妊活におすすめのお茶は?良い飲み物・悪い飲み物をご紹介!

- update更新日 : 2024年01月10日
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妊活におすすめのお茶

妊活をしていると、様々な情報が入ってきますよね。飲み物もその中の一つではないでしょうか?妊活におすすめの飲み物は色々聞いたことがあるけど、いまいち何がどういいのかわからなかったりしますよね。逆に、妊活中には飲まない方がいい飲み物も、もちろんあります!

妊娠できる体質に変えるために、今回は妊活中に飲むと良いものと悪いものをご紹介します!

タンポポ茶

タンポポ茶は、タンポポの根や葉っぱから抽出したエキスを使って作ったお茶のことです。


「おねしょハーブ」と言われるくらい、利尿作用があります。腸内で善玉菌を増やすイヌリンや、老廃物の排出を助けるカリウムも含まれているため、体内の毒素を排出するのに効果的です。添加物や大気汚染など、生活しているだけでも毒素は体内に溜まってしまうので、いらないものはできるだけ排出していきましょう。

黒豆茶

黒豆茶にはイソフラボンが含まれていて、女性ホルモンを補う働きをします。イソフラボンは6~8時間で吸収のピークを迎えるので、まとめて一気に飲むよりも、何回かに分けて飲んだ方がよりおすすめです。それ以外にもアントシアニンは抗酸化作用があるため、精子や卵子の質の低下を防ぐことができます。

また東洋医学では、腎の働きが生殖器系の能力を高めるとされていて、腎の働きを良くするものが黒豆などの黒い食べ物です。黒い食べ物を摂取すると、婦人科や生殖器系の働きが向上します。

麦茶

麦茶はノンカフェインなので、妊活中も安心ですし、身近なお茶なので取り入れやすさもあります。また、カリウム、鉄、カルシウム、亜鉛などのミネラルも豊富です。

ミネラルは食事だけだと不足しがちなので、お茶から補えるのは手軽でいいですね。

ルイボスティー

ルイボスティーはポリフェノールが含まれていることから、高い抗酸化作用があります。精子や卵子の質が下がる原因の一つは活性酸素なので、その活性酸素から守る働きが抗酸化作用です。

またルイボスティーは他のお茶と比べるとタンニンを含む量が少ないです。タンニンは鉄の吸収を妨げる働きがあります。妊娠するうえで鉄は必須の成分なのですが、女性は月経があるため約9割の人が不足していると言われています。タンニンが低いルイボスティーなら、食事時でも安心して飲むことができます。

ハーブティー

ハーブティーは種類によって、妊活中におすすめの物があります。一つはローズヒップティーです。ビタミンCが豊富なので、精子や卵子を老化から守る抗酸化力が高い飲み物です。

リコピンや鉄も含んでいて、リコピンは精子の質の向上にも良い成分です。男女ともに飲むのはおすすめです。

その他に、女性ホルモンを整えるハーブティーとして、シャタバリがおすすめです。あまり聞きなれないお茶ですが、インドでは滋養強壮の補助食として昔から使用されてきました。植物性エストロゲンが含まれているため、女性ホルモンを整える効果が高いです。

ただし、ハーブの中には妊活には適さないものもあるので、成分や効能をよくみてから飲むようにしてください。

豆乳

大豆に豊富に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンに似たような働きをします。エストロゲンは加齢とともに減少するため、外から補うことにより、ホルモンバランスを整えやすくなり、妊娠しやす身体づくりのサポートをします。

ただし、飲みすぎは禁物!過剰摂取をすると、エストロゲンが多すぎると身体が勘違いしてしまい、ホルモンのバランスが崩れる原因となります。特に、エストロゲンが減少する高温期には過剰摂取を控えましょう。

カフェインは妊活中に飲んでいいの?

妊活をしていると、カフェインを摂らない方が良いというのはよく聞きますね?お茶でもカフェインレスのものがおすすめをされています。妊活中は、一切カフェインは摂らない方が良いのでしょうか?

結論から言うと、カフェインを摂取しても問題はありません!ただし、摂りすぎはもちろん良くありません。目安とされる量は、1日あたりコーヒーカップ1~2杯までです。

それ以上飲んでしまうと、妊娠するまでの期間が長くなる、妊娠率が下がる、抗ミュラー管ホルモン(AMH)の数値が低くなるといった報告がされています。

どうしてもコーヒーが飲みたい方は、デカフェやカフェインレスのものを選ぶようにしましょう。

妊活中におすすめしない飲み物は?

妊娠に良い飲み物はわかったけど、悪い飲み物はあるのでしょうか?普段意識していなかったけど、つい飲んでたものが意外に妊活に悪影響を及ぼす可能性もあります。妊活中はできるだけ避けたい飲み物を紹介します。

カフェイン

先ほども出てきましたが、1日コーヒーカップ1~2杯程度なら問題はありません。しかし、それ以上の量を飲んでしまうと、妊活にとっては好ましくありません。

妊娠するまでの期間が長くなる、妊娠率が下がる、抗ミュラー管ホルモン(AMH)の数値が低くなるといった状態になる可能性が高まりますし、カフェインには興奮作用があります。自律神経で言うと交感神経が活発になる状態です。妊娠に適する身体は、副交感神経が優位になっているときなので、逆方向に自律神経の働きが傾いてしまいます。できるだけカフェインは飲まないようにして、身体のリラックス状態を作れるようにしましょう。

アルコール

アルコールの過剰摂取は、男女ともに酸化ストレスを引き起こします。アルコールを分解すると活性酸素が発生します。この活性酸素は、通常ウイルスや菌などを攻撃する働きがあるのですが、体内で多く発生してしまった場合、正常の細胞まで攻撃をするようになります。その結果、精子や卵子も攻撃されてしまい、質が低下してしまいます。

また、アルコールによって勃起や射精を妨げる働きもあります。自律神経の調整がしづらくなることで、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできないためです。タイミングをとる際のアルコール摂取には気を付けましょう。

糖質が多いもの

糖質が多いジュースや清涼飲料水も、妊活中は控えることをおすすめします。糖質が多くなってしまうと、血液の質が悪化します。ドロドロ血液のような状態になってしまうので、ホルモンや栄養、熱などが運べなくなり、内臓機能の低下やホルモンバランスの乱れに繋がります。

また糖質が多いと、その分解に多くのビタミンや栄養を使ってしまい、栄養失調状態となります。現代人は量的栄養失調ではなく、質的栄養失調になっている方が多く、その状態だと妊娠体質になりづらくなります。

さらに、糖を多く摂取することにより糖化が進みます。糖化とはいわゆる錆の状態で、身体が錆て老化しやすくなることを表します。今日から糖が多く入った飲み物は控えるようにしていきましょう。

妊娠中や授乳中は何を飲んだらいいの?

妊娠中や授乳中も、妊活している時以上に口にするものは気になりますよね。基本的には、妊活中と同様の飲み物を飲むことがおすすめです。できるだけ冷えたものではなく温かい物を飲むようにしましょう。

避けたい飲み物は、妊活の時と同様です。妊活中に比べると胎盤や母乳を介して赤ちゃんへ届くため、影響が大きくなります。カフェインやアルコールなどは特に気を付けましょう。

お茶もいいけどお水も重要!

妊活によいお茶などの飲み物はたくさんあるので、その時の体調や気分に合わせてぜひ飲んでいただきたいのですが、それ以上に大切な飲み物があります。それが水です!

身体の約60%は水分からできています。なので、必要量の水分が入ってこないと、本来なら排出するはずの水分も体の中に保持しようとして、むくみや冷えの原因となります。
1日に必要な水分量は体重×40mlです。50㎏の人で2lが必要量となります。水は飲んでるつもりで意外と飲めていないことが多いので、意識的に水を飲む習慣を作っていきましょう。

また、水分がしっかり摂れていると、血液の質が良くなります。サラサラした状態を維持しやすくなるので、栄養やホルモン、熱なども身体の隅々まで運びやすくなりますし、老廃物の回収もしやすくなります。今飲んでいるサプリメントや、気を付けている食事などの効果も出やすくなるので、水は必要量飲むようにしましょう。

まとめ

妊娠しやすい身体になるためには、さまざまな飲み物があります。妊活にとって良いものでも、摂りすぎは身体への負担になったり、体質を崩す原因にもなるので、飲む量は調整が必要です。また、それ以上に水を飲むこともとても重要です。必要な量のお水を飲んで、血液の状態を良くし、お茶などの効果をもっと受け取れる身体にしていきましょう。

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監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院