満※である
※43歳未満:満43歳の誕生日の前日まで
・助成申請日において、夫婦の双方又は一方が市川市に1年以上継続して住民票がある
・助成申請日において、市川市税※を滞納していない
※市川市税:市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税など
・特定不妊治療を受けたことがないこと
・各健康保険の被保険者又は被扶養者であること。

②特定不妊治療(体外受精・顕微授精・男性不妊治療)
2022年4月1日から特定不妊治療が保険適用になったことに伴い、千葉県特定不妊治療費助成事業は2023年5月31日で終了となっています。
市川市では、千葉県特定不妊治療費助成事業を受けた方に対してのみ、上乗せ助成を実施していて、市単独での特定不妊治療費助成は行っていません。2024年4月1日以降は、市川市特定不妊治療費助成事業も終了となります。

不妊治療助成制度の回数と期限

①一般不妊治療(不妊検査、タイミング法・人工授精など)
【回数】
一般不妊治療の開始日において、妻の年齢が43歳に達する日までに通算2回
【期限】
・治療が終了した日:令和5年4月1日から令和6年1月31日まで
 申請期限:令和6年3月31日まで
・治療が終了した日:令和6年2月1日から令和6年3月31日まで
 申請期限:申請前に要確認

②特定不妊治療(体外受精・顕微授精・男性不妊治療)
【回数】
2022年3月31日以前に開始し、2022年4月1日以降令和5年3月31日までに終了した「1回の治療」が対象。

【期限】
令和6年3月31日まで

不妊治療における保険適用

2022年4月から不妊治療が保険の適用対象となりました。以前は不妊の原因を明確にするための検査や症状の治療のみに保険が適用され、体外受精などの不妊治療の場合は保険の適用範囲外でしたが、下記の治療が保険対象内となります。

【検査】
診察所見
精子の所見
画像検査
血液検査

【治療】
・人工授精
・体外受精
・顕微授精

不妊治療の対象となる年齢は、治療開始の時点で女性が43歳未満であることです。
また、保険が適用される回数は、女性が40歳未満の場合は子ども一人に対して最大6回まで、40歳〜43歳未満の場合は最大3回までとなっています。

体質改善とは?

「体質改善」とはよく聞く言葉ですが、一体どういった状態を指すのでしょうか?
大まかに言ってしまえば、体の悪い性質を改めて、良い状態にすることです。妊活で言うならば、妊娠しづらい原因を改善し、妊娠できる体にしていくということですね。

東洋医学では、体質を見極めるときに内臓のバランス、気や血液、水分の流れの状態、熱と冷えのバランスなど、様々な観点でその方の状態を診ていき、悪くなっているポイントを鍼灸や漢方、養生法により改善していきます。

本八幡鍼灸院で出来ること

鍼灸院ではどのようにして不妊治療をしていくのでしょうか?本八幡鍼灸院で行っている治療方法をご紹介します。

不妊治療における鑑別と診療

本八幡鍼灸院では、東洋医学的観点・西洋医学的観点から、専門医が個々の状態に合わせた治療を行っています。

【卵胞期】
なかなか卵が育たない、もっと質の良い卵子を育てたい!
このようなお悩みのある方は、卵巣の活性化とホルモン調節、そして血流改善が重要となります。

E2とFSHの分泌を助ける+卵巣へ届けるアプローチを行います。
※E2・・・エストロゲン。卵子の発育を助け、内膜を増殖して妊娠の準備をします。
※FSH・・卵胞刺激ホルモン。卵胞の発育とエストロゲンの分泌を促します。

【排卵期】
十分に卵子が育ったあとは、骨盤内の血流の改善と血液の渋滞緩和+自律神経を調整してリラックスできるようにアプローチを行います。

LH分泌+卵巣に届けるアプローチを行います。
※LH・・・黄体形成ホルモン。分泌が一気に増えることにより排卵が起こります。

【黄体期】
排卵が終わり、子宮内膜に受精卵が着床・着床継続していく時期です。
高温期が不安定だったり、14日よりも短くなる方は特に重要な期間です。

LH分泌を維持して、内膜を厚くフカフカな状態でキープできるようアプローチを行います。
※LH・・・黄体形成ホルモン。排卵後は子宮内膜の調整や、妊娠維持に関与します。

内臓へのアプローチ

東洋医学的にみると、生殖器や生命力などを司っている臓器は「腎」です。
この腎の働きが低下をすることで、生殖機能の衰退や、老化促進に繋がります。

つまり妊娠をするために一番影響の強い臓器です。生殖能力を高め、加齢や老化による不妊症の改善や予防をするには、腎機能をあげることが最も重要です。
またその他の症状として、睡眠の質の向上や冷え、腰痛、むくみなどにも効果があります。

血流の改善

鍼灸治療を行うと血流を促すことができます。鍼を体に刺入すると、小さな傷がついた状態となり、体はその傷を修復するために、患部に血液を送り込みます。

その反応によって、血液の流れがよくなり、血流が改善します。さらに、婦人科や生殖器に関する筋肉やツボに鍼を刺入することで、妊娠への効果をより高めることができます。

自律神経とホルモンバランスの調整

自律神経には、交感神経=頑張っている時や緊張状態の時に働く神経と、副交感神経=リラックスモードになっている時に働く神経があります。

不妊症になる方の多くが、交感神経を過度に使ってしまっていることが多いです。鍼灸治療を行うことで、副交感神経の働きを活発にし、両者のバランスを整えます。

また、自律神経の働きの一つに、ホルモンバランスの調整があるので、自律神経のバランスが取れることで、ホルモン分泌も改善されやすく、卵子や精子の質の向上にも繋がります。

ご夫婦カウンセリング

本八幡鍼灸院では、ご夫婦揃って妊活を行うことを推奨しています。初診はご夫婦揃ってカウンセリングを行い、お互いの体の状態や治療方針をお伝えします。

また、不妊治療が続いてくると、ご夫婦間での気持ちのズレや温度差などがコミュニケーション不足により出てきて、不妊治療の影響でご夫婦関係に悩まれる方も少なくないです。どちらか一方の力だけでは妊娠は望めません。

カウンセリングを通してお互いの気持ちや治療に対しての方向性を合わせていきましょう。

自宅ケアの指導

日常の生活習慣は、治療の効果を維持させるのに効果的です。一人一人の体調や体質に合わせて、自宅でのケアのやり方を指導し、いち早く体質改善ができるようにサポートします。

サプリメントの処方

治療や自宅のケアでも体質は改善していきますが、体質改善のスピードをさらに早めるにはサプリメントが効果的です。体調や年齢に応じて必要なサプリメントを提案します。

患者さんの声

妊娠に至った患者さんの声をお届けします。

▼32歳 女性 「自分もちゃんと妊娠できるんだ!と安心できたのが一番でした。」患者さんの声はこちら

▼42歳 女性 「エコーで赤ちゃんが動いているのを見て感動しました」患者さんの声はこちら

まとめ

不妊治療は医療の進化により、年々様々なアプローチ方法が生まれてきます。また治療費の負担も以前より下がったことで、不妊治療に進む方も多くなったと感じます。
ですが、自分の体質が妊娠しづらい状態では、どれだけ高度な医療を受けたところで、その効果を十分に受け取ることができません。

自分やパートナーの体質がどういう状態なのかを把握して、今の自分たちに適した治療を選択できるようにしていきましょう。

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監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院