不妊カウンセリングとは?不妊や不育の悩みを解消します。

 

不妊症・不育症の方の悩み

不妊症とは、妊娠を望み性生活があるにも関わらず妊娠に至らない状態が1年間続く状態をいいます。妊活をしていく時、食事睡眠運動の改善を試みたり、温活をしてみたりとあれこれやってもなかなか授からないと不安や焦り、喪失感や失望感などが積もっていきます。不妊症の原因には男性側の要因、女性側の要因、双方での要因、原因不明など様々なケースが存在しますが、それと同時に夫婦関係やセックスレス、会社でのストレスや金銭問題など様々な悩みも一緒に積もっていくのが現状です。

また、不育症は妊娠はするけれども、流産や死産を繰り返す状態をいい、検査をしても原因が特定できない事が多く、せっかく授かった命を失った悲しみや寂しさを1人で抱えてしまうことも少なくありません。

不妊や不育症に関しての理解というのはまだまだ世間一般では追いついていないのが現状です。そのことから誰にも相談できず、ましてや女性側が悪いと言われ、他の人と比べてしまったり、旦那さんのせいにしてしまったり、女性としての存在理由や自分に対する自信も失っていく人もいます。

不妊や不育症に関する悩みというのは1人で抱えるにはあまりにも大きな問題ですので、不妊カウンセリングを通して解消することをお勧めいたします。

不妊カウンセリングとは

不妊症や不育症で悩んでいる方のカウンセリングを行い、妊娠・出産に関する情報提供やアドバイスを行うことです。特に精神面でのカウンセリングを重視しており、それぞれ悩みの違うご夫婦と一人一人に寄り添い、傾聴して一緒に問題解決をしていくのが不妊カウンセリングです。また、最近では男性が悩みを抱えていたり原因を持っている場合が多くなって来ています。赤ちゃんを授かるというのは決して女性だけの問題ではないのでご夫婦で不妊カウンセリングを受ける事が問題解決への1番早い方法と言えます。アメリカやヨーロッパでは、不妊カウンセリングや不妊治療はご夫婦で行う事が当たり前の感覚だそうです。不妊症や不育症が増えている日本においてその感覚は非常に重要な事なので、ご夫婦でぜひ不妊カウンセリングを受けてください。

不妊カウンセラーとは

日本不妊カウンセリング学会が主催する認定資格を有するものです。不妊症や不育症に悩んでいる方々に対して、妊娠・出産に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適な不妊治療を選択できるようサポートするのが不妊カウンセラーの使命です。

不妊カウンセラーになるには

不妊カウンセラーになるためには、学会で定められた講座を受講し、課せられた「到達目標」をクリアしたのち、認定試験の筆記試験と面接試験に合格する事で初めて不妊カウンセラーとして認定されます。また、5年毎の更新も必要ななかなかレベルの高い資格の上でカウンセリングを行っています。

到達目標や筆記試験、面接試験などを行う理由としては、理解しているだけでも、説明できるだけでも大きな悩みを抱えるご夫婦に対しては不十分なので、正確な知識を有しているだけではなく個々の不妊に悩むカップルを対象にカウンセリングが実施できる事が必要になるからです。

体外受精コーディネーターとは

不妊治療において、特に体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を受けられる人々に対して、高度生殖医療に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適な不妊治療を選択できるように不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う人のことを言います。

体外受精コーディネーターになるには

体外受精コーディネーターになるためには、学会で定められた講座を3回受講し、初回講座より5年以内に合格する必要があります。認定試験を受ける前に書類審査があり、それを通過した者だけが認定試験を受ける事ができます。認定試験は筆記試験と面接試験があり、不妊カウンセラーの試験よりやや難しい問題をクリアする必要があります。こちらも5年毎に更新があり、知識やスキルを継続的に向上させることが求められます。

おおさか性と健康の相談センターcaran-coronとは?

不妊カウンセリングとして有名なのが『おおさか性と健康の相談センターcaran-coron』です。不妊不育にまつわる相談を、専門の相談員(産婦人科医、助産師、心理カウンセラー)が、電話や面接相談が受けられます。当事者の語り合いの場の提供や、様々なテーマのセミナーも開催しています。

不妊・不育症の悩みや問題

不妊症・不育症には様々な不安や悩みが存在します。子どもを持つこと自体に不安がある方や、不妊治療がどんなものなのか知りたい方、不妊治療を続けることへの不安、治療と仕事との両立に不安がある方、なかなか授からず他の人と比べて苦しくなる方などそれぞれの段階においての悩みや不安に寄り添うカウンセリングをし解消していきます。

ご夫婦の悩みや性の問題

結婚後、不妊だということが発覚することで離婚に繋がるケースというのは実は少なくありません。生理のことや、SEXのこと、避妊について、性感染症について、不妊治療を始めてもお金の心配や旦那さんが非協力的であったり、排卵のタイミングを意識しすぎるあまり、男性のプレッシャーになり勃起不全になってしまうこともあります。また『妻だけED』という言葉が存在するように夫婦関係の普段の関わりによって男性のモチベーションというのも変わっていきます。仕事の疲れから上手くタイミングを取れなかったり、男性として、女性としての魅力を感じなくなった。など悩みや問題はつきません。旦那さんにも言えないことや、奥様に言えないこともあると思います。1人で抱えずカウンセリングを通して改善へ導きます。

流産や死産で大切なお子さんを亡くなられた方

流産や死産、胞状奇胎、新生児死など、当たり前に成長していくことというのは当然ではないのです。そして、死産や流産を経験し心に大きな悲しみや喪失感を抱えたままの人も少なくありません。ただその悲しみや喪失感を抱えたままでは前を向くことはできず、妊活に取り組めなくなってしまうこともあります。悲しみや喪失感に無理やり蓋をするのは逆効果なのでプロのカウンセラーに相談することが望ましいです。

本八幡鍼灸院でのカウンセリングや治療

本八幡鍼灸院ではご夫婦での妊活治療の経験を活かして、ご夫婦でのカウンセリングやオンライン相談なども行っております。また、不妊症や不育症について東洋医学の側面と西洋医学の側面療法で、お身体を診ることができます。特に東洋医学では心と身体は密接に関わっていると考えていますので不安や悩みなどが身体に及ぼす影響というものもお伝えすることができます。

まとめ

・ご夫婦で不妊カウンセリングを受ける事が問題解決への1番早い方法
・不妊カウンセリングは妊娠・出産に関する情報提供やアドバイスを行うこと
・不妊カウンセラーはカップルが最適な不妊治療を選択できるようサポートするのが使命
・不妊の悩みは1人で抱えるには大きすぎる
・悲しみや喪失感に無理やり蓋をするのは逆効果
・本八幡鍼灸院ではご夫婦でのカウンセリングを通して、体と心の問題を両方解決へと導きます。

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監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院