骨盤の歪みに不妊の原因あり!【不妊治療のプロが解説】

日常生活においてこのような身体のお悩みはありませんか? 

  • なかなか妊娠できない
  • 何度も流産してしまう
  • お腹やお尻を触ると冷たい
  • 生理痛がひどい
  • 生理不順がある
  • 腰痛が改善しない
  • 動くたびに膝や股関節が痛い

骨盤の歪みによって引き起こされる症状 

骨盤は体の中心に位置しています。

寛骨(かんこつ)・仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)から形成されていて、さらに寛骨は腸骨・坐骨・恥骨からなります。

 

 

 

 

 

これらの骨が歪むことで様々な症状が出てきます。

激しい腰痛

骨盤が歪むことで周りの筋肉は常に負荷がかかった状態となります。

負荷がかかると筋肉が次第に固くなり血流も悪くなり、痛みとなって自覚症状として現れます。

またさらに症状が深刻になると、痺れなどの症状も出てきます。

股関節の痛み  

股関節は大腿骨上部の骨頭が、寛骨にある寛骨臼にはまっている状態です。

骨盤が歪むことで骨頭と寛骨臼のはまりが悪くなったり、歪みにより周りの筋肉に負担がかかると痛みが出始めます。

姿勢が悪くなる 

骨盤が歪んでしまうと、その上にある背骨も歪みやすくなってしまいます。歪みの状態によって、肩や骨盤の左右差が出たり、猫背や反り腰になりやすかったりと姿勢が悪くなります。特に在宅ワークなどで高さの合わない椅子や机を使っている場合は、余計に骨盤が歪みやすくなり、姿勢への影響も大きくなります。

骨盤の歪みをタイプ別に紹介 

左右差があるタイプ  

左右差があるタイプは、骨盤の高さがずれている状態です。体重のかけ方に左右差があったり、荷物をいつも同じ方向で持ってしまう人などに見られやすいです。

外反母趾の方にも見られます。

前後のバランスが悪いタイプ 

前後の歪みは前傾タイプと後傾タイプに分かれます。前傾タイプはお尻が出やすく前ももが張りやすいです。ハイヒールを履く方や反り腰の方に多いです。

後傾タイプはお腹がポッコリ出やすいです。腹筋・背筋などの筋力が弱かったり、浅く腰かける癖がある方に多いです。

開いているタイプ 

 開いているタイプは、骨盤が左右に開いている状態です。

足を組んだりあぐらをかく方はなりやすいです。また、産後も骨盤が広がりやすくなります。下半身太りやO脚になりやすい傾向があります。

骨盤の歪みセルフチェック方法 

自分の骨盤は歪んでいるの!?気になる方もいらっしゃいますよね。

簡単にできるセルフチェックで確認していきましょう!

 

・左右差があるタイプ

両手を脇腹に当てて、そのまま骨盤の一番高い位置に手を合わせます。左右どちらかが高ければ左右差が出ています。

 

・前後のバランスが悪いタイプ

壁にまっすぐ背中をつけて立ちます。パーにした手が、腰と壁の間に入ってしまうと、骨盤は前傾しています。逆に入らない場合は、骨盤は後傾しています。ちょうど入るようであれば、前後の差はないでしょう。

 

・開いているタイプ

長座の状態でかかとをつけます。つま先の開き方に左右差がある場合は、開きが大きい方に開いている状態です。

 

骨盤の歪みと不妊の関係  

子宮や卵巣といった婦人科の臓器は骨盤内に収まっています。なので、骨盤が歪んでしまうと婦人科の臓器の働きも悪くなったり、妊娠に悪影響を及ぼす場合が多いです。

 

骨盤が歪むと子宮が歪む  

骨盤が歪んでしまうと、中にある子宮も歪んでしまいます。

子宮は骨盤内にぶら下がっている状態なので、骨盤の影響を大きく受けます。

子宮の形が崩れてしまうと、着床もしづらくなり流産の可能性も高くなります。

赤ちゃんにとって、居心地がよい環境の方が着床の継続がしやすくなります。

 

血流が悪くなる 

道路がまっすぐなら車もスムーズに走れますが、クネクネ曲がったしている道は、車の通りも悪くなったり遅くなったりします。

それと同様に、骨盤が歪んでいると骨盤内の血管も歪むため、血液の巡りが悪くなってしまいます。そうすると、卵子の発育に必要な分の血液を卵巣に送ることが出来ず、卵子が成長しづらかったり、質が悪くなってしまいます。また、生理中にうまく血液を子宮外に出しづらくなってしまい、必要以上に子宮が収縮することにより生理痛もひどくなります。

自律神経が乱れる 

骨盤が歪んでしまうと、その上にある背骨も歪んでしまいます。

背骨は自律神経の通っている大事な場所です。

そこに負担がかかると歪んでいる信号が脳に入るので、常にストレスがかかった状態となり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

自分でできる簡単ストレッチ  

骨盤の歪みを運動で予防する前に、まずは周りの筋肉を柔らかくすることが大切です!

簡単にできるストレッチをお伝えします!

伸ばす時間は20〜30秒を目安に、じんわり気持ちよく伸ばしてください。

 

・前もものストレッチ

壁際に立ち、壁に手をついて体を支えられるようにします。片方の足を膝から曲げ、曲げた足の足首あたりを掴みゆっくり伸ばします。腰が反らないように気を付けましょう。

 

 

 

 

・お尻のストレッチ

床に座り、片方の足を前に出し膝を曲げ、もう片方の足は後ろに伸ばします。前側の曲げた足の方に体を倒し、お尻を伸ばします。

当院の骨盤矯正治療法  

骨盤の歪みをいち早く治すのに効果的なのが骨盤矯正です。骨盤は良くも悪くも動きやすい場所なので、施術で歪みを治し日々のケアで安定した状態をつくれると一番効果的です。

活法整体 

古武術を応用した整体法です。ボキボキなる一般的な整骨院での整体とは違い、体を動かしながら筋肉と骨格にアプローチする為、痛みもなくソフトな整体です。筋肉を柔らかくしながら、骨格の位置を正していくので、一回での変化もすぐに出ますし、維持もしやすいです。

オイルトリートメント  

周りの筋肉の硬さが強い場合は、オイルトリートメントを使って筋肉を緩めるところから始めます。筋肉の硬さが強い方は、骨格には触れず筋肉を緩めただけでも歪みが治る方もいます。オイルトリートメントをした後に活法整体をすると、相乗効果でさらに効果的です。

骨盤の歪みと不妊のまとめ

骨盤の歪みは痛みや疲れだけでなく、不妊にも影響が出てしまいます。

・左右差があるタイプ

・前後のバランスが悪いタイプ

・開いているタイプ

自分がどれにあたるのかを確認して、歪みに合わせた治療とケアを行っていきましょう。

また、歪みは普段の癖の中で生まれてしまうので、自分の日常の癖探しをして改善していくとさらに効果的ですよ!

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監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院