不妊の改善には骨盤矯正!いち早い妊娠のために骨盤を整えよう!

このようなお悩みはありませんか?

  • 不妊症なのかも・・・と感じてきた
  • 骨盤の歪みが気になる
  • スカートを履いていると回ってしまう
  • 腰痛がなかなか治らない
  • 流産経験がある
  • 足を組んで座っている
  • 荷物をかける方はいつも一緒だ

不妊と骨盤の歪みの関係

妊娠に必要な生殖器は骨盤の中に収まっている臓器です。いわば土台となる部分ですね。その土台が歪んでしまうと、卵巣や子宮、精巣への血流が悪くなります。また、子宮の形も変形しやすくなるのです。生殖器の土台である骨盤が歪むことで、どう不妊に影響してくるのかお伝えしていきます。

骨盤とともに子宮も歪む

子宮というのは、骨盤の両端にくっつき、ぶら下がった状態で位置しています。そのため、骨盤が歪んでしまうと一緒に子宮の形も変形してしまうのです。赤ちゃんにとって子宮というのは、お母さんのお腹の中にいる間のお家のようなものです。今住んでいる家がずっと歪んだ状態で過ごすとしたらどうでしょうか?居心地がとても悪いですよね?子宮が歪んだ状態は、赤ちゃんに同じことをしていることになります。なので、子宮の形が正常に保てていない場合は、流産のリスクが上がりますし、着床自体がしづらくなってしまうのです。

血流量が減る

骨盤内には、たくさんの血管が通っています。骨盤が歪むと、この血管の走行にも影響が出てきてしまいます。例えば、一直線のまっすぐな川だったとしたら、水はスムーズに流れていきますよね。それが大きく曲がったり、少し細くなっていたりしたらどうでしょうか?流れのスピードや勢いが減少しやすくなります。卵子や精子は他の細胞と違い、大人になった今でも日々成長し大きくならなければいけない細胞です。なので、他の細胞よりも栄養やホルモンを必要としています。その卵子や精子に栄養やホルモンを送るのが血液です。骨盤の歪みにより血流が悪くなると、卵子や精子に栄養やホルモンが届きづらくなり、不妊に繋がりやすくなります。

自律神経が乱れる

骨盤の歪みによる影響で背骨も歪みます。背骨には、自律神経が通っているので、自律神経にも大きな負担がかかり、交感神経と副交感神経のバランスがとりづらくなってしまいます。また、身体が歪むことで、脳には絶えず「身体が歪んでいる!」と信号を送り続けられます。脳はただでさえ日々膨大な量の情報を処理しているにも関わらず、身体が歪んでいる信号も受け続けなければなりません。これにより大きなストレス状態となり、自律神経が乱れやすくなります。また、こういった場合、ほとんどは交感神経が優位になります。交感神経は緊張モードになる神経です。妊娠する場合は、緊張モードが働いている状態は適切ではありません。副交感神経のリラックスモードを使えるようにならないといけないので、余計に不妊体質になっていきます。

骨盤が歪む原因

骨盤が歪む原因は大きく3つあります。「日常の癖」「筋力不足」「出産」です。歪む原因を知ることで、歪まないように何に気を付ければいいかもわかってきます。自分がどの原因に当てはまるのかをチェックしながら、詳しく見ていきましょう。

日常の癖

歪みの主な原因は日常の癖です。例えば、どちらの側で鞄を持つか、座っているときの足の組み方、TVやパソコンのモニターの配置、立っているときの重心などが挙げられます。それくらい私たちは通常、無意識に体を使っています。しかも、正しく使っているのではなく、使いやすいように使っています。今の歪みは、そう歪んだ方が体が使いやすいから出てきてしまったものです。なので、まずは自分の無意識の癖を意識することが大切です。自分では気づかないことも多いので、周りの人から教えてもらうのも良いと思います。

筋力不足

体の骨格を支えているのは筋肉であり、特に骨盤周りには多くの筋肉が存在します。骨盤の歪みに影響が大きい筋肉は、臀部の筋肉、腹直筋、骨盤底筋、腸腰筋、腹横筋、内転筋などがあります。これらの筋肉を十分に鍛えることは重要です。現代の座りっぱなしや運動不足の生活では、これらの筋肉が使われずに衰え、骨盤の歪みにつながります。

出産

二人目不妊でお悩みの方も多くいらっしゃいますよね?その方たちに多いのが、出産による歪みです。出産は骨盤に大きな負担がかかります。帝王切開の方が骨盤が大きく動くことはないのですが、ホルモンにより骨盤が開きやすい状態にはなります。産後のケアができていればいいのですが、出産後は子育てに忙しくなり、なかなか自分のケアの時間をとれない方がほとんどです。骨盤は産後6か月で完全に固まってしまうので、それまでに骨盤の位置を正しておく必要があります。

骨盤が歪むことで現れる症状

骨盤の歪みは不妊のリスクを高めるだけでなく、様々な体の問題を引き起こします。肩こりなどの筋肉的な症状から、婦人科疾患などの内臓が関わる症状まで多岐に渡ります。骨盤は体の中心に位置する大きな骨なので、体全体への影響がとても大きいです。骨盤が歪むことで現れる症状についてお伝えします。

肩こり

先ほどもお伝えしたように、骨盤が歪むことでその上にある背骨にも負担がかかり歪んできます。骨格は基本的にバランスをとろうとするからです。背骨が歪むと肩の高さもズレてきます。骨格を支えているのは筋肉なので、背中や肩、首周りの筋肉は歪んだ骨格に合わせて伸びたり縮んだりしながらバランスをとって支えています。筋肉も通常とは違う負担を受け続けることになるので、硬くなり肩が凝ってきます。

腰痛

腰痛も肩こりと同様、骨盤のズレにより周囲の筋肉が不自然なバランスをとります。そうすることで筋肉が硬くなり、血流も回りづらく、老廃物が回収できないため痛みやこりとして現れます。また、筋力不足が起きていると、余計に各筋肉の負担の差が大きくなるので、症状が強く出やすくなります。

生理不順

骨盤が歪むと子宮や卵巣に大きな負担がかかります。生理不順は、ホルモン分泌がうまくできない自律神経的な問題、ホルモンをきちんと運べていない血流の問題、内臓自体の働きが悪い問題があります。骨盤が歪むことで、骨盤内の血流は悪化しやすくなるので、卵巣や子宮に血液が十分に届かなくなり、ホルモン不足になります。また、内臓自体が正常に働けるのも血液が十分な栄養や酸素を運んでくるからです。血流不足は内臓の機能低下にも影響が出ます。そして、骨盤に伴って背骨の歪みも出始め、自律神経のバランスが崩れるため、ホルモン分泌の指令がうまくできず、ホルモンバランスが乱れやすくなります。

骨盤の歪みの種類

骨盤の歪みにも種類があります。どんな歪みがあるのか、またどんな方にその歪みが出やすいのかも確認していきましょう。ご自身の歪み方も一緒にチェックしていきましょう!

左右差がある

左右差があるタイプは、骨盤の高さが左右でずれている状態です。立っているときや座っているときなど、体重のかけ方に左右差があったり、荷物をいつも同じ方向で持ってしまう人などに見られやすいです。外反母趾の方にも見られます。

前後差がある

前後の歪みは前傾タイプと後傾タイプの2つに分かれます。前傾タイプはお尻が出やすく前ももが張りやすいです。ハイヒールを履く方や反り腰の方に多いです。反り腰になりやすいので、腰痛が出ることも多くあります。

後傾タイプはお腹がポッコリ出やすいです。腹筋・背筋などの筋力が弱かったり、浅く腰かける癖がある方に多いです。パソコン作業が多い方はこの姿勢になりやすいですね。猫背の方はこのタイプが多いです。

開いている

 開いているタイプは、骨盤が左右に開いてしまった状態です。

あぐらの姿勢をよくとる方はなりやすいです。また、産後も骨盤が広がりやすくなるので、二人目不妊で悩んでいる方にもよく見かける症状です。下半身太りやO脚になりやすい傾向があります。

骨盤矯正の効果

骨盤の歪みがなぜ不妊に繋がってしまうのかわかっていただけたかと思います。また不妊以外でも色々な症状が出てきます。生殖器だけでなく体の土台でもある骨盤をしっかりと正しい位置に戻していきましょう。骨盤矯正をする効果として、他にもこのような改善が見られます。

冷え性の改善

骨盤の歪みが改善することで、血流が良くなります。血液は熱を運ぶ働きがあるため、血流が良くなることは、冷え性の改善にも繋がります。また、骨盤が歪んでいると、その信号が常に脳に入り続けるので、脳は常にストレスにさらされた状態となり、自律神経の交感神経を優位にしやすくなります。交感神経が働いてしまうと、血管は細くなり血液が巡りにくくなってしまいます。ですので、骨盤矯正を行い、脳へのストレスを軽減させることで、自律神経の副交感神経が優位に働き、血管を広げて血流を促すことができます。

便秘の改善

骨盤内の臓器は生殖器だけではありません。腸も骨盤内に収まっている臓器です。骨盤が歪むと腸の位置も歪んでしまったり、生殖器との位置のバランスが崩れ、圧迫されて動きが制限されやすくなったりします。すると便秘になりやすい状況になってしまうのです。骨盤を正しい位置に戻すことで、腸の働きも改善され、便秘の解消に繋がります。

生理痛の改善

生理痛は、生理中の経血をスムーズに出せないことから起こります。骨盤が歪むことにより、子宮の形が崩れると、生理の時に経血を体外へ押し出す際に必要以上の力が必要になってしまい、子宮を収縮させる力が強くなり、それにより生理痛が激しくなってしまいます。骨盤の歪みを整えて、子宮の位置を正常にすることで、生理中の経血もスムーズに体外へ排出できるようにしましょう。

一般的な骨盤矯正方法

では実際、骨盤の歪みを取りたいと思ったときに、どこに行けばいいのでしょうか?一般的には、整体や整骨院などがイメージにあると思います。ではどちらに行けばいいのか?そもそも2つの違いは何なのかを見ていきましょう。

整体

整体は、骨盤や背骨など、骨格のずれを整えることによって、体全体のバランスを整え、筋肉のこりや血行不良なども改善していくやり方です。体全体のバランスを取っていくので、まだ自覚のなかった症状に気づくことができたり、これから症状が出ないように予防することもできます。

整骨院 

整骨院は、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷など、外傷性が明らかな筋肉、骨、関節などの運動器系の怪我をしたときに適応になります。認定校を卒業し、国家試験に合格した柔道整復師のみが治療業務にあたることができます。主に、急性の外傷によるものが主な治療範囲なので、今回のように骨盤の歪みを整えたい場合は、適応とはなりません。

本八幡鍼灸院での治療法と施術

本八幡鍼灸院では、鍼灸をベースに様々な手技療法、補助療法も合わせて行うコンビネーション療法を行っています。骨格を整えるには、骨だけでなく周りの筋肉を緩めていくのも大切です。鍼灸でもその効果は十分にありますが、さらに状態にあった手技療法を使うことで、症状の改善スピードを早めていきます。

活法整体

骨格に直接アプローチをしていく手技療法です。骨盤周りや背骨の歪みなども改善していきます。また、骨格だけでなく、筋肉を緩めるアプローチも一緒に行うことができます。表面からは届きにくい奥の筋肉も緩めることができるので、より骨格も動かしやすくなります。

オイルトリートメント

オイルを使って筋肉を緩めたり血行を促進していく手技です。普通のマッサージオイルと比べると、高濃度の酸素が約10倍含まれたオイルを使うので、筋肉の硬さの原因となる乳酸の分解をよりスムーズに行うことができます。活法整体の前に行うことで、より骨格の調整もやりやすくなります。

自宅ケアの指導

本八幡鍼灸院では、治療でのアプローチはもちろん、自宅でのケア方法もお伝えしていきます。治療でも症状の改善は可能ですが、治療は行えても、一週間のうち1~2時間程度です。しかし自宅でのケアが毎日できるようになると、その時間は格段に増えますし、負担をかけ続ける時間を短くすることができます。とても簡単な方法なので、ぜひやってみてください。

お尻のストレッチ

床に座り、片方の足を前に出し膝を曲げ、もう片方の足は後ろに伸ばします。前側の曲げた足の方に体を倒し、お尻を伸ばします。20~30秒くらい、いた気持ちいいくらいに伸ばしてください。1日2、3回を目安に行ってください。

股関節周りのストレッチ

床に立ち膝の状態になり、片方の足を前へ踏み出します。そのまま姿勢は前へ倒さずに、骨盤を下に下げていくように前に出した足の膝を曲げていきます。後ろ足の股関節周りが伸びてきます。

もし伸ばすのがきつければ、前足の曲げ方を緩めてください。逆に余裕がある場合は、前後の足の幅を広げましょう。一回につき、20~30秒ほど伸ばして、逆足も同じように行います。

まとめ

骨盤の歪みは、不妊への影響がとても大きいです。骨盤は体の中心部にある骨なので、不妊以外でも体全体の不調に大きく関係をします。ですが、歪んでしまう癖は自分では気付きにくかったり、筋力もすぐにはつかず、治しづらい所もあります。正しい治療と正しいケアを行えば、骨盤の歪みは治すこともそれを維持することも可能です。より赤ちゃんの居心地良い環境を作るためにも、それ以前に良い卵子を育てるためにも、骨盤の歪みを整えて、妊娠・出産というゴールを近づけましょう。

 

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監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院