③鍼灸治療で自律神経の問題解決をしたい方へ
先のページに引き続き、自律神経の調節についてお伝えしていきます。
③鍼灸治療でうつや精神的な症状が改善出来る。
そもそも、どうして鬱になってしまうのか?
それは身体がストレスに耐えられなくなってしまうことが原因です。ストレスは4つの種類があります。
「精神的ストレス(心のストレス)」
「構造的ストレス(体の歪み)」
「化学的ストレス(栄養不足、栄養偏り)」
「温度湿度ストレス(家や外、職場など)」があります。
こうしたストレスは自律神経の働きに大きく影響します。そして、自律神経の働きは、脳の血流と密接な関係があります。脳の血流の低下は、脳内に放出される神経伝達物質(セロトニン)の分泌や特定の脳組織の働きにも影響をあたえ、うつ病の発症につながっていくと考えられています。
本八幡鍼灸院のやり方
近年では、うつ病はセロトニンの分泌異常で起こることが分かってきています。
私達のうつ病の治療は、4つのストレスに分けてアプローチ方法を考えています。
・精神的なストレスに対しては、頭蓋骨の整体によるセロトニンの分泌促進、
・構造化ストレスに対しては、足首、膝、骨盤、脊椎、肩、肩甲骨、首の歪みの調整、
・化学的なストレスに対しては、栄養指導、血液チェック、血中酸素濃度の調査、改善
・温度湿度ストレスに対しては、カウンセリングなどを行っていきます。
最後に・・
今、うつに対して鍼灸治療がどれだけ価値があるのかを大学病院や研究所などで検証がされています。検証方法としては、鍼灸治療を行うことによって、脳の血流量の増加が起こるのか、うつと不安の度合いを測る尺度(SDS、H-SAS)に変化が起こるのかというものです。実際に、東京有明医療大学の研究の成果をNHKで「うつ病の患者様が鍼治療を3カ月間続けた結果」が紹介されました。
鍼灸治療では、脳血流量やうつと不安の度合いを測る尺度が、治療を行う前後で大きく変化していることが明らかとなり、鍼灸治療がうつに対して一つの有効な選択肢であることを述べています。
参考資料※2020年2月5日 NHK総合放送 『東洋医学ホントのチカラ 冬のお悩み−一挙解決SP』
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筆者名 上田 愛実瑠