もう一度妊娠できる体へ!二人目不妊の原因と改善方法とは!

二人目不妊でこのようなお悩み・症状は
ありませんか?

  • 二人目もすぐにできるだろうと思っていた
  • 一人できているのに何で?と不安が出てきた
  • 一人目がいることで夫婦生活がとりにくい
  • 疲れて夫婦生活すら取れなくなっている
  • 家事や育児でいつもイライラしてしまっている
  • 着床はするのに流産を繰り返してしまう
  • 年齢が上がっていることに不安を感じる

二人目不妊になる5つの原因

一人産んでいるのだから私は大丈夫!そう思っている方も多いですよね。

ですが、一人目と二人目では体も環境も大きく変わってきます。
その原因を知ることで、少しでも早く妊娠・出産をして、家族の幸せを大きくしていきましょう!

年齢によるもの

夫婦ともに一人目よりも年齢が上がっていることで、卵子は老化し、精子も妊娠させる力「妊孕力」が低下してしまうことが原因です。

現在では、第一子を出産する年齢が30歳を超えています。
育休が明け、仕事復帰後にまたすぐ妊娠できる環境もなかたりすると、余計に二人目の妊活が遅くなります。

一周期あたりの妊娠率は30~34歳で25~30%、35歳~39歳は約18%と、年齢が上がるにつれて妊娠率は確実に低下していきます。

夫婦生活の減少によるもの

一人目のお子さんがいると、どうしても自分のペースでは生活できません。
夫婦生活をとるにもお子さんを寝かしつけた後でないととりづらいことが多いため、一人目妊活の時よりも夫婦生活が自体が減ってしまいます。

またお子さんが生まれることで、男性・女性と異性としてみるのではなく、家族としてみてしまったり、ホルモンバランスの影響で、ご主人に触れられたりすることにも抵抗が出てしまう方もいらっしゃいます。

一番妊娠しやすいタイミングは生理が終わってから排卵するまでの間で3~4回夫婦生活をとっていただくことです。日本人は元々夫婦生活の回数が少ないうえに、子育ても加わると余計に回数が減ってしまいます。

体型の変化によるもの

一人目を出産した後に体型が戻らず、出産前よりも太ってしまう方も多いです。極度な肥満は不妊の原因になります。
逆に極度に痩せすぎていても妊娠しづらい体質なります。

体型の目安はBMIの数値を参考にしましょう。
BMIの指数が24を超える、もしくは18以下の場合は体重のコントロールをする必要があります。

今の状態を一度確認し、必要なら食生活や運動習慣を変えていきましょう。

ストレスによるもの

お子さんが生まれると、育児、家事、仕事と女性も男性も今までよりも役割が増えストレス過多になる場合があります。
特に女性は子供や家庭のことを優先する傾向が強く、自分のことが後回しになるので、ストレスが溜まっても発散ができていなかったり、我慢する状態が続くことも多いです。

また男性においても、年齢が上がるにつれて仕事における責任が増えたり、会社での役割が変わるなど、ストレスが今までよりも増える方もいらっしゃいます。

女性にしても男性にしても、ストレスがかかることにより自律神経が乱れ、交感神経が優位に働きます。
しかし妊娠において必要なのは副交感神経の働きなので、なかなか妊娠がしづらくなってしまいます。

一人目の出産が原因となる場合も

一人目が帝王切開での出産だった場合、帝王切開瘢痕症候群を起こすことがあります。
帝王切開の傷口のふさがり具合が悪いことで起こり、瘢痕化した傷口から微量の出血がおきたり、頸管粘液や血液が子宮内腔に入り、受精卵が着床しにくくなります。

また、癒着胎盤で胎盤が剝がれにくかった場合も、子宮内膜が薄くなり着床しづらくなります。

クリニックでの治療法

クリニックではご夫婦の年齢や卵子・精子の状態によって治療の方法を決定していきます。

タイミング法

クリニックでホルモン値や卵胞の大きさなどを確認してもらい、排卵日を予測し、夫婦生活のとる日を指導してもらうやり方です。

妊娠率を上げるために、卵子を発育を促進する排卵誘発剤を用いて卵巣刺激を行う場合もあります。

指導期間は4~6周期くらいですが、年齢や体の状態によっては早期にステップアップをしていくこともあります。

人工授精(AHI)

タイミング法でなかなか妊娠しなかった場合や、精子の数値が悪かった場合、抗精子抗体により自然妊娠が難しい場合などに行います。

採精後、精子を洗浄・濃縮し状態の良い精子だけを子宮内腔に注入していきます。

女性側も、排卵に問題がある場合や、より妊娠率を上げるために排卵誘発剤などを使いながら、精子を迎え入れる準備をしていくこともあります。
その場合は、卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠に注意が必要です。

3~6周期行ってみて、それでも妊娠に至らない場合は、体外受精などへステップアップをしていきます。

体外受精

人工授精(AIH)や自力での受精が難しい、卵管に問題がある場合などに用いられます。

膣から針を刺し、卵巣内の卵子を採取します。その卵子と精子を体の外で受精させ、着床しやすいタイミングで子宮内に戻す方法です。

卵子と精子を受精させるときは、培養液の中で卵子に精子をふりかけ、受精をさせます。

多くは、卵子を発育させる際にホルモン剤で卵巣を刺激し、多くの卵子が採卵できるようにしていきます。
刺激量の強さによって採卵する卵子の数も違ってくるので、自分に合った刺激法で卵子を育てていくことが大切です。

顕微授精

採卵・採精までの流れは体外受精と変わらないですが、受精をさせる際に顕微鏡下で、精子を直接卵子に注入する方法です。

女性の年齢が高く卵子の数が極めて少ない、精子の状態に問題がある、受精障害がある場合に行います。

二人目不妊が改善しない理由

二人目不妊はまず年齢による卵子・精子の質の低下が大きく影響します。
ここを改善するのは、血流を良くし、生殖器を司る腎の機能を上げていく必要があります。

いくら人工的に採卵、採精をしたり、受精卵を作れたとしても、その大元の体の状態が整っていなければ、卵子・精子の質は上がりません。
また受精卵が良かったとしても、それを戻す体の状態が悪ければ着床して継続をしていくのが困難になります。

本八幡鍼灸院での治療方法

本八幡鍼灸院では、卵子・精子の質を高めるために、西洋医学的観点と東洋医学的観点、どちらからも体の状態を把握していきます。

また、ご夫婦関係やメンタルバランスも妊活をしていく上では大切なところなので、カウンセリングなどを通してサポートしていきます。

西洋医学的観点

卵胞期

卵がなかなか育たない、もっと良い卵子を育てたい!

このようなお悩みの方は卵巣の活性化とホルモン調節、血流の改善が重要になってきます。

E2とFSHの分泌を助ける+卵巣へ届けるアプローチをします。

※E2・・・エストロゲン。卵子の発育を助け、内膜を増殖して妊娠の準備をする。
※FSH・・卵胞刺激ホルモン。卵胞の発育とエストロゲンの分泌を促す。

排卵期

卵子が十分に育った後は、骨盤内の血流改善と血液の渋滞緩和+自律神経の調整からリラックスの促進をしていきます。

LH分泌+卵巣に届けるアプローチをします。

※LH・・・黄体形成ホルモン。分泌が一気に増えることにより排卵が起こる。

黄体期

排卵が終わり、子宮内膜に受精卵が着床していく時期です。
高温期がガタガタしたり、短くなってしまう方には特に重要です。

LH分泌を維持して、内膜を厚くフカフカな状態でキープできるようアプローチをします。

※LH・・・黄体形成ホルモン。排卵後は子宮内膜の調整や、妊娠維持に関与する。

東洋医学的観点

腎を補って生殖器の働きを上げる

「腎」というのは、東洋医学的に生殖器や生命力などをつかさどっている臓器です。

この腎が機能低下をすると、生殖能力が衰えたり、老化をしていきます。腎機能をあげていくことは直接的に生殖能力を高めたり、加齢・老化による不妊症の改善・予防をしていきます。

また、冷えやむくみ、睡眠の質の向上にも効果的です。

肝の働きを改善し自律神経を整える

「肝」は自律神経と大きくかかわる臓器です。
肝の疏泄(そせつ)機能によって、メンタルバランスや内臓の働きをのびやかに保つ働きがあります。

その機能が果たせなくなると、イライラしやすい、体の力が抜きづらい、睡眠がうまくとれないなどの症状ができます。緊張状態が強いので、血の巡りも悪くなり、ホルモンバランスが乱れやすく、卵子が育ちにくかったり、排卵しづらいなどの症状が出てきます。

脾胃の機能を上げて体力をつける

「脾胃」は栄養の吸収と分配に大きく関わる臓器です。
この働きが低下すると、体に必要な栄養が供給されずエネルギー不足状態になります。

生殖器というのは直接生命維持には関与しない臓器です。
自分の体自体がエネルギーが足らず弱っている状態だと、自分の命を最優先にするので、生殖器へのエネルギー供給をしなくなります。

常に体が重だるい、食欲がない、月経が止まってしまうなどの症状が出やすくなります。

二人目不妊が改善する理由

本八幡鍼灸院では、鍼灸治療だけでなく様々な手技療法や補助療法を組み合わせながら治療を行うコンビネーション療法を行っております。

鍼灸治療の効果をより引き出し、いち早い体質改善を図ります。

また、ご夫婦間カウンセリングも行い、お二人の間にあるGAPや温度差なども放置せず、お互いのことを理解しながら同じ方向を見て妊活できるようにサポートしていきます。

鍼灸

内臓にアプローチができるツボを使い、臓器の働きを整えていきます。

特に緊張が強い場合には、肝のツボを使ったり、自律神経とかかかわりが強い首の筋肉を緩めます。

またお灸は補う働きが強いので、腎や脾胃が弱っている方への施術は効果が高いです。

頭蓋骨の調整

頭蓋骨は23個の骨で構成されています。その一つ一つの骨が歪むことにより、頭から首にかけての流れが悪くなり、自律神経の不調をきたします。

その結果、ホルモンバランスが崩れやすくなり、卵子や精子の質の低下、情緒の不安など症状を引き起こします。

頭蓋骨の歪みをとることで、自律神経の調整を行います。

スーパーライザー

卵巣につながる卵巣動脈に照射することで、卵巣への血流をアップさせ、卵子の成長促進や質を高めます。

また自律神経に働きかけ、免疫の寛容化ができるので、精子などの異物を必要以上に排除する働きがなくなり、受精がしやすい体へ変えていきます。

ご夫婦カウンセリング

本八幡鍼灸院では、ご夫婦一緒にご来院いただくことを推奨しています。

初診のカウンセリングの際に、お体のことはもちろん、今の妊活への考え方や、ご夫婦間で気になっていることなどもヒアリングし、よりお互いのことを理解できるきっかけにしています。

ストレスは体の老化を早めるので、ご夫婦間での余計なストレスを減らし同じ方向を見て進めるようにサポートしていきます。

患者様の声

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二人目不妊のまとめ

二人目不妊は、自分が妊娠できない。自分が妊娠させてあげられない。
と、事実を受け入れることにまず時間がかかってしまいます。

また、一人目ができたからとあまり気にしないでいることで、いつの間にか時間が経ってしまい、年齢が上がりもっと早くから行動しておけばよかったと後悔する方も多いです。

  • 卵子・精子の質を上げるためにできるだけ血流をあげること
  • 生殖能力を高めるために体質を整えていくこと
  • 一人目よりも多くのストレスがかかる要因があるということ
  • 体型による影響があること
  • ご夫婦の関係性の不妊の原因になることがあること

こういった要因を治療を通して解決できるようにサポートをしていきます。

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                                        監修 本八幡鍼灸院院長 峯岸里美(鍼灸師歴18年)

 

 

 

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