骨盤底筋を鍛えて不妊を改善!骨盤底筋がもたらすメリットとは?

- update更新日 : 2024年05月08日
folder未分類

このようなお悩みはありませんか?

  • 生理がだらだらしてきれいに終わらない
  • 生理がすっと始まらない
  • 一人目を出産してから尿漏れがある
  • 生理の出血量が減った
  • 生理痛がひどい
  • 骨盤周りがいつも冷えている
  • 性欲が減ってきた
  • 朝勃ちが毎日ない

骨盤底筋とはどんな筋肉?

骨盤底筋という筋肉をみなさんご存知でしょうか?最近では「膣トレ」や「フェムケア」といった言葉も増えてきたので、聞いたことはある!という方も多いのではないでしょうか?では、この骨盤底筋がどのような働きをしているのかは知っていますか?実は不妊症にもとても影響のある筋肉なのです。まずは骨盤底筋がどんな筋肉なのかを知っていきましょう。

骨盤底筋の位置

骨盤底筋は、文字の通り、骨盤の底にある筋肉です。恥骨から尾骨までを繋ぐハンモックのような形になっていて、尿道、膣、肛門をぐるっと囲んでいます。

骨盤底筋の働き

骨盤底筋の働きは、①骨盤内にある膀胱や子宮、直腸を正しい位置に保つ。②尿道や肛門を締めて、排尿や排便のコントールをする。下腹部や股関節周辺の筋肉と関わり、姿勢を保つ。④骨盤周りの血流を促進する。⑤骨盤内臓器が活発に動きやすくなる。などが挙げられます。

骨盤底筋と不妊治療の関係

骨盤底筋は、骨盤内の臓器の働きや、血流に大きく関与する筋肉です。妊娠するには、質の良い卵子を育て、受精卵が着床しやすい内膜を作ることが必須です。骨盤底筋が衰えると、骨盤内臓器である、子宮や卵巣も正しい位置を保持できなくなります。卵巣の働きが落ちると、質の良い卵を作るためのホルモン分泌がしづらくなります。また、筋肉の低下により血流が悪くなることで、卵子に必要な栄養が届きづらくなるので、余計に質の良い卵子が作れなくなります。また、子宮においても、フカフカの内膜が作れないので、着床しやすい環境が整わず、妊娠しにくい体になりやすいのです。

骨盤底筋を鍛える5つの効果

骨盤底筋を鍛えることで、不妊はもちろん、それ以外にも様々な症状の改善が期待できます。今お困りの症状の改善もできるかもしれません!ここでは「頻尿・便秘改善」「ヒップアップ効果」「内臓や子宮下垂」「姿勢改善」「産後の身体へのダメージ低減」の5つを紹介します。

1,頻尿・便秘改善

骨盤底筋は、尿道と肛門に直接影響をしている筋肉なので、排尿・排便に関する症状への効果は非常に高いです。骨盤底筋が弱ると尿道を締めることができず、頻尿や尿漏れの症状が起きやすくなります。また、骨盤底筋を締めたり緩めたりする動きがあることで排便のコントロールをしています。無意識に骨盤底筋を緩めることで、肛門と直腸がまっすぐになりスムーズに排便することができます。骨盤底筋を鍛えて筋肉の動きを良くすることで、便秘の改善に繋がります。

2,ヒップアップ効果

骨盤底筋は、骨盤の周辺にある殿筋というお尻の筋肉とも連動して動きます。つまり、骨盤底筋が弱ったりうまく使えないことで、殿筋も動かなくなってしまうと、お尻が垂れてしまい、ボディラインが崩れてきます。骨盤底筋を鍛えることで殿筋もうまく使えるようになり、ヒップアップの効果が期待できます。

3,内臓や子宮下垂の防止

骨盤底筋は、恥骨から尾骨まで繋がったハンモックの様な筋肉です。骨盤内の筋肉を下で支えている状態なので、骨盤底筋が弱ると、骨盤内の臓器がその分下に降りてきてしまいます。妊活に重要な子宮や卵巣もその一つです。子宮においては、位置がずれてしまい子宮の形が乱れると、流産のリスクも上がってしまいます。内臓を支えている骨盤底筋を鍛えて、正しい位置で保持できるようにしましょう。

4,姿勢改善

姿勢を保持するのに大切なのは、お腹や背中などの体幹部の筋肉です。骨盤底筋は、横隔膜、腹横筋、多裂筋などとともに、体幹部の深層で姿勢を支えるユニットを組んでいる筋肉の一つです。この4つが互いに作用し合えると体幹が安定し、綺麗な姿勢を保持できるようになります。

5,産後の身体へのダメージ低減

骨盤底筋が衰える原因の一つに出産があります。出産時はホルモンの影響により、骨盤底筋が緩んで、骨盤が開きやすくなっています。胎児が産道を通って来るときに、周りの筋肉や靭帯は、伸ばされたり断裂するなど、大きな損傷を受けます。骨盤底筋にも大きな負担がかかり、回復せず緩んだままになってしまうと、産後の尿漏れや腰痛、骨盤の歪みなど、様々な不調の原因となります。産後に骨盤底筋を鍛えることは、産後でダメージを受けた骨盤底筋の回復を早める働きもあります。

クリニックでの一般的なトレーニング法

骨盤底筋を自分で鍛えるにはどのようなトレーニング法があるのでしょうか?一般的に行われているものをご紹介してきます。

【仰向けで行う】

①仰向けに寝て、膝は立てておきます。足は肩幅くらいに広げます。

②尿道、肛門、膣の会陰部を締めるように力を入れていきます。

③一度体の力を抜きリラックスします。

 

①~③の流れを10~20回行っていきましょう。

 

【うつ伏せで行う】

①うつ伏せに寝た状態で、骨盤の下(お臍より少し下あたり)にクッションや丸めたタオルを入れます。

②つま先を立てて、息を吐きながら、尿道、肛門、膣の会陰部を締めるように力を入れていきます。

③一度体の力を抜きリラックスします。

 

①~③の流れを10~20回行っていきましょう。

 

【座って行う】

①座った状態で、膝にタオルやクッションを挟みます。

②足幅は膝より広くしておきます。

③その状態で、尿道、肛門、膣の会陰部を締めるように力を入れていきます。

④一度体の力を抜きリラックスします。

 

①~④の流れを10~20回行っていきましょう。

 

【立って行う】

①壁から20㎝くらい離れたところに立ちます。

②膝を軽く曲げて、腰が壁にしっかりつくようにします。

③息を吐きながら尿道、肛門、膣の会陰部を締めるように力を入れていきます。腰が壁から離れないように、顎が上を向かないように気を付けましょう。

④一度体の力を抜きリラックスします。

 

③~④の流れを10~20回行っていきましょう。

 

トレーニングはその時の状況に合わせて、行いやすいものをやっていきましょう。

本八幡鍼灸院でのアプローチ法

本八幡鍼灸院では、「ビジリス」という機械を使って骨盤底筋を鍛えていきます。椅子の形状になっており、座っているだけで筋トレをすることができます。椅子の座面から電磁パルスが流れ、骨盤底筋までダイレクトに届きます。10分で約6000回以上の筋トレ効果があります。骨盤底筋は目で見ることができず、小さい筋肉のため、自分で意識することが非常に難しい筋肉です。自分で筋トレをしても、実は他の大きな筋肉を動かしているだけになっていて、骨盤底筋を鍛えられていないことが多くあります。また、骨盤底筋は骨盤周りの筋肉とも連動するため、ビジリスでは骨盤底筋だけでなく、大殿筋や内転筋も一緒に鍛えることで、骨盤底筋の働きをさらに高めやすくしていきます。また、ビジリスには脂肪分解の作用もあるので、不妊治療だけでなく、ヒップアップや下半身痩せをしたい方にもおすすめです。

まとめ

骨盤底筋は、不妊治療や排尿・排便の悩み、猫背など、様々な症状に関係する重要な筋肉です。年齢とともにその働きは弱ってくるのですが、普段から意識するのが難しく、鍛えにくい場所でもあります。にも関わらず、今までなかなか効果的にアプローチする方法がありませんでした。ですが、ビジリスを使うことで、より短時間で効果的に骨盤底筋を鍛えることが可能です。また、骨盤底筋に刺激が入り、力の入れ方がわかってくると、自分で行う筋トレの効果も上がりやすくなります。骨盤底筋を効率的に鍛えて、いち早く妊娠できる体を作っていきましょう。

 

24時間WEB予約はこちらから

監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院