着床しやすい身体作りのための食事
こんにちは。院長の峯岸です。
朝晩が涼しくなってきましたが、冷えの対策はされてますか?
寝間着を長袖長ズボンに替える、布団を一枚増やすなど、
特に寝るときの冷え対策は早めに行っていきましょうね!
睡眠は妊娠に大切なホルモンに大きく関係しますし、卵子や精子の成長にも関係します。
常に良い睡眠を取ることの出来る状態を作っていきましょうね!
着床率を上げる食事って??
妊娠に重要なことは、食事の栄養面でもたくさんあります。
バランス良く栄養素を摂ることは重要です。
●タンパク質を摂る
タンパク質の多い食事を摂ることが、妊娠しやすい身体作りにつながると考えられています。
お肉、お魚、大豆などの良質なタンパク質を摂るようにして下さい。
どれくらいのタンパク質が必要かと言うと、
体重✕1g~1.5g
50キロの体重の方でしたら50g~75gが目安となります。
さらに重要なこととして、タンパク質は食いだめが出来ません。
1日3食の中で20gづつなど、分けて摂取することが必要です。
では食品ごとにタンパク質はどのくらい摂取できるのか?
- 鶏のささみ100g・・・23.0g
- もも肉100g・・・20g前後
- 豚ロース100g・・・19.3g
- 鮭の切り身・・・17~20g
- 豆腐一丁300g中・・・19.8g
毎食しっかりタンパク質を摂っているかというと…
昼夜は摂っているけど、朝は足りていないと言う方…多いのではないでしょうか?
●糖質を控える
糖質を控えることで、身体の糖化を防ぐことにつながります。
糖化とはいわゆる「身体の老化」です。
身体の中でタンパク質が余分な糖と結合してしまうと、タンパク質が劣化・変成してAGE(終末糖化産物)になります。
AGEは強い毒性があり、蓄積すると老化の原因となってしまいます。
あらゆる細胞を老化させてしまうので、精子や卵子も老化させてしまうのです。
白砂糖などのスイーツだけでなく、ご飯、麺類などの炭水化物、果糖の果物なども糖質ですので、
摂りすぎには気をつけましょう。
但し女性は炭水化物を減らしすぎると便秘になる方もいるので、過度に抑えすぎないようにして下さいね。
今日はお食事のことについてお話ししました。
身体を作る栄養素は、受精卵の着床にとっても非常に関連がありますので
日々の中で積み重ねて改善していきましょうね!