姿勢の治し方に困っている人必見!猫背の原因や改善方法を紹介!

- update更新日 : 2024年01月12日
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猫背になっている?姿勢のチェック方法

猫背は、今やほとんどの方が持っているものではないでしょうか?デスクワークなどはもちろん、基本的に腕は体の前にある状態で生活しているので、肩甲骨がどんどん外に開いてしまい、背中が丸まっていきます。

さらにそこから首が前にでてしまい、頭の重さが首肩回りに全てかかってくるので、肩こりや頭痛にも繋がります。猫背は自覚がある方もない方もいらっしゃいますよね?まずは、猫背になっているのか、自分の状態をチェックしていきましょう!

①壁に背中を向けて立ちます。この時にかかとを壁につけるようにしてください。

②頭や背中が壁についているかチェック!

この時に浮いているようだと、猫背になっている可能性が高いです。または、くっつくけど、離している方が楽な場合は、猫背予備軍になっている可能性があります。

頭や背中はしっかり壁につきましたか?

筋肉の緊張が猫背を生んでいる?猫背の原因とは?

なぜ猫背になってしまうのでしょうか?猫背は骨格の問題ではありますが、実は筋肉が大きく関係しています。骨は単体では歪まないため、筋肉に引っ張られて形が変わっていきます。猫背の原因を知ることで、今の姿勢をもっと効果的に変えていきましょう。

長時間のデスクワーク

デスクワークは、猫背の原因となる状態の一つです。きちんと骨盤を立てて座っていればいいのですが、ほとんどの方が骨盤が後ろに倒れていってしまいます。そうすると背中も後ろへ倒れるのですが、作業するために上半身は起こすため、背中が丸まり、首も前に出てしまいます。

そして、デスクワークをするときの視線は、前ではなく下を向いているため、頭の位置がずれて筋肉への負担が大きくなります。また、1日のほとんどをデスクワークに費やす方は、時間が長くなるので、その形のまま筋肉が凝り固まってしまい、余計に猫背の状態を維持、もしくは悪化させてしまいます。

スマホの使い過ぎ

スマホは誰もが持っていて、本当に便利なアイテムですね。すぐに使えるが故に、移動中や家にいる時まで、常に使っている方も多いのではないでしょうか?

デスクワークと同様、スマホを見る時も、基本的に顔の位置は下向きになることがほとんどです。スマホ首という言葉も聞いたことがありますよね?首が前に出てしまうと、それに合わせて背中が丸くなり、猫背となっていきます。また、液晶や画面が小さいこともあり、目の負担が非常に大きくなり、目の疲れは首のコリに直結します。

運動不足

猫背が起きる原因の一つが筋肉です。筋肉に負担がかかり、凝り固まった状態になると姿勢が崩れやすくなります。そのためには、筋肉をしっかりと動かして、血液を回せるようにする必要があります。ですが、現代人は運動不足の方が多く、筋肉を動かす機会が少なすぎます。

また、姿勢を保つには腹筋・背筋も大切なのですが、運動不足による筋力低下で、腹筋・背筋が弱くなってしまい、姿勢が保てず猫背になっている人もいます。

猫背が引き起こす身体の不調や症状とは?

では、猫背になるとどんなことが起きてしまうのでしょうか?猫背がもたらす身体の不調や症状についてご紹介していきます。

肩こりや腰痛

猫背になると、その位置で筋肉が固まった状態になります。本来の正しい位置とは違うので、筋肉にも大きな緊張がかかり続けます。また、筋肉の緊張が続くと、血流が悪くなり、老廃物が回収できなくなり、筋肉が硬くなっていきます。すると、痛みが出やすくなるので、肩こり腰痛、ひどい方は頭痛などの症状が出てきます。猫背になってしまっていることで生じているので、改善がしづらいです。

反り腰

猫背は背中が丸くなってる状態になります。すると、身体はバランスを取ろうとするので、腰は背中とは逆に反った状態になっていきます。この状態が続くと腰回りの筋肉が硬くなり、反り腰となってしまいます。また反り腰から腰痛なども出やすくなるので、不調の連鎖が起きてしまっている状態です。

目の下のくま

猫背になると、首肩周りの筋肉が硬くなり、血流が悪くなるので、お顔の症状も出やすくなります。特にくまは、血流の悪さによって起こってしまう症状の一つです。しっかり睡眠時間は取っているのに、目の下にくまができたり、くまが改善しない方は、血流が悪くなっている可能性があります。猫背は健康状態も悪くなりますが、美容面にも影響が出てきてしまいます。

整骨院に行っても治らない猫背は内臓の問題?

猫背は筋肉や骨格の影響が強いのですが、一般的な整骨院での施術を受けてもなかなか改善しない場合は、内臓が原因になっている場合があります。一番多いのは、胃の調子が良くない方です。身体は弱い部分を守ろうとする性質があります。胃の不調があったり働きが悪いと、守るために背中を丸めた姿勢をとりやすくなり、結果猫背になってしまいます。

この猫背の場合は、筋肉や骨格だけのアプローチでは改善が難しいため、ツボなどを使いながら内臓に対してアプローチをしていきます。

猫背になりやすい人の特徴

猫背になりやすくなる特徴を把握しておくことで、猫背にならないように予防することができます。自分がその特徴に当てはまっていないかチェックしていきましょう!

  • 長時間のデスクワークをする
  • スマホを見ていることが多い
  • 下を向く作業が多い
  • 筋力がない
  • 椅子に座るときに浅くこしかけてしまう
  • 胃の不調を感じる
  • 呼吸が浅い
  • 甘いものが好き
  • 声が小さい

上記に当てはまるものがあれば、猫背になる確率が上がるので、注意していきましょう!

猫背の予防と改善のためのストレッチを紹介!

自分でできる猫背対策には、ストレッチがおすすめです!特に筋肉が原因になっている場合は、ストレッチを日々の習慣にいれるだけでも、猫背は改善しやすくなります。
自宅で簡単にできるストレッチのやり方をご紹介します。

①ストレッチポールを使う
自宅にストレッチポールがある方におすすめのやり方です。
ストレッチポールの上に背骨があたるようにして寝ます。
両手を広げて左右にゆらゆら揺らしていきます。
肩甲骨周りの筋肉の硬さを取り、肩甲骨が正常の位置に戻りやすくします。

②大胸筋ストレッチ
腰に掌があたるように、両手を組みます。その手を腰からお尻の方に滑らせるようにひっくり返していき、胸の前側の筋肉を緩めます。肩甲骨を斜め下に引っ張るようなイメージをするとやりやすいです。
20秒~30秒くらいを目安に伸ばします。

 

③肩甲骨のストレッチ
座ってでも立ってでもどちらでも大丈夫です。壁に背中をぴったりとくっつけた状態で、両手を真上に伸ばします。そこから壁に沿って、両肘を90度まで曲げていきます。肘を伸ばして、曲げての繰り返しをしていきます。目安は5~10回程です。

それ以外の改善方法

内臓が原因となる場合は、ストレッチだけではなかなか改善しません。胃に繋がるツボに刺激をすることにより、背中を丸めたくなる体質を変えていきます。

自宅でも簡単にできるのはツボ押し!

みぞおちの辺りで、ちょうど左右の肋骨がくっつくところと、お臍を繋いだ真ん中に「中脘」というツボがあります。

このツボをゆっくりと押していくと、少し痛みや嫌な感覚が生じることがありますが、その間に呼吸をゆっくりと大きくすることがポイントです。痛みや嫌感がなくなってくれば、胃の調子も良くなってきている証拠です。背中が伸びやすくなり、猫背が改善しやすくなります。

本八幡鍼灸院での施術方法

本八幡鍼灸院でも、猫背の治療を行っています。筋肉や骨格、内臓や生活習慣の癖まで、あらゆる角度から猫背になった原因を突き止めていきます。

鍼灸

鍼を用いて、必要なツボや筋肉にアプローチをかけていきます。場所によっては響きという感覚が出ますが、鍼の効果の一つです。ただ好き嫌いが分かれる刺激なので、つらさを感じるときは刺激量を調整します。内臓にも筋肉にもどちらにもアプローチができます。

オイルトリートメント

オイルを使って、凝り固まった筋肉をほぐしていく方法です。アロマオイルも併用するので、香りによるリラックス効果もあります。筋肉が硬くなっていると骨格が動きづらいので、一時的によくなってもまたすぐに症状が出てきます。筋肉を緩めて、柔らかい状態を作ります。

骨格整体

骨格そのものを改善していきます。

首から背骨、腰、足に至るまで、どこのパーツでも整体をしていくことが可能です。特に猫背の場合は、骨盤、首、背中の骨をしっかりと調整することが大切です。整体をやる前に筋肉を柔らかくしておくと、さらに整体の効果も高まります。さらに、日常で歪みが出る癖なども修正していけると、なお骨格調整した後の身体を維持しやすくなります。

猫背が治れば、くまや肩こり、腰痛も改善!

猫背というのは、そのものの不調だけでなく、そこから身体の様々な不調に繋がってしまいます。長年、肩こりや腰痛に悩んでいる方、実は猫背が原因になっているかもしれません。

また、くまなどお顔の状態にも影響してきますし、姿勢の悪さは、見た目的に年齢よりも老けてみえやすくなります。自分の後ろや横からの姿をなかなか見る機会がないため、猫背に気づきにくいこともありますね。体調的にも美容的にも、猫背を治すことで得られる変化は多くあります。

まとめ

まずは自分が今猫背になっているのか、いないのかをチェック!!
さらに、猫背になりやすい習慣をしていないかも一緒に確認しておきましょう。
あとは日々のケアも行いながら、猫背の改善をしていきます。
それでもなかなか良くならない場合は、本八幡鍼灸院にぜひご来院ください!
根本的な原因にアプローチして、きれいな姿勢を手に入れましょう!

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監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院