肩こりと鍼灸
こんにちは。院長の峯岸里美です。
鍼灸の施術ってどんなことするんだろう?
何で鍼灸って体にいいのかな?
実は鍼灸の施術を受けたことがある人は、日本の国民の4%しかいないのです。
存在は知っていても「鍼灸ってなに??」と言う方がほとんど、と言うことですね…。
ではなぜ?鍼をすると肩こりが改善するのでしょうか?
それについて少し説明をしていきますね。
鍼は体からすると異物になります。
そのため鍼をしたところに血液が集まり、免疫の働きが起こり、酸素や栄養の届きやすい状態になります。
酸素や栄養によって筋肉の弾力、疲労のもととなる乳酸の分解が起きますので肩こりの辛さが減る
…と言うことなのです。
感染症予防のために、まだまだマスクを着用することになりますよね。
マスクをずっと着けていることによる、耳から来る首の負担も大きいので、
デスクワークや日常の姿勢だけでない肩への負担というのが増えています。
さらに姿勢による肩の負担というのは、デスクワークの姿勢、重いもの持つなどによるもの以外にも原因があります。
それは「骨格の歪み」です。
骨格と筋肉は、船で言うマストと帆のような関係です。
マストとなる骨格がゆがんでいると、帆である筋肉もそれに伴って引っ張られてしまうので、
場所によってはギュッと拘縮したり、筋肉が伸びきって弾力がなくなってしまいます。
その状態が長く続いたらどうでしょうか?
当然筋肉の伸縮性は失われてしまい、本来の可動域や筋力を働かせることができなくなります。
慢性的な肩こりであればあるほど、何層もある筋肉の大半が正常に働いていない状態ですので、
日常動作にも負担がかかりますよね。
それでも人間の体、関節や筋肉というのは他の筋肉働きを補う能力があるので、日常で支障なく過ごせてしまったりするのです。
実は気がついていないけど、慢性的なコリが積み重なっている…
気がついたときには血行不良で脳に酸素が行かなくなり、頭痛にまでなっている…なんてこともあり得ます!!
①筋肉本来の働きができるように、酸素や栄養が常に届く状態を作る
②骨格の歪みを整えて自然と筋肉にかかっている負担を取り除く
このように段階を追っていくことで、肩こりを根本から改善出来ますよ!