坐骨神経痛を治す方法とは?発症原因についても解説します!

このようなお悩みはありませんか?

  • 腰の痛みがずっととれない
  • お尻や足にも痛みがある
  • ビリビリ痺れる感じがする
  • 腰を反らすと痛みが強くなる
  • いきなり痛みが出始めた

坐骨神経ってなに?

坐骨神経は、人の神経の中で最も長く、太い末梢神経です。太さはボールペンほどで、長さは約1m程になります。坐骨神経は中枢神経と連絡をし、足の感覚を脳に伝えたり、足を自由に動かすために使われます。この神経が圧迫されることにより、腰から足の指先の範囲で痛みや痺れが出てきます。

どの辺りにあるの?

坐骨神経は、腰仙神経叢を構成している末梢神経で、腰椎の4番目~仙骨の3番目から出ています。腰仙神経叢を出た後は、臀部の梨状筋の下にある梨状筋下孔を通って、骨盤の外に出ていきます。その後太ももの後面から下降して、膝の裏で総腓骨神経と脛骨神経に分かれ、ふくらはぎから足裏まで続きます。

座骨神経痛の症状

座骨神経痛の症状は、お尻や太もも裏、足裏にかけて、痛みや痺れなどの症状が出ます。うずきや感覚の鈍麻、灼熱感などの症状もあり、足や膝に力が入らない脱力感から、歩くのが難しくなることもあります。腰を反らすと痛みが強くなったり、長時間立っていることが辛いなどの状態が起こります。

しびれ

しびれは神経の圧迫によって起こります。坐骨神経はお尻の筋肉である梨状筋の下を取っている神経です。梨状筋が凝り固まると神経が圧迫され、しびれがでてきます。しびれは酸欠も原因になるので、神経が圧迫されることにより、神経が酸素不足になりしびれの症状がさらに出やすくなります。

腰痛

坐骨神経は、神経が走行している所に症状が出ます。お尻や足の症状が多いですが、腰の痛みもそのうちの一つです。腰を動かすと痛みが出たり、歩くと痛みが強くなり、休むと楽になってまた歩けたりなど、色々な痛みが出てきます。

痛みの原因

腰から、お尻、足にかけての痛みにはいくつか原因があります。代表的な原因は「椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」「梨状筋症候群」「筋肉の減少」です。なぜ痛みが起きてしまうのか、今起きている痛みが何が原因で起きているのかを確認していきましょう。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、背骨のクッションの役割を果たしている椎間板が変形してしまい、飛び出すことによって、神経を圧迫してしまうことで起きる症状です。ただし、画像診断で椎間板ヘルニアだと判断されても、症状がすぐに出ない場合もあります。ヘルニアが起こる場所によって、正中ヘルニア、傍正中ヘルニア、外側ヘルニアと分かれます。外側ヘルニアは、画像診断では分かりづらいですが、足に激しい痛みが出やすいです。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、老化などの影響で、腰椎の変形や、変性が起こることによって、脊柱管が狭くなることで起きます。脊柱管が狭くなると、その中を通っている馬尾神経が圧迫され、腰の痛み、お尻から足にかけての痛みやしびれ、足の筋力低下、歩行障害などの症状が出てきます。特に代表的なのは、間歇跛行と言って、歩いていると痛みやしびれで歩けなくなりますが、少し休むと症状が治まり、また歩けるようになります。

梨状筋症候群

梨状筋症候群とは、お尻の筋肉である梨状筋が坐骨神経を圧迫することで、お尻周りの痛みやしびれが出たり、ひどくなると、太ももの裏からふくらはぎ、足裏まで症状が出てきます。梨状筋は仙骨の前面から大転子にかけて付着しています。坐骨神経は、骨盤の外に出るときに梨状筋の下から出てくるので、梨状筋が圧迫しやすい位置にあります。

筋肉の減少

筋力は20代をピークに低下する傾向にあります。特に下肢の筋力はそれ以外の場所と比べると、衰えるスピードが早いです。お尻や足の筋力が低下することで、坐骨神経に負担がかかり、痛みが出やすくなります。特にお尻周りの筋肉は、坐骨神経を外部の衝撃から守ったり、神経に栄養や酸素を供給する血管の保護にも関わるので、筋力が低下することで坐骨神経の症状が出やすくなります。

一般的な治療法

一般的な治療方法は「温存療法」と「手術療法」に分かれ、原因の病気や疾患に関わらず、まずは症状を和らげる温存療法が主体となります。温存療法は種類も多く、物理療法、運動療法、装具療法、薬物療法などがあり、その方の生活習慣や症状に合わせて行っていくと良いです。温存療法の中でも今回は薬物療法についてお伝えをしていきます。

薬物療法

薬物療法は、薬を使って症状を抑える治療法です。坐骨神経痛は、神経に炎症が起きている状態なので、腰痛や肩こりなどと同様に、炎症鎮痛剤が最も使われます。それ以外にも、血行を良くすることで痛みを和らげる薬や、神経の過敏な興奮を抑えることで、痛みやしびれを改善する薬もあります。また圧迫されている神経の周りに注射をするブロック注射などもあります。薬同様、炎症を抑えたり、血行を促す、過敏になってる神経の興奮を抑えるなどの効果があります。

手術

手術も色々なやり方があり、その方の症状などによっても使い分けていきます。方法としては、内視鏡を使って、ヘルニアを摘出し、神経の圧迫を軽減させる「経皮的内視鏡下椎間板摘出術(MED、FED)」。椎間板内にレーザーを照射し、一部を蒸発させ縮ませることで神経の圧迫を軽減する「経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)」などがあります。

本八幡鍼灸院での治療法

本八幡鍼灸院では、鍼灸や様々な手技療法を使いながら、坐骨神経痛へのアプローチをしていきます。筋肉や血流などで痛みが出ている場合には、特に有効です。できるだけ坐骨神経にかかっている負担を減らして、症状が出ないように状態を整えていきましょう。

鍼灸

鍼を用いて、必要なツボや筋肉にアプローチをかけていきます。場所によっては響きという感覚が出ますが、鍼の効果の一つです。ただ好き嫌いが分かれる刺激なので、つらさを感じるときは刺激量を調整します。特にお尻周りの筋肉は周りを脂肪で覆われているので、少し長めの鍼を用いて行っていきます。

オイルトリートメント

オイルを使って、凝り固まった筋肉をほぐしていく方法です。アロマオイルも併用するので、香りによるリラックス効果もあります。筋肉が硬くなっている状態は、神経を圧迫して痛みやしびれが出る一番多い原因です。筋肉のこりや血流の悪さによって起きている、圧迫、酸素不足、神経過敏に対してアプローチをしていきます。

骨格整体

骨格そのものを改善していきます。腰椎自体が変形や変性している場合でもアプローチすることが可能です。また、骨格の位置やバランスが崩れることで起きる筋肉や神経の症状も改善をすることができます。筋肉だけだなく、骨格に問題がある場合によく使う施術法です。

坐骨神経痛の対処方法

坐骨神経痛が出たときに、すぐに治療を受けられればいいですが、なかなか専門院にいけない場合もあります。そのようなときでも、自分でケアをしておくことによって、症状を改善したり、悪化させないようにすることができます。専門院に行くまでに、自分でできることをご紹介します。

ストレッチ

ストレッチは、お尻周りの筋肉をまずほぐすようにしましょう。テレビを見ながらやスマホをみながらでもできる簡単なお尻のストレッチをご紹介します。

・お尻のストレッチ

床に座り、片方の足を前に出し膝を曲げ、もう片方の足は後ろに伸ばします。前側の曲げた足の方に身体を倒し、お尻を伸ばします。

マッサージ

マッサージをすることで、筋肉が柔らかくなり、神経の圧迫や血流改善に繋がるので、坐骨神経痛にはとても効果的です。ただし、マッサージは行う場所や強さによって、症状を悪化させてしまう可能性もあります。自宅ケアで行うときは、自己流ではなく、専門家に指導してもらったやり方で行うようにしましょう。

日常生活でできる予防方法

日常の負担の繰り返しから症状がでてくることがほとんどです。どれだけ専門院で治療をしていても、負担がかかってしまう日常が変わらなければ根本的な改善は難しくなります。治療と一緒に日常生活も見直して、症状のいち早い改善と、予防ができるようにしていきましょう。

筋肉をつける

筋力不足も坐骨神経痛が出る原因の一つです、特に下肢の筋肉は他の場所に比べると衰えるスピードが早いので、意識して鍛えなければ筋力がつくことはありません。坐骨神経痛には、お尻や腰回りの筋力アップから始めることがおすすめです。ジムに行ったり、動画などでも気軽に行えるものもあるので、日常に取り入れやすいやり方で始めてみましょう。

姿勢に気をつける

現代人は、常にスマホを見ていたり、パソコン作業や、座っている時間が長いなど、姿勢を正しく保てている人がとても少ないです。しかし、姿勢は骨格にも筋肉にも影響がとても大きい習慣の一つです。また、重いものを持つときになども、腰から曲げている方が多いですが、膝を使うようにしていくことが大切です。姿勢は無意識にとってしまっていることが多いので、まずはどんな姿勢になっていることが多いのか、自分の癖を探してみましょう。

まとめ

坐骨神経痛は様々な原因から発症します。まずはその原因が何なのかを知ることが大切です。正しく診断するには、一度病院で検査を受けることが必要です。その結果から、その症状に合わせたアプローチをしていきましょう。

また、自宅でのケアはまずはストレッチから!特にお尻周りの筋肉をほぐして、神経の圧迫を緩めて血流を促して行きましょう。

 

24時間WEB予約はこちらから

監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

2004年3月 鍼灸師国家資格取得
2003年4月 心身健康堂入社
2007年4月 けやきの杜鍼灸接骨院赤坂入社
2008年6月 住吉鍼灸院勤務
2013年2月 本八幡鍼灸院開院