②鍼灸治療で自律神経症状の問題解決をしたい方へ

先のページに続いて鍼灸の自律神経症状に効果的な理由を説明させていただきますね!

②鍼灸治療で自律神経のバランスを整えて内臓の不調緩和ができる。

自律神経は、血圧・体温の調節や心臓・腸など内臓の働きを調整する機能のことです!

この自律神経の障害というのは手足の発汗障害や異常知覚のことです。もう少し簡単に言うと、冷や汗、あぶら汗、知覚過敏、知覚鈍麻が自律神経症状の代表例です。

冷え性・不眠症・下痢・便秘・食欲不振や、不調の場所がはっきり分からない「不定愁訴」と言われる症状を一緒に伴っている場合が多くみられます。

では、これらの症状が出現する理由は何でしょうか?

症状が出現する理由

それは、自律神経が交感神経か副交感神経のどちらかに偏ってしまっているからです。

上の図のように、体の仕組みはシーソーのようになっていて、自律神経のバランスが保たれている時は心身ともに健康的で症状が出現しないのです。

鍼灸治療ではこのバランスを整えることが出来るのです。

本八幡鍼灸院でのやり方

本八幡鍼灸院では、血中酸素濃度(SPO2)を計測しながら治療を行っております。

これはパルスオキシメーターといって、血液の中の酸素濃度や脈拍を計るものです。

自律神経が正常に働くには、酸素、栄養、刺激の3つ共、適正な量が必要です。どれか一つ欠けてもいけません。一つでも欠けると自律神経機能が正常に働かないのです。

特に神経系は酸欠に弱く、影響が出やすいのです。

私達が出来る事は3つの内、酸素と刺激の2つを治療で調整することが出来ます。

鍼灸治療を行い、深呼吸をしてもらいながらリラックスしていただくだけでも血中酸素濃度は正常値に上がります。

鍼灸刺激や骨格調整など治療の刺激量が患者様の閾値を超えてしまった場合、SPO2の値が下がってしまうので、適切な刺激量も把握できながら治療をすることが出来ます。

あなたにとって丁度良い刺激量の中で鍼灸治療を行うことでリラックスできる自律神経調整をしていきます。

痛みや不調は体を守る重要なサイン!

体が痛みや違和感を出す時は「このままだと大変なことになりますよ!」というメッセージだと思ってください!

体からのメッセージを受け入れて、時間とお金と手間暇をかけて根本的で効果的な治療をするか、体をだましだまし働かせて、時間とお金と手間暇をかけずに簡易的で効果の薄いやり方で過ごすかはご本人が自由に選択できます。

ご本人の選択次第です。

ぜひ、ご自身の体も心も守るために鍼灸治療を受けて根本的に症状の改善をすることを選択してくれたら嬉しいです!

自律神経症状でお悩みの方はこちらからご予約できます!

カウンセリングから始まり、お身体の現状把握、お悩みの解決策の提案、経過観察、簡単にできるセルフケアの提案を行っております。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

筆者名 上田愛実瑠