5つの妊娠のために止めた方が良いこと
こんにちは。本八幡鍼灸院、院長の峯岸里美です。
妊活をするに当たって、まず絶対に止めた方が良いことをお伝えしますね。
意外と「何か始めよう!」という意識は起こりやすいのですが、
止めた方が良いことを続けてしまっていることも多いんですよね!
例えば「妊活に向けて鍼灸やってみよう」とか「運動するようにしよう!」とか…
「漢方初めてみよう」とか…。
せっかく良いことを始めても、マイナスな習慣があると、
そのせいでやっていることもプラスにならない場合があります。
①タバコは絶対止めましょう
妊娠を考えたらタバコは絶対に止めて下さい。
妊娠中の赤ちゃんに影響が出てしまうことはもちろんですが、一酸化炭素中毒で血流も悪くなりますし、
血中の酸素不足を起こします。
「妊娠してからタバコを止める」ではなく
「妊娠前からタバコの習慣は断ち」ましょう
②糖質の摂りすぎを減らしましょう
糖質を摂り過ぎると身体が冷えたり、血液の質が悪くなりやすくなります。
糖質はエネルギーにはなりやすいのですが、あまり蓄積しすぎてはいけません。
甘い物、砂糖の入った物はもちろんですが、ご飯や麺類、パンなどの炭水化物も含まれます。
また、お芋類などもデンプンですが糖質に含まれるので注意しましょう。
極端に炭水化物を減らすと、女性の場合便秘になってしまう方もいますので気をつけましょう。
③身体を冷やすこと
身体の冷えがあることで、全体の血流がわるくなっています。
お腹の冷えや腰回りの冷えなど、直接子宮や卵巣と関係する部位はもちろんですが
手や足などの末端の冷えにも気をつけて下さい。
手先足先などの末端が冷えていると自律神経が乱れやすくなります。
ホルモンバランスを崩したり、睡眠の質が下がったりするのです。
④夜更かしを止める
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、女性ホルモン、男性ホルモン共に分泌される重要な時間です。
成長ホルモンが分泌されるのは22時~2時ですので、その時間に睡眠に入っているのが理想的です。
特に男性は平均7時間以下の睡眠だと、精子の数が少なくなるという研究もあります。
また、睡眠の質が良くないことで奇形率が高くなることもわかっています。
24時前に寝るのがおすすめですが、難しいことも多いと思いますので
せめて寝る前2時間食事を空けたり、寝る前に間接照明にしてスマホやテレビの画面を見ないなど
睡眠の質が上がるような習慣を作るようにしましょう。
⑤ストレスをなるべく溜めない
ストレスは自律神経に影響を与えます。
自律神経はホルモンバランスや胃腸の消化、睡眠などあらゆる働きに関係し、
その大本をになっている重要な神経です。
ストレスがなさ過ぎても良くないのですが、あまりため込んでしまうと
「眠りの質が悪くなる」
「生理周期が乱れる」
「消化不良になる」など、さまざまな不調に繋がります。
例えば、「糖質を抑えてタンパク質を多めに摂る」とか
「妊娠のためにマカを飲む、漢方を飲む、ビタミンDを飲む」など色々習慣を頑張っているとします。
でも消化不良でうまく栄養吸収できていないとしたら?
せっかく頑張って飲んでいる漢方やサプリメントの効果が得られていると言えるでしょうか?
ストレスによって出る症状は人それぞれに違います。
妊活をしながらストレスを抱えないというのは難しいこともありますが
ご自身なりの解消方法などを見つけて、是非ストレスを溜めないようにしてみて下さい。