骨盤底筋のゆるみを改善!鍼灸で女性特有のお悩みを解消する方法
骨盤底筋のゆるみは、不妊や生理不順、出産後の体調不良など、女性特有の悩みを引き起こす要因の一つです。しかし、正しい知識と適切なアプローチによって改善が期待できます。本記事では、骨盤底筋の基本知識から、ゆるみを改善する具体的な方法や注意点を詳しく解説します。鍼灸治療をはじめとした自然なアプローチを取り入れて、健康な体を取り戻しましょう。
骨盤底筋とは何か
骨盤底筋は、骨盤の下部を支える筋肉群であり、女性の健康において非常に重要な役割を担っています。骨盤内の臓器を正しい位置に保ち、排尿や排便、性機能、そして妊娠・出産においても重要な働きをしています。以下では、骨盤底筋の役割、構造、種類について詳しく解説します。
骨盤底筋の役割
骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸などの骨盤内臓器を支え、それらの機能を正常に保つ役割を果たします。また、排尿や排便をコントロールするための筋肉としても働きます。さらに、女性の場合は妊娠中に子宮を支え、出産時には骨盤底筋が広がることで赤ちゃんの通り道を形成します。骨盤底筋がゆるむと、これらの機能に支障をきたし、不妊や尿モレ、骨盤臓器脱などの症状が現れる可能性があります。
骨盤底筋の構造と位置
骨盤底筋は、骨盤の底部に広がるハンモック状の筋肉群で、恥骨、尾骨、坐骨などの骨に付着しています。この筋肉群は、骨盤内の臓器を下から支えることで、体のバランスを保つ重要な役割を果たします。また、骨盤底筋は他の筋肉や靭帯と連携して働き、腹圧や姿勢を安定させるのにも寄与しています。この位置と構造を理解することで、骨盤底筋を意識的に鍛えるエクササイズや施術の効果を高めることができます。
骨盤底筋の種類「遅筋」と「速筋」
骨盤底筋は、大きく分けて「遅筋」と「速筋」の2種類の筋肉で構成されています。遅筋は、骨盤底筋が長時間にわたって臓器を支える役割を果たす筋肉で、持久力に優れています。一方、速筋は、排尿や排便時に瞬間的な力を発揮する筋肉です。この2つの筋肉がバランスよく機能することが、骨盤底筋の健康を保つ鍵となります。鍼灸治療は、これらの筋肉の働きを活性化し、筋肉の緊張や血流を改善することで、骨盤底筋の機能回復をサポートします。
骨盤底筋がゆるむとどうなる?
骨盤底筋がゆるむと、さまざまな健康リスクや生活の質に影響を及ぼす可能性があります。尿もれやボディラインの崩れだけでなく、骨盤臓器脱や姿勢の変化による腰痛など、放置すると症状が悪化するケースも少なくありません。以下に、それぞれの問題について詳しく解説します。
尿もれの原因となる
骨盤底筋は膀胱を支え、尿道を閉じる役割を果たしていますが、筋力が低下するとこれらの機能が正常に働かなくなります。その結果、くしゃみや笑ったときなどに腹圧がかかることで尿が漏れる「腹圧性尿失禁」が起こりやすくなります。特に妊娠や出産を経験した女性に多い症状ですが、適切なエクササイズや鍼灸治療を取り入れることで、骨盤底筋の機能を回復し、尿もれの改善が期待できます。本八幡鍼灸院では「ビジリス」という機械を導入しており、骨盤底筋を直接的に鍛えることができます。
ボディラインの崩れ
骨盤底筋がゆるむと、骨盤が広がり、内臓が下がることでお腹周りがたるみやすくなります。この状態は、ボディラインの崩れや姿勢の悪化を引き起こし、代謝の低下にもつながります。特に、妊娠後や加齢による影響が大きいですが、鍼灸治療は血流を促進し、筋肉の働きを活性化させることで、骨盤底筋の引き締めをサポートします。これにより、ボディラインの改善だけでなく、健康的な体質の維持にも役立ちます。
骨盤臓器脱のリスク
骨盤底筋が極度に弱まると、膀胱や子宮、直腸といった骨盤内の臓器が本来の位置から下がる「骨盤臓器脱」のリスクが高まります。この状態になると、臓器が外に出る場合もあり、日常生活に支障をきたすことがあります。骨盤臓器脱の予防には、骨盤底筋を鍛えるエクササイズや、鍼灸治療による筋肉機能の改善が有効です。定期的なケアを行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。
姿勢の変化による腰痛
骨盤底筋がゆるむことで骨盤が不安定になり、姿勢のバランスが崩れやすくなります。これにより、腰や背中に余分な負担がかかり、慢性的な腰痛につながることがあります。また、姿勢の悪化は全身の血流や代謝の低下にもつながるため、さらなる体調不良を引き起こす可能性があります。鍼灸治療は、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、姿勢を整え腰痛を予防・改善するサポートをします。
骨盤底筋がゆるむ原因
骨盤底筋のゆるみはさまざまな要因によって引き起こされ、女性の健康や生活の質に影響を与えることがあります。妊娠・出産、加齢による筋力低下、肥満や便秘、さらには日常の生活習慣が大きな原因となります。以下では、それぞれの要因について詳しく解説します。
妊娠・出産
妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴って骨盤底筋が大きな負担を受けます。特に出産時には骨盤底筋が大きく伸ばされるため、筋力が低下しやすくなります。この筋力低下が回復しないと、尿もれや骨盤臓器脱などの症状を引き起こすことがあります。鍼灸治療は、産後の骨盤底筋の回復を促進し、自然な体質改善をサポートする効果が期待されます。産後ケアとして本八幡鍼灸院では活法整体という筋肉の整体を使い骨盤底筋群が元の位置に戻りやすい環境をつくります。
加齢による筋力低下
年齢を重ねるにつれて、筋肉全体の強度が低下するのと同様に、骨盤底筋も弱くなります。特に女性は閉経後にエストロゲンの分泌が減少し、骨盤底筋の維持が難しくなることがあります。この加齢による筋力低下を防ぐためには、適度な運動や鍼灸治療が有効です。鍼灸は血流を改善し、筋肉の機能を活性化させることで、加齢による影響を軽減するサポートをします。
肥満や便秘による負担
体重の増加や慢性的な便秘は、骨盤底筋に過剰な負担をかける要因となります。肥満は腹圧を増加させ、骨盤底筋を弱らせる可能性があります。また、便秘によるいきみは骨盤底筋を酷使するため、筋力低下を招きやすくなります。鍼灸治療は、代謝を促進し便秘を改善する効果が期待できるため、これらの要因を解消する助けとなります。また、食べ過ぎは胃を重くし内臓を下へ下へと下げるため骨盤底筋に負荷をかけます。食べ過ぎにも注意しましょう。
日常の生活習慣
日常的な姿勢の悪さや運動不足も、骨盤底筋のゆるみの原因になります。デスクワークや長時間の座りっぱなしの姿勢は、骨盤周りの筋肉を硬直させ、機能を低下させることがあります。また、重いものを持ち上げる動作を繰り返すことも骨盤底筋に負担をかけます。骨盤底筋だけが緩んだり硬くなることは少なく、必ず他に原因があります。鍼灸治療では全身を診るためどこに問題が生じているのか知ることができます。原因は歪みなのか、内臓なのか、自律神経なのか様々なのでまずは自分の身体を知ることが重要です。
骨盤底筋を鍛える方法
骨盤底筋を鍛えることは、妊娠・出産後のケアや生理不順の改善、不妊対策にも効果的です。適切なトレーニングやエクササイズを取り入れることで、骨盤底筋の機能を強化し、健康的な体を維持することが可能です。以下では、具体的な方法を詳しく解説します。
骨盤底筋トレーニングを行う
骨盤底筋トレーニング(通称:ケーゲル体操)は、骨盤底筋を鍛える最も基本的で効果的な方法です。排尿を一時的に止めるような感覚で骨盤底筋を締める動作を繰り返し行うことで、筋肉を強化できます。これを1回5秒間、1日3セット行うだけでも効果が期待できます。トレーニングは簡単に日常生活に取り入れられ、時間や場所を選ばず実践可能です。鍼灸治療を併用することで、トレーニングの効果をさらに高めることができ、尚且つ神経パルスによって骨盤底筋に関わる筋肉達を刺激します。
呼吸法を取り入れたエクササイズを行う
呼吸法を意識しながら骨盤底筋を鍛えるエクササイズも効果的です。例えば、深呼吸をしながらお腹をへこませ、同時に骨盤底筋を引き締める方法があります。このエクササイズは、腹横筋や骨盤底筋を連動させて鍛えることができるため、より効率的です。また、ヨガやピラティスといった呼吸法を重視する運動も骨盤底筋の強化に役立ちます。
スターフォーマープロなどの器具を活用する
最近では、骨盤底筋を鍛えるための専門的な器具が多く開発されています。スターフォーマープロのような器具は、骨盤底筋を直接刺激し、効率よく筋力を強化することが可能です。このような器具は、自宅で簡単に利用できるため、忙しい方にもおすすめです。本八幡鍼灸院では「ビジリス」という機械を導入しており、骨盤底筋を鍛えることができます。
骨盤底筋を鍛える際の注意点
骨盤底筋を鍛えることは、不妊改善や健康維持にとても重要ですが、効果を得るためには適切な方法で行うことが大切です。正しいフォームを意識することや無理のない頻度で継続することが、トレーニングの成功につながります。以下では、それぞれの注意点について詳しく解説します。
正しいフォームを意識する
骨盤底筋を鍛える際、正しいフォームを守ることが非常に重要です。間違ったフォームでトレーニングを行うと、骨盤底筋以外の筋肉に負担がかかり、腰や背中に痛みを引き起こす可能性があります。例えば、ケーゲル体操を行う際は、骨盤底筋だけを意識して締めるようにし、腹筋や太ももの筋肉が緊張しないように注意しましょう。また、呼吸を止めずにリラックスした状態で行うことも大切です。
無理のない頻度で継続する
骨盤底筋トレーニングは、無理のない範囲で継続することが重要です。急激に負荷をかけすぎると筋肉が疲労し、逆に効果が出にくくなることがあります。初めは1日1〜2セットから始め、徐々に頻度や回数を増やすのがおすすめです。また、筋肉が十分に回復する時間を設けることで、トレーニング効果を最大限に引き出すことができます。
骨盤底筋のゆるみが気になる場合の相談先
骨盤底筋のゆるみが気になる場合、適切な相談先を見つけることが改善への第一歩です。専門クリニックでの診断や治療、フィットネスやトレーナーのサポートを受けることで、状況に応じた対策を講じることができます。以下では、それぞれの相談先について詳しく解説します。
専門クリニックの受診
骨盤底筋のゆるみが気になる場合、まずは専門クリニックを受診することをおすすめします。婦人科や泌尿器科では、骨盤底筋の状態を評価するための検査や、適切な治療法の提案を受けられます。必要に応じて、物理療法やホルモン療法が行われることもあります。本八幡鍼灸院では、こうした医療機関での治療を補完し、鍼灸を通じて骨盤底筋の機能改善をサポートします。専門的な診断と自然療法を組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
フィットネスやトレーナーに相談
骨盤底筋を鍛えるためには、適切なトレーニングプランを立てることが重要です。フィットネスジムやパーソナルトレーナーに相談することで、骨盤底筋を強化するためのエクササイズを指導してもらえます。特に、専門的な知識を持つトレーナーは、正しいフォームや効果的なトレーニング方法を教えてくれるため、安全に筋力を向上させることができます。鍼灸治療を併用すれば、トレーニングによる筋肉疲労を緩和し、回復を早める効果も期待できます。
まとめ
骨盤底筋のゆるみが気になる場合、専門クリニックでの診断やフィットネス指導を受けることが効果的な解決策となります。専門医やトレーナーによるサポートを受けつつ、本八幡鍼灸院での施術を取り入れることで、骨盤底筋の健康をより効率的に回復できます。適切な相談先を選び、早期に行動することで、生活の質や妊娠の可能性を向上させることが可能です。健康的な体を取り戻すために、積極的に相談してみましょう。
監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)
2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院