タイミングに合わせた鍼灸治療で妊娠希望の方
妊娠に向けた鍼灸治療とタイミング療法
出来ればクリニックに通わずに妊娠したいという方もいらっしゃいます。その背景には金額のこと、通院と仕事の両立が難しいこと、病院に対してドキドキしたり怖さがある方もいらっしゃいます。そんな中で、「何かやれることはないか」とお探しになって鍼灸治療にたどり着く方が多いです。
では、タイミングにおいてどのような考えで、どのような治療をしていくのかお伝えしていきます。
鍼灸治療は、5つの周期に合わせて治療を行います。
月経は月経期、卵胞発育期、排卵期、着床期、黄体期という5つの期間があります。それぞれ妊娠に向けて準備をする役割があります。その役割を果たしやすくしたり、管理してあげるのが、鍼灸治療の意味と意義となります。月経期、卵胞発育期、排卵期、着床期、高温期それぞれに合わせて施術を行います。
1 月経期(生理期間中)
スムーズに月経を排出させ低温期を安定させることを目的とした治療になります。
月経の質は本来、痛みが少ない状態、色が鮮血(明るい赤)、レバー状や粒の様な塊が無い状態、月経のリズムが一定であることが理想であると私達は考えています。その状態を実際に多くの方に体感して頂いています。また、月経の質は内膜の状態なので月経の質を整える事は内膜の厚さ、質を改善して着床にも関わる事と考えています。
2 卵胞発育期
月経後に不足になる血液を増血させることや低温期をより充実させることで卵胞の発育に関する女性ホルモン分泌を促します。 この時に今注目のスーパーライザーなどを行い、卵胞の成長と受精と分割をしやすい卵の発育につながる施術をします。
3 排卵期
タイミングを取る時期です。この時期は、排卵を促進させたり、低温期から高温期への移行する際のホルモンバランスを整えるサポートする治療になります。排卵時期は大きな刺激は入れずに、温める治療や血液循環の促進を行う治療を中心に行います!
4 着床期
着床促進の治療を行います。着床促進としては、鍼灸治療と共に、よもぎ蒸しやハイパーナイフを行います。女性の体は良く出来ていて、着床期には子宮に多くの血液が供給され内膜が厚く湿潤になるようになります。ふかふかのベッドを作ることによって卵が内膜に着床しやすいようになるわけです!!その血流促進を後押ししていくという考えで鍼灸治療やハイパーナイフやよもぎ蒸しなどの施術を行っています!
5 黄体期(高温妊娠維持期)
妊娠維持に必要な高温期のホルモン分泌を継続して行えるように、頭蓋骨の調整による脳(中枢神経)へのアプローチやお灸(増血)さらに足のオイルマッサージ(足から心臓へ体循環の促進)などを行います。頭から足まで全身の血流や神経調整を行うことによって妊娠へサポートしていきます!
タイミングを取りながら妊娠したい方はぜひ、当院で施術を受けてください!
当院の治療をしながらタイミングで妊娠出来た方のお声はこちら!!
妊娠に向けて施術を受けたい方はこちらからご予約頂けます!!
執筆者 本八幡鍼灸院 上田 愛実瑠